【1975年生まれ】2025年に50歳を迎える意外な人気女性歌手たち!

【1975年生まれ】2025年に50歳を迎える意外な人気女性歌手たち!

2025年(令和7年)は、1975年(昭和50年)生まれの人が50歳になる年です。ついに、昭和50年代生まれが50代を迎える時代になりました。今の50歳は一昔前と違って若々しく、人生はまだまだこれからという雰囲気すらあります。今回は、2025年に50歳となる7名の女性歌手をご紹介します。


1975年生まれの人気女性歌手たち

名前 生年月日
相川七瀬 1975年2月16日
吉田麻美 1975年3月5日
DOUBLE 1975年3月14日
永井みゆき 1975年9月22日
aiko 1975年11月22日
田川寿美 1975年11月22日
西野妙子 1975年12月30日

かつてアイドル歌手だったのは・・・

"アイドル" として売り出したことのある歌手は以下の2人。



西野妙子は、1990年に『A級キッス』でアイドル歌手としてデビュー。1994年頃から女優・タレント活動が中心となり、「dos」のメンバー "taeco" として始動するのは1996年のことです。



永井みゆきは、1992年に『大阪すずめ』で演歌歌手としてデビュー。年末の日本レコード大賞では、最優秀新人賞(演歌・歌謡曲部門)を受賞し、その後は "演ドル"(演歌とアイドルを合わせた造語)として活躍しました。

グループとして紆余曲折あったのは・・・

グループとして活動し、紆余曲折あったのは以下の3人。



先述の西野妙子は、1996年にテレビ東京のバラエティ番組『ASAYAN』のオーディション「コムロギャルソン」に出場して合格。同じく合格した吉田麻美、振付師のKABA.ちゃんと共に、小室哲哉プロデュースによるユニット「dos」として活動を開始します。活動時のステージネームは、西野妙子が "taeco"、吉田麻美が "asami" です。その後、吉田は小室と新ユニット「TRUE KiSS DESTiNATiON」を結成し、dosの活動は約1年で自然消滅。二人は2001年に結婚して、プライベートでもパートナーとなりました(2002年に離婚)。



DOUBLEは、TAKAKOこと平澤貴子によるソロ・プロジェクト。元々は、姉のSACHIKOこと平澤幸子との姉妹デュオとして1998年にデビューしましたが、1999年に姉が急逝し、以後は今日までソロで活動しています。以下の動画は、姉妹デュオとしての最後の楽曲となった『Shake』のミュージックビデオです。

今も演歌歌手と活躍しているのは・・・

今も演歌歌手と活躍しているのは以下の2人。



先述の元 "演ドル" の永井みゆきは、現在も演歌歌手として活躍中。そして、もう一人が田川寿美です。二人は同い年というだけでなく、様々な共通点を持っています。



二人は共に1992年デビュー。地元も、永井が大阪府岸和田市、田川が和歌山県和歌山市と近距離です。第34回日本レコード大賞では、歌謡曲・演歌部門の新人賞を二人そろって受賞しました(最優秀新人賞は永井が受賞)。現在も演歌歌手として活躍を続けており、2024年には永井は36枚目のソロシングル、田川は38枚目のソロシングルをリリースしています。



因みに、田川寿美のデビュー曲は『女…ひとり旅』。1994年のNHK紅白歌合戦初出場時に披露したのが、まさにこの曲でした。

同じ生年月日が・・・

同じ音楽業界にいながら、全くジャンルの異なる二人、aiko田川寿美は実は同じ1975年11月22日生まれです。ただ、これまで二人が共演したという明確な情報は見つかりませんでした。

最もヒット曲を量産しているのは・・・

最もヒット曲を量産している歌手は、おそらくこの二人でしょう。



相川七瀬は、デビュー曲『夢見る少女じゃいられない』がいきなりブレイクし、その後は毎年のようにヒット曲を量産しました。主な楽曲は次の通り(カッコ内はオリコンの年間チャート)。



夢見る少女じゃいられない(1996年86位)

LIKE A HARD RAIN(1996年100位)

BREAK OUT!(1996年93位)

恋心(1996年23位)

トラブルメイカー(1997年58位)

Sweet Emotion(1997年60位)

彼女と私の事情(1998年100位)




