セガサターン版「バーチャファイター」ってどんなゲーム?
移植の完成度はどのくらいだったの?
操作方法は?
当時2D格闘ゲームの操作は、レバー+6ボタン形式や4ボタン形式が主流で、ボタンはそれぞれ強弱に分かれていました。また、技コマンドがどんどん複雑化していく中、バーチャファイターはそれらとは異なり、P(パンチ)+K(キック)+G(ガード)の3ボタン構成で、シンプルかつ分かりやすものでした。
ただ、相手と逆方向へレバーを傾けガード動作する従来の2D格闘ゲームファンからは、Gボタンでガードする方式は当初敬遠されていました。

何(なに)キャラクター使いでしたか?

個性的なキャラクターたち
セガサターン版裏技一覧
【デュラル使用】
キャラ選択画面で「下→上→右→左+A」。音が鳴れば成功。
【簡易セレクトモード】
VSモードで勝敗確定後、すぐにL or Rを押したままにする。CDアクセスなしのモードになる。
【スペシャルオプション】
タイトル画面の「PRESS START BUTTON」表示中に、上12回押し、すぐにスタートを押してからオプションに入る。「K.O.」という声がしたら成功。
【真のアーケードモード】
タイトル画面で、X、Y、Zを同時押しする。
【デモでスタッフロール表示】
ゲームデモが流れている間にAを押し続ける
【段位認定モード】
アーケードモードをクリアorタイトル画面で「PRESS START BUTTON」表示中に右下、C、Y、L、R、スタートを同時押しする。
【カゲの声が限定される】
対戦でどちらかの連勝数が7 or 11 or 15の時にカゲを選択し、カゲのステージでプレイ
【鉄山靠投げ】
アキラが鉄山靠を出したらすぐに投げ→距離に関係せず投げ確定
【リングが消える(完全にバグ技のようです)】
アーケードモードクリア後、ネームエントリー画面でA、B、C、スタート同時押しでリセットし、再度ゲームを開始。
セガサターン版「バーチャファイター」の意義とは
待ち望んでいたアーケード版「バーチャファイター」がセガサターンに移植される、このニュースに当時3D格闘ゲームファンは心を踊らせました。ローンチタイトルのため、ハードも発売早々爆発的に売れ、品薄状態が続きました。
今でこそゲーム機事業からセガは撤退してしまいましたが、当初はPlaystationと家庭用ゲーム機の覇権争いを繰り広げていました。それまで格闘ゲームに縁の無かったライトユーザーが、家庭用で練習しゲームセンターで「本番」の闘いに挑む、それ程までにのめり込んだセガサターン版「バーチャファイター」はセガの一時代を支えたソフトであると言えます。