映画「男はつらいよ」のベストマドンナ:吉永小百合・浅丘ルリ子・若尾文子・榊原るみ・八千草薫 ほか

映画「男はつらいよ」のベストマドンナ:吉永小百合・浅丘ルリ子・若尾文子・榊原るみ・八千草薫 ほか

映画「男はつらいよ」に出演した前田吟さん(寅次郎の妹さくらの夫・諏訪博役)と佐藤蛾次郎さん(柴又題経寺の源吉役)がベストマドンナをセレクトしました。(週刊現代 2016年新春特別版 国民の映画『男はつらいよ』 「寅さん」渥美清を語ろう より)


吉永小百合 「男はつらいよ」第13作「寅次郎恋やつれ」(1974年8月3日公開)

『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』(おとこはつらいよ とらじろうこいやつれ)は、1974年8月3日に公開された日本映画。マドンナ役に再び吉永小百合をむかえた男はつらいよシリーズ第13作目。同時上映は『超能力だよ全員集合!!』。

柴又慕情で、歌子の結婚に強く反対する父(宮口精二)を必死で説得して、恋する女性のために一肌脱いだ寅次郎だったが、その歌子と津和野で再会。懐かしい思い出話に花を咲かせた。

しかし、そこで歌子から思わぬ話を聞かされて寅次郎は愕然とする。苦労の末に結ばれた夫とは早々に死に別れ、未亡人として婚家で姑らとともにつつましく生活をしているというのだ。

歌子は図書館に勤めながらひっそりと暮らしを続けていたが、その姿に哀れみを感じた寅次郎は、歌子を元気付けるために、とらやに招待した。歌子は下宿し、久しぶりに楽しい時間を過ごすようになった。が、歌子は伊豆大島にある心身障害児の施設で働くことになった。
(出典:Wikipedia「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」)

「男はつらいよ」第13作「寅次郎恋やつれ」(1974年8月3日公開)のマドンナ・鈴木歌子役:吉永小百合

吉永 小百合(よしなが さゆり、1945年3月13日 - )は、日本の女優、歌手である。本名、岡田 小百合(おかだ さゆり)。東京都渋谷区代々木西原町(当時)出身。そのファンは、「サユリスト」と呼称される。

1960年代を代表する人気映画女優で10年間で70本以上の映画に出演した。吉田正(作曲家)の門下生として、数多くのレコードを世に送り出している。早稲田大学第二文学部西洋史学専修卒業、学位は文学士(早稲田大学)。夫はフジテレビディレクター、共同テレビ社長、会長、取締役相談役を歴任した岡田太郎。

「日活の看板女優」として、浜田光夫と共に1960年代の日本映画界に一大旋風を巻き起こした。従来の男性アクション映画路線がマンネリ化していた当時の日活にとって、吉永・浜田コンビの純愛&青春映画路線は、新たな日活映画ファンの獲得と支持を集めた。

特に、『キューポラのある街』、ベストセラーを映画化した『愛と死をみつめて』などは世間から熱い注目を集めた。ブロマイドがあまりの売れ行きに店頭から姿を消すなど、爆発的に売り上げを伸ばした。1964年(昭和39年)、1968年(昭和43年)、1969年(昭和44年)と、年間売上実績で女性部門1位に光輝いた。

吉永主演映画の原作者でもある川端康成・石坂洋次郎といった作家にも寵愛され、川端は吉永に会いたいために山奥の伊豆の踊子のロケ現場を突然訪ね、石坂は吉永が演じることを想定して作品を綴り上げた。
(出典:Wikipedia「吉永小百合」)

吉永小百合 「男はつらいよ」第13作「寅次郎恋やつれ」(1974年8月3日公開)

吉永小百合さんは下町を思わせる映画「キューポラのある街」に主演していたこともあり、寅さんシリーズにも適役だった(前田吟)

前田吟「吉永小百合さんも忘れられないマドンナだよ。僕たちと同世代でもあるし、綺麗だった。寅さんに通ずる下町を描いた映画をそれまでにこなしてきたし、今も現役でやっているから。」

出典:週刊現代 2016年新春特別版 国民の映画『男はつらいよ』 「寅さん」渥美清を語ろう

吉永小百合 「男はつらいよ」第13作「寅次郎恋やつれ」(1974年8月3日公開)

