バスケコート併設型コーヒースタンド「ONE THROW」とは?
神奈川県川崎市を通るJR 南武線宿河原駅より徒歩3分の位置に、バスケットコートを併設したコーヒースタンド『ONE_THROW』はあります。
屋外に突如現れたバスケットコートはJR 南武線の線路が隣接。何本もの電車が行き交うなか、コーヒー片手に見知らぬ人と言葉を交わし、さらにはバスケットボールも楽しめるという一風変わったお店です。

ONE THROW ロゴ
代表を務める東海林佳介さんは「バスケコート併設コーヒースタンドを起点に人が集まる場づくりをしたい。」という想いを掲げ、Makuake(マクアケ)でのクラウドファンディングを経て、2021年8月末に同店をオープンさせました。
バスケ部出身という東海林さんは、柔らかな人柄で誰からも好かれる方といった印象。今回取材で訪れた際に、お客様へお話を伺うと東海林さんのファンと笑顔で答えてくれました。東海林さんのスポーツマンらしい快活で爽やかな接客姿も人気の秘訣でしょうか。

代表・東海林佳介さん
コンセプト
「ONE THROW」はこういう場所!

コート

ゴール

シュート!
オープンから、もうすぐ丸2年。
代表の東海林さんにお話を伺いました。
「ONE THROW」について聞いてみた!

編集部
オープンからこの夏で丸2年となりますが、振り返ってみていかがですか?

東海林さん
凄く長く感じる感覚と短く感じる感覚もあります。
一番強く思うのはこれだけ色々と試して、まだ2年かという感想でしょうか。

編集部
なぜ「バスケットコート併設型コーヒースタンド」を作ろうと思ったのでしょうか?

東海林さん
きっかけとしては人の繋がる場を作りたいと思ったからです。
その際に自分がずっと続けていたバスケットボールとコーヒーというアイテムを組み合わせて、場所作りを目指しました。

唯一無二のお店だと思いますが、オープン前に想像していたことと違った!という苦労や発見はありますか?

東海林さん
とにかく開けた場所なので、オープン過ぎる雰囲気が意外と入り辛いという意見になるほどと思いました!
また、周りから見られるのも恥ずかしいという方もいらしてそこは想定外でした。

編集部
夕方になると地域の小学生も多く遊びに来ていますね!他にはどういったお客様がいらっしゃいますか?

東海林さん
小さなお子様がいるご家族がメインではありますね。
幼稚園くらいのお子様をバスケコートで遊ばせて、コーヒーを飲みながら見守っていらっしゃることが多いでしょうか。
ご高齢の方が散歩がてら、コーヒーをお持ち帰りされることもあります。
また、遠方だと静岡の方がいらっしゃいました。
宿河原に3人制バスケのプロの方がいるのですが、その方の発信する情報を見て気になり、都内へ来るタイミングで寄っていただけました。

編集部
劇場版のスラムダンクが大人気となっています。原作は見ていましたか?

東海林さん
はい、それはめちゃくちゃ見ていましたね。ど真ん中の世代ではないですが、周りも見ている友達は多かったです。
私の人生には欠かせない漫画ですね。
バスケは中学から始めて、30歳の今も続けています。 ポジションはセンターです。
ちなみにスラムダンクは翔陽の花形がお気に入りです。湘北戦でピンチを迎えた際に、花形が奮闘して藤真を休ませたシーンが好きです。

編集部
営業していく上で、重要視していることや気を付けていることはありますか?

東海林さん
ひと言でいうと「店員」にならないようにしています。
なるべく機械的というか、マニュアル的な店員にはなりたくない。
ありがとうございますだけでなく、フランクな関係性を意識しています。

編集部
最後に東海林さんから、お客様に向けて何かひと言お願いします!!

東海林さん
バスケをやったことが無い方でも、一度当店で「ワンスロー」していただければ、忘れていた楽しさを感じられるかも知れません。
ご来店をお待ちしております!!
アクセス
〒214-0021
神奈川県川崎市多摩区宿河原3-8-3
JR 南武線宿河原駅より 徒歩3分
リンク
ONE_THROW - バスケットコートとコーヒースタンド
ONE_THROW