
クロックタワー(機種: スーパーファミコン・Windows・PlayStation・ワンダースワン等)
ストーリー
山間部にひっそりと佇む屋敷。主人はバロウズ、館には大きく高くそびえ建つ時計塔があり、この時計塔の大きな鐘の音を合図に周りの人々は生活をしていた。そして何時からか人々は、館を「CLOCK TOWER」と呼ぶようになった。
しかし、ある時を境に鐘の音は途絶え、人々の記憶から消えていった。
とある孤児院「グラニット孤児院」に、5歳で父親と母親と別れたジェニファーという少女がいた。
そしてある日、彼女と孤児院の教師、3人の友人、と共に新しい養育先へと向かった。
しかし、その養育先が昔、「CLOCK TOWER」と呼ばれた館だと誰も知らなかった、ただひとりを除いて。
登場人物

ジェニファー・シンプソン
クロックタワー - Wikipedia

ロッテ

メアリー・バロウズ

アン

ローラ

ボビィ・バロウズ

ダン・バロウズ
もどかしさと恐怖を感じる演出達
クリックポイント
基本的な操作等は画面上のカーソルのような物を動かし操作するのだが、これがとてつもなくいやらしい。
調査対象をにカーソルを合わせるとカーソルの変化で調査対象化なのか確認できるのだが、物凄くシビアなのだ。その為、前回調査した場所ですら、信用ならない。
しかも、移動に関しても、あくまでプレイヤーは「キャラクターに間接的に支持する」のみなので思いもよらぬ行動をジェニファーが起こす事もありうるのだ。
またBGMも秀逸と言わざるを得ない程、恐怖を誘う。
このBGMはクロックタワー内に突如として現れる大きなハサミを持った奇怪な生き物「シザーマン」に追いかけられる際に流れるのだが、このBGMと、もどかしい操作性によって、緊張感は最高潮に達するだろう。
実際にプレイすると、この恐ろしさが分かって貰えると思うが、とにかく主人公のジェニファーは思い通りに動かず、後ろからはシャキンシャキンとならすハサミを持つ異形の生物、そしてこのBGM。
なんとか逃げ切った時の脱力感とも疲労感とも言えぬ疲れとコントローラーが気味悪い程ベタつく手汗の量で自身に緊張感を感じていた事を教えてくれるのだ。
いまだに人気は高い
続編が作られていたり、リメイクやダウンロードコンテンツとしても復活している為、ツイッターやゲーム実況としても探せば結構出てくる。
エンディング
なお、クロックタワーはマルチエンディングシステムの為、多数のエンディングがある。
更にエンディングランクSを取る為には、かなり細かな調査や全く関係無い物には見向きもせず進まならなければならない為、初見であればまず無理だろう。
ちなみにSランクであっても友人二人は死ぬが、一番の親友であるロッテが生き残る為、後味の悪さは多少なりとも少ない。
大まかであるが、大体のエンディングを3種類程ご紹介させていただく。

中々にトラウマレベルの演出である。

いきなりエレベーターが演出もなかなか

やっと気味の悪い館の真相を知り、全てを終えた所で朝日が昇る。
他にも違うエンディングや細かな演出、荒いグラフィックなども違う意味で恐怖を強調しているし、見所は多くホラーゲームの好きな方は是非ともプレイして欲しいと思う。