吉永小百合 「男はつらいよ」第13作「寅次郎恋やつれ」(1974年8月3日公開)

吉永小百合 「男はつらいよ」第13作「寅次郎恋やつれ」(1974年8月3日公開)

浅丘ルリ子 「男はつらいよ」第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年8月2日)

『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(おとこはつらいよ とらじろうハイビスカスのはな)は、1980年8月2日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの第25作目。リリー三部作の完結篇。

博が街でリリーを見かける。リリーは寅次郎に逢いたいと博に告げる。とらやで、寅次郎の噂をしていると、偶然寅次郎から電話があり、リリーが逢いたがっていると伝えると、寅次郎は興味を見せない素振り。

しばらくして、寅次郎は柴又に帰ってくる。しかし間の悪いことに、とらや一行は水元公園にピクニックへ出掛ける所であった。慌てて、荷物を隠し体裁を取ろうとするさくら達。その事で機嫌を損ねた寅次郎は、さくら達と大喧嘩をする。

出て行こうとする寅次郎の下へ、手紙が届く。手紙の内容は、リリーが沖縄で病気で倒れたとの事で、寅次郎はあわてて沖縄に向かおうとする。皆で相談しあった結果、飛行機で行く事に決まるが、寅次郎は断固拒否する。博に説得されしぶしぶ了解するが、翌日飛行場で柱にしがみつき駄々をこねる。そこへ通りかかったスチュワーデスに連れられ搭乗し、なんとか沖縄へと飛び立つ。

寅次郎と再会したリリーは涙を流し喜ぶ。次第に、彼女の病気はよくなり、漁師町で一緒に生活を始める。しかし、その一方で地元の娘と浮かれる寅次郎。ある日、ちょっとしたことで二人は大喧嘩。翌日リリーは沖縄を去ってしまう。寅次郎は慌てて身支度を整え、手近な船に乗り、東京へ戻ろうとする。

島伝いに、時に行き倒れになりながらも、なんとか柴又にたどり着いた寅次郎。そこで、偶然リリーに再会し、おおいに喜び合うのであった。さくらは、リリーに寅次郎と結婚して欲しいと漏らし、寅次郎も「俺と所帯を持つか」と発言するが、リリーは冗談として聞き流す。そうして、柴又駅で二人は悲しく別れるのであった。好き合いながらも、お互いのプライドや体裁で一緒になれないリリーと寅次郎であった。
(出典:Wikipedia「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」)

「男はつらいよ」第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年8月2日)のマドンナ・リリー役:浅丘ルリ子

浅丘 ルリ子(あさおか ルリこ、1940年7月2日 - )は、日本の女優。本名、浅井 信子(あさい のぶこ)。愛称はルリルリ。
身長156cm、体重35kg。サイズ B79/W53/H75 血液型はA型。前夫は石坂浩二。

日本映画全盛期に一世を風靡した日活アクション映画における代表的なヒロインであり、小林旭の『渡り鳥』『流れ者』『銀座旋風児』の三大アクション・シリーズや 石原裕次郎のムード・アクション・シリーズ(『赤いハンカチ』(1964年)、『夕陽の丘』(1964年)、『夜霧よ今夜も有難う』(1967年)等)など多数の作品でヒロイン役を演じた。
(出典:Wikipedia「浅丘ルリ子」)

浅丘ルリ子 「男はつらいよ」第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年8月2日)

浅丘ルリ子さんの妖艶さが漂う最終作のみならず、寅さんとの啖呵を切った掛け合いが非常に素晴らしい(佐藤蛾次郎)

佐藤蛾次郎「今までどんなマドンナとも結ばれなかった寅さんが、いよいよ結ばれたかもしれないと思わせる幸せな結末がいい。」

前田吟「寅さんとリリーさんは、両方の掛け合いが絶妙だった。」

出典:週刊現代 2016年新春特別版 国民の映画『男はつらいよ』 「寅さん」渥美清を語ろう

浅丘ルリ子 「男はつらいよ」第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年8月2日)

浅丘ルリ子 「男はつらいよ」第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年8月2日)

浅丘ルリ子 「男はつらいよ」第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年8月2日)

浅丘ルリ子 「男はつらいよ」第25作「寅次郎ハイビスカスの花」(1980年8月2日)

