番組解説
オープニング「不思議色ハピネス」
キャラクター
香月舞(かづき まい)
トポ
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マジカルエミ
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左・中森 洋輔(なかもり ようすけ) 右・中森 晴子(なかもり はるこ)
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ヤングマジカラット
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結城 将(ゆうき しょう)
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小金井 滋(こがねい しげる)
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あらすじ
あたし、香月舞。マジックは好きだけど、やるのはちょっと苦手な11歳。
ある日おじいちゃんたちの魔術団マジカラットのマジックショーの手伝いをしていたら不思議な鏡を見つけたの。覗いていたら、中からトポって言う妖精が現れて、望みを叶えてくれるって言うんだ。
「マジックが上手になりたいな」
するとトポはあたしを成長させて、魔法のマジシャン・マジカルエミに変身させたんだ。あたしの苦手なマジックを簡単にやってしまうエミはすぐに注目を浴びて、クラスメイトの小金井君のお父さんにスカウトされてテレビにも出演。アイドルマジシャンとして、ますます忙しくなってきたの。
「マジックが上手にできるのは楽しいし嬉しいけど何か、あたしじゃないみたい・・・」
魔法が無くても一生懸命頑張るマジカラットのメンバー、体だけで立ち向かう将のボクシング・・・。そんな姿を見てきて考えていたあたしは、1本のフィルムに出会ったの。
そこにはエミになる前のあたしより不器用で、だけど絶えず練習する憧れのエミリーの姿があったんだ。マジックが成功した時の笑顔を見た時、自分の手でやるからこそ喜びがある事に気づいたあたしは決めたの。「魔法を返そう」って。
エミリー・ハウエル
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最終回「さよなら 夢色マジシャン」
マジカルエミ・エミリー賞受賞記念公演。それはマジカラット解散の時、そしてエミが消える時。
公演数日前。舞を除くマジカラットメンバーと将の食事中に、洋輔はマジックスクール開校の話を切り出す。驚きながらも、子供たちにマジックの魅力を伝えたいと言う洋輔を応援するメンバーと将。そんな中、進はある決意を固める。
「エミは舞の夢さ」その夢を実現させ、それ以上に大切な事を気づかせてくれたお礼を舞が告げるとトポは思わず涙ぐんでしまった。
公演前日。アメリカ行きの準備に忙しい明とユキ子。アメリカ行きを取りやめ、洋輔を手伝うと切り出す進。授業も上の空でマジックの練習に励む舞。それぞれの時間が静かに、しかし確実に流れて行く。
下校途中でも公園で練習する舞。それを見ていた幼女が舞にたずねる。
「お姉ちゃん、魔法使い?」「エヘヘ、そうよ」
「あたしも魔法使いになれるかなぁ・・・?」
「一生懸命お願いすれば、きっとなれるよ」
それはあたかも自分に言っているかの様である。
公演前夜。マジカルエミとして過ごした日々と、これからの自分に思いを馳せる舞。トポは改めて舞に聞いた。
「(魔法を返す事=エミには二度となれない事に)後悔しないか?」
「同じ後悔するなら、自分で決めた通りやった方がいい」
舞の力強い答えに微笑むトポ。
公演当日。トポと一緒に会場入りした舞はエミに最後の変身。将と小金井に、それぞれすれ違いざま、別れの言葉を告げエミはステージに上る。
ラストマジックはエミの出した分身が消えると、次々とマジカラットメンバーが登場すると言う物。その最中トポは鏡の国へと帰って行った。それと同時、ステージ上のエミの姿が消え、その場所には舞の姿が。
大歓声で幕を閉じた公演終了後のステージ。観客のいない客席に座らせたトポ(だったぬいぐるみ)にマジックを披露する舞。しかし、まだまだおぼつかない。黙って消えたトポを想い涙ぐむ舞に、優しく手を差し伸べる将。それは、今まで小馬鹿にして来た舞のこれからの真摯な努力、成長を見守ろうと言う将の姿勢。将と一緒に帰ろうと会場から出る時、ふと舞台を見つめる舞。それは『素敵なマジシャンになって必ずここ(舞台)に立つ』と言う決意の表れ。雪降る夜の街を、これからの事を思い笑顔で走り出す舞の姿でこの物語は終わる。
途絶える事の無い川の流れ。枯れ行く花も人の助けによって、また花を咲かせる。これまでも、そして、これからも。
エンディング「あなただけDreaming」
蝉時雨
放送終了後、1986年にリリースされたOVA(オリジナルビデオアニメーション)。
関連書籍
OVA発売に合わせて発行された書籍。
マジカルエミ ベストコレクション ―蝉時雨―
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アニメージュ文庫 そんなことないよ
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ラストパターンの系譜
〈魔法少女もの〉のラストには様々なパターンがある。魔法の力を失ったり、魔法の国へ帰ったり。この「魔法を手離し、自分の力で進んでいく」パターンで、『おジャ魔女どれみ』(「ドッカ~ン」最終回=シリーズ終了)を思い出した人もあったのでは無いでしょうか?