「あこがれ」をもう一度。時代を超えた玩具たちが敦賀に集結
福井県敦賀市、港の情緒を今に伝える「敦賀赤レンガ倉庫」。ノスタルジックな雰囲気漂うこの場所で、2026年3月12日(木)から5月12日(火)までの約2ヶ月間、春の特別企画展「あの時の、あこがれ。- 昭和・平成のOMOCHA展 -」が開催されます。テレビの中のヒーローやヒロインになりきって遊んだ日々、手のひらサイズの玩具を握りしめて友だちと駆け回った記憶。本展では、そんな誰もが心の中に持っている「あの時のあこがれ」をテーマに、昭和・平成の玩具たちを展示します。
今回の企画展が目指すのは、単に古いおもちゃを並べて「懐かしい」と感じてもらうだけではありません。かつて子供たちが玩具に託した「あこがれ」や、小さなプラスチックやブリキの塊から無限に広げた「想像力」そのものを見つめ直す試みです。高度経済成長期の熱気を感じさせる昭和のブリキ玩具から、ゲームやキャラクター文化が花開いた平成のベストセラー玩具まで。時代の変遷と共に形を変えながらも、常に子供たちのそばにあり続けた「OMOCHA(おもちゃ)」たちの姿を通じて、来場者それぞれの記憶の中にある「やさしい時間」を呼び起こします。春の敦賀赤レンガ倉庫は、大人にとってはタイムマシンのような、子供にとっては新鮮な驚きに満ちた空間となるでしょう。
チラシ(表)
巨大フォトスポットも登場!見て、撮って楽しむ展示構成
展示内容は、大きく4つのテーマで構成されています。「いつだって一緒に連れて歩き勇気をくれたOMOCHA」では、肌身離さず持ち歩いたぬいぐるみやフィギュアなどを紹介。「動かしてみると夢が膨らみ世界が広がったOMOCHA」では、乗り物玩具や可動ギミックのある玩具に焦点を当てます。また、「いつかきっと!みんなで集まって夢中でチャレンジしたOMOCHA」では、友だちや家族と熱中したボードゲームや対戦型玩具を、「キラキラな世界にあこがれてなりきって遊んだOMOCHA」では、変身アイテムや憧れの職業のごっこ遊び玩具などを展示します。
さらに、本展の見逃せないポイントとして、会場内には巨大なヒーローたちのフォトスポットが登場します。テレビ画面の向こう側で輝いていた憧れの存在と、同じ空間で並んで写真を撮ることができる貴重な機会です。SNS映えも抜群のこのスポットは、かつての少年少女だった大人たちを童心に帰らせてくれること間違いなしです。展示されている玩具一つひとつに込められた当時の職人の技術や、パッケージデザインの変遷など、大人ならではの視点でディテールをじっくり観察するのも面白い楽しみ方です。ジオラマ館という独特の空間演出と相まって、おもちゃたちが今にも動き出しそうな、不思議な没入感を味わうことができるでしょう。
週末限定ワークショップで「自分だけの宝物」作り体験
会期中の4月4日(土)と4月5日(日)の2日間には、実際に手を動かして楽しむワークショップ「カシャカシャTOYのキーホルダーを作ろう!」が開催されます。このワークショップでは、お気に入りのおもちゃパーツを選び、カラフルなビーズやスパンコールと一緒に閉じ込めて、振るとカシャカシャと音が鳴るオリジナルのキーホルダーを作ることができます。
参加費は300円とお手頃で、各日先着50名限定(午前の部10:00~12:00/午後の部13:00~15:00)。子供たちが自分の感性でパーツを選び、世界に一つだけの「OMOCHA」を作り上げる体験は、本展のテーマである「想像力」を育む素晴らしい機会となるはずです。作ったキーホルダーは、来場の記念としてバッグにつけたり、友だちに自慢したりと、イベントの思い出を家に持ち帰る素敵なお土産になります。また、会場スタッフにSNSへの投稿画面を提示すると限定ステッカーがもらえるキャンペーン(無くなり次第終了)も実施されるなど、来場者参加型の企画も盛りだくさんです。春休みの家族でのお出かけや、ゴールデンウィークの旅行プランに、ぜひ組み込んでみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです
カシャカシャTOYのキーホルダー
敦賀赤レンガ倉庫で過ごす、ノスタルジックな春の一日
会場となる敦賀赤レンガ倉庫は、1905年(明治38年)に外国人技師の設計によって建設された、福井県内でも有数のレンガ建築物です。かつては国際都市・敦賀の象徴として紐や石油の貯蔵に使われていましたが、現在は北棟がジオラマ館、南棟がレストラン館としてリノベーションされ、多くの観光客で賑わっています。今回の「OMOCHA展」はジオラマ館で開催されるため、入館料(大人400円、小学生以下200円)のみで観覧することが可能です。
展示を楽しんだ後は、南棟のレストランで敦賀のグルメを味わったり、オープンガーデンで海風を感じながら散策したりと、赤レンガ倉庫ならではの優雅な時間を過ごすことができます。周辺には「人道の港 敦賀ムゼウム」や「旧敦賀港駅舎」などの観光スポットも点在しており、歴史と文化に触れる街歩きもおすすめです。2026年の春は、敦賀赤レンガ倉庫で、懐かしいおもちゃたちと共に、忘れかけていた「あこがれ」を取り戻す旅に出かけてみませんか。
チラシ(裏面)
【開催概要】 あの時の、あこがれ。- 昭和・平成のOMOCHA展 -
開催期間: 2026年3月12日(木) ~ 5月12日(火)
休館日: 水曜日(祝日の場合は営業)、4月28日(火)、5月7日(木)
時間: 9:30 ~ 17:30(最終入館 17:00)
会場: 敦賀赤レンガ倉庫 ジオラマ館(福井県敦賀市金ヶ崎町4-1)
料金: 大人 400円 / 小学生以下 200円(3歳未満無料)
※ジオラマ館への入館料で観覧可能です。
福井県敦賀市にある赤レンガ倉庫。建設110周年を迎え、鉄道と港の「ジオラマ館」、敦賀の食を楽しむ「レストラン館」として生まれ変わりました。