若尾文子 「男はつらいよ」第6作「純情篇」(1971年1月15日)

【ストーリー/あらすじ】
長崎県、五島列島の福江島に出かけた車寅次郎(渥美 清)は、その途中で子連れの若い女・絹代(宮本信子)と道連れになる。絹代の哀れな境遇に同情した寅さんは、実家まで送り届けたが、父・千造(森繁久彌)の言葉は意外にも冷たかった。男になって錦を飾るまでもう二度と柴又へは帰るまいと決心するが、望郷の念にかられ足はいつしか懐かしの柴又に向かう。

その頃柴又の「とらや」では、おいちゃん(森川信)、おばちゃん(三崎千恵子)、さくら(倍賞千恵子)たちが寅さんの噂ばなしに花を咲かせていた。数日前、「とらや」におばちゃんの遠縁にあたる、美しき人妻・夕子(若尾文子)が、夫と別居して二階に間借りしていた。そこへ、ひょっこり帰って来た寅さんは、自分の部屋に下宿人がいることに腹を立て旅に出ようとするが、現れた夕子を一目見るなり、たちまちのぼせ上がり旅に出るのをやめてしまうのだった。

出典:テレビ東京「山田洋次監督50周年名作シネマ特別企画 男はつらいよ純情篇デジタルリマスター版」

「男はつらいよ」第6作「純情篇」(1971年)のマドンナ・明石夕子 役:若尾文子

若尾 文子(わかお あやこ、本名:黒川 文子、1933年11月8日 - )は、日本の女優。亡夫は建築家の黒川紀章。

東京府東京市荒川区(現:東京都荒川区)に5人兄姉の末っ子に生れ育つ。第二次大戦中は父親の仕事の関係で宮城県仙台市に疎開していた。宮城県第二女子高等学校中退。文子は1951年に大映の第5期ニューフェイスとして映画界入り。

1952年、急病で倒れた久我美子の代役として、小石栄一監督の『死の街を脱れて』で銀幕デビュー。翌1953年に映画『十代の性典』がヒットし、マスコミから性典女優と酷評されるも知名度は急上昇した。それ以降も出演作を重ね人気女優としての地位を築く。同年の映画『祇園囃子』(1953年)では溝口健二監督に起用され、女優としての実力を発揮し、性典女優の蔑称(汚名)を返上し、熱演が高く評価された。

以降、日本映画を代表する正統派美人女優の一人となり、京マチ子、山本富士子と並ぶ大映の看板女優と謳われ、160本以上の映画に主演した。和服姿の艶やかな美貌から、未だに海外での人気が高い。 川島雄三により、本格派女優に鍛え上げられた。
(出典:Wikipedia「若尾文子」)

若尾文子 「男はつらいよ」第6作「純情篇」(1971年)

「若尾文子さんは地味な寅さん映画に華やかさをもたらしてくれた」(前田吟)

前田吟「「純情篇」のマドンナは若尾文子さんだったけれど、あんなに頭が良くて上品で、着物も似合ういいオンナが、寅さんのような人と接点ができるのだろうかと最初は不思議だった。

でも物語が進むにつれて、寅さんが好きになるオンナを若尾さんが演じていることに驚いた。

俺たちはごく普通の地味な下町の人たちを演じているから、正月映画としては、華やかさがない。その中でやっぱり若尾さんは光っていて、「女優さんが出演するというのはこういうことなのか」と感じたよ。」

出典:週刊現代 2016年新春特別版 国民の映画『男はつらいよ』 「寅さん」渥美清を語ろう

若尾文子 「男はつらいよ」第6作「純情篇」(1971年)のマドンナ

若尾文子 「男はつらいよ」第6作「純情篇」(1971年)のマドンナ

若尾文子 「男はつらいよ」第6作「純情篇」(1971年)のマドンナ

若尾文子 「男はつらいよ」第6作「純情篇」(1971年)のマドンナ

榊原るみ 「男はつらいよ」第7作「奮闘篇」(1971年4月28日)

『男はつらいよ 奮闘篇』(おとこはつらいよ ふんとうへん)は、1971年4月28日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの7作目。同時上映は『花も実もある為五郎』。

「近々嫁をもらう」という便りを元に、寅次郎の産みの親・お菊(ミヤコ蝶々)がとらやを訪ねてきた。そこへふらりと寅次郎本人が帰ってくるが、菊は「相変わらず独り身で迷惑ばかりかけている」とだらしない生活振りに怒り始め、嫌気が差した寅次郎はたった一晩いただけで柴又から旅立ってしまう。

そして静岡で啖呵売をし始めた寅次郎は、ひょんなことから津軽訛りの少女花子(榊原るみ)と沼津で知り合った。花子が普通の女の子よりやや頭が弱いことに気が付いた寅次郎は放っておけなくなり、とらやの住所をひらがなで書いたメモを渡し「“とらちゃんに聞いてきた”と言えばいい」と告げて二人は別れる。

 やがて桜の季節を迎えた柴又のとらやに、ひょいと花子が訪ねてくる。そこへ寅次郎も戻ってきたため再開を果たす二人。とらやの面々は花子の肉親を探そうと提案するが、寅次郎は俺が花子の面倒を見るといって聞かない。

そして寅次郎の大袈裟とも思える世話やきっぷりに唖然とする一同だが、当の花子は寅次郎にいつしか好意を抱くようになっていき、ついには「とらちゃんの嫁コになりたい」と打ち明ける。戸惑う寅だが、いつしか本気で世帯を持つことを考えるようになってしまい、挙句その話がお菊にまで伝わったことにさくら達は不安を隠せない。

 そんなある日、寅次郎が不在の折に、花子の教師をしていた福士先生(田中邦衛)がとらやを訪れ、花子を連れて津軽へ帰ってしまう。それを知った寅次郎は……
(出典:Wikipedia「男はつらいよ 奮闘篇」)

「男はつらいよ」第7作「奮闘篇」(1971年4月28日)のマドンナ・太田花子役:榊原るみ

榊原 るみ(さかきばら るみ、1951年3月5日 - )は、日本の女優。東京都渋谷区広尾出身。東映マネージメント所属。

幼児のころから雑誌モデル・女優業を行っており、舞台、テレビなどで幅広く活躍した。1970年代前半の映画『男はつらいよ 奮闘篇』、テレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』のヒロイン役や『気になる嫁さん』などへの出演で人気を博す。
父は芝浦工業大学名誉教授の榊原秋策。

娘の松下恵も女優として活動している。生まれてから1999年に19年間連れ添った前夫と離婚するまで、広尾の実家住まいだった。映画監督のすずきじゅんいちと1年半にわたる同棲生活を送った末、2001年1月16日に入籍再婚する。すずき監督の映画『ひとりね』では、引退覚悟でオナニーシーンに果敢に挑み、過去の清純派のイメージを脱却した。

夫のすずきと共にロサンゼルスに移住し、夫の仕事である映画プロデュースを手伝っていた。
2010年9月29日、ラスベガス近くで夫妻の乗った自動車が自損事故を起こし、助手席に乗っていた彼女も指の複雑骨折など重傷を負った。運転していたすずきは、脊髄の一部などを骨折。意識不明のままヘリコプターで病院に搬送されたが、命に別条はなく、榊原も1日で退院した。
上記の事故がきっかけで11年間のアメリカ生活に終止符を打ち、帰国。現在は、仕事に復帰している。
(出典:Wikipedia「榊原るみ」)

榊原るみ 「男はつらいよ」第7作「奮闘篇」(1971年4月28日)

榊原るみさんは当時の集団就職という世相を反映してか、漂う東北の匂いが良い(前田吟)

前田吟「榊原るみ(青森出身の少女・太田花子役)さんは当時の集団就職という世相を反映してか、漂う東北の匂いが良い」

出典:週刊現代 2016年新春特別版 国民の映画『男はつらいよ』 「寅さん」渥美清を語ろう

榊原るみ 「男はつらいよ」第7作「奮闘篇」(1971年4月28日)

榊原るみ 「男はつらいよ」第7作「奮闘篇」(1971年4月28日)

榊原るみ 「男はつらいよ」第7作「奮闘篇」(1971年4月28日)

榊原るみ 「男はつらいよ」第7作「奮闘篇」(1971年4月28日)

八千草薫 「男はつらいよ」第10作「寅次郎夢枕」(1972年12月29日)

『男はつらいよ 寅次郎夢枕』(おとこはつらいよ とらじろうゆめまくら)は、1972年12月29日に公開された日本映画。男はつらいよシリーズの10作目。同時上映は『舞妓はんだよ全員集合!!』。
国鉄の「ディスカバー・ジャパン」のキャンペーンポスターにも使用された。

寅次郎が旅先から帰ってみると、幼馴染の千代(八千草薫)が美容院を開業していた。「お千代さん」と再会した寅次郎は、その美しさにたちまち友達以上の感情を抱くようになり、暇を見つけては千代との逢瀬を楽しんだ。

ところが、とらやに間借りしている大学教授(米倉斉加年)も密かに「お千代さん」に好意を抱いていたことが発覚。寅次郎とは初対面のとき、礼に則って的屋流 、話はどんどんややこしくなっていく。「私、寅ちゃんとなら一緒に暮らしてもいい」奮闘篇に続きプロポーズされるが…。
(出典:Wikipedia「男はつらいよ 寅次郎夢枕」)

「男はつらいよ」第10作「寅次郎夢枕」(1972年12月29日)のマドンナ・志村千代役:八千草薫

八千草 薫(やちぐさ かおる、1931年(昭和6年)1月6日 - )は、日本の女優。所属事務所は柊企画。大阪府出身。プール女学院出身。愛称はヒトミ、ヒトミちゃん(本名に由来)。公称身長154センチ。

幼少時に父を亡くし、母一人・子一人で育つ。思春期がちょうど戦時中であり、自宅も空襲で焼け、「色のある」「夢のある世界」に飢えていたことから華やかな世界にあこがれた。

プール女学院在学中に宝塚音楽学校に合格し、1947年に宝塚歌劇団入団(同期には淀かほる、百ちとせらがいる)。宝塚入団時の成績は50人中19位。

入団当初は『分福茶釜』の狸などコミカルな役を当たり役としたが、1952年『源氏物語』の初演で可憐で無垢な若紫(紫の上の少女時代)を内・外面とも見事に表現し、絶大な評判と人気を博した。以降は美貌・清純派の娘役として宝塚の一時代を風靡、同年から劇団内に新設された映画専科に所属した。1951年の『虞美人』、1952年の『ジャワの踊り子』にも出演している。

宝塚在団中から東宝映画などの外部出演をこなしており、当時のお嫁さんにしたい有名人の統計で、たびたび首位に輝いた。
1957年5月31日付で歌劇団を退団。最終出演公演の演目は花組公演『みにくい家鴨の子/王春讃歌』。

退団後はテレビドラマでのおっとりとした良妻賢母役が好評で、多くの作品に出演。一方、『岸辺のアルバム』での家族に隠れて不倫する主婦役では従来のイメージを覆し、テレビドラマ史に残る名作となった。

私生活では1957年に映画監督の谷口千吉と結婚。人気・好感度絶頂の八千草と、親子ほどの年の差があり、しかも三度目の結婚となった谷口の組み合わせは当時多方面で話題・波紋を呼んだ(夫婦に子はなかったが、おしどり夫婦として知られ、結婚50年目となった2007年に死別するまで連れ添った)。

「宝塚時代の経験が、仕事はもちろん、趣味の山歩きでも活きている」と述べており、自然環境保全審議会委員を務めたこともある。

穏やかな外見とは裏腹に、『赤い疑惑』では、主演の山口百恵のスケジュールの都合で細切れ断片的な収録を余儀なくされたことに納得できず、自ら途中降板するなど、仕事に妥協しない厳しい一面も持っている。
(出典:Wikipedia「八千草薫」)

八千草薫 「男はつらいよ」第10作「寅次郎夢枕」(1972年12月29日)

八千草薫(寅さんの幼馴染・志村千代役)さんは寅さんと結婚するんじゃないか、と思わせる雰囲気に酔う(佐藤蛾次郎)

八千草薫 「男はつらいよ」第10作「寅次郎夢枕」(1972年12月29日)

八千草薫 「男はつらいよ」第10作「寅次郎夢枕」(1972年12月29日)

八千草薫 「男はつらいよ」第10作「寅次郎夢枕」(1972年12月29日)

八千草薫 「男はつらいよ」第10作「寅次郎夢枕」(1972年12月29日)

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