一方のaikoも、3枚目のシングル『花火』が大ブレイク。その後は、2000〜2011年までの12年間、毎年オリコン年間チャートにランクインし、ヒット曲を量産しました。その間にランクインした楽曲は次の通り(カッコ内はオリコンの年間チャート)。



ボーイフレンド(2000年54位)

初恋(2001年60位)

おやすみなさい(2002年77位)

蝶々結び (2003年83位)

アンドロメダ(2003年74位)

花風(2004年79位)

キラキラ(2005年44位)

スター(2006年92位)

シアワセ(2007年89位)

星のない世界/横顔(2007年77位)

二人(2008年94位)

KissHug(2008年67位)

milk/嘆きのキス(2009年57位)

戻れない明日(2010年93位)

恋のスーパーボール/ホーム(2011年77位)




『花火』はランクインしていませんが、2009年にオリコンが実施した『夏に恋をしたら聴きたくなる曲』のアンケートで1位に選ばれるほど、彼女の作品では最も人気の高い楽曲の一つです。

関連する投稿


【1996年】PUFFY! SPEED! dos! 日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

【1996年】PUFFY! SPEED! dos! 日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

昔は大晦日の夜といえば、テレビの前で一家団欒。『日本レコード大賞』と『紅白歌合戦』をはしごして視聴した方が多かったことでしょう。中でもドキドキするのが、日本レコード大賞の「大賞」と「最優秀新人賞」の発表の瞬間。今回は、日本レコード大賞の「新人賞」にフォーカスし、受賞曲と受賞者の今についてご紹介します。


【1992年】演ドルの美少女!日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

【1992年】演ドルの美少女!日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

昔は大晦日の夜といえば、テレビの前で一家団欒。『日本レコード大賞』と『紅白歌合戦』をはしごして視聴した方が多かったことでしょう。中でもドキドキするのが、日本レコード大賞の「大賞」と「最優秀新人賞」の発表の瞬間。今回は、日本レコード大賞の「新人賞」にフォーカスし、受賞曲と受賞者の今についてご紹介します。


今も昔も女の子の気持ちの代弁者!aikoのヒットアルバムをまとめてみた

今も昔も女の子の気持ちの代弁者!aikoのヒットアルバムをまとめてみた

aikoさんは1998年にデビューしてから現在までシンガーソングライターとして活躍されています。恋愛の曲が多く、自分の気持ちを代弁してくれているかのような歌詞ですよね。ヒット曲の多いaikoさんの初期のアルバムをまとめてみました。


CS歌謡ポップスチャンネルで『SHOW-YA PRODUCE NAONのYAON 2023』の放送が決定!!

CS歌謡ポップスチャンネルで『SHOW-YA PRODUCE NAONのYAON 2023』の放送が決定!!

WOWOWプラスが、4月29日(土)に東京・日比谷野外大音楽堂で開催されたSHOW-YAプロデュースによる「NAONのYAON 2023」の模様を、歌謡ポップスチャンネルで6月25日(日)にテレビ初独占放送します。


デビュー曲爆売れで思わずマンションを購入した相川七瀬の活躍と現在

デビュー曲爆売れで思わずマンションを購入した相川七瀬の活躍と現在

1990年代にガールズロックの第一人者として大活躍した相川七瀬さん。デビュー曲の「夢見る少女じゃいられない」を発売したのは、弱冠20歳という若さでした。その後もヒット曲の連発で生活が一変してしまいます。そんな相川七瀬さんの活躍や現在についてもご紹介します。


最新の投稿


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。


吉田沙保里  強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子の霊長類最強のタックル その奥義は「勇気」

吉田沙保里 強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子の霊長類最強のタックル その奥義は「勇気」

公式戦333勝15敗。その中には206連勝を含み、勝率95%。 世界選手権13回優勝、オリンピック金メダル3コ(3連覇)+銀メダル1コ、ギネス世界記録認定、国民栄誉賞、強すぎてモテない霊長類最強の肉食系女子。


消えた回転寿司チェーンの記憶──昭和・平成を彩ったあの店はいまどこに?

消えた回転寿司チェーンの記憶──昭和・平成を彩ったあの店はいまどこに?

昭和から平成にかけて、全国各地で親しまれていた回転寿司チェーンの数々。家族の外食、旅先の楽しみ、地元の定番──いつしか姿を消したあの寿司屋は、なぜ消え、どこへ行ったのか。本記事では、現在は閉店・消滅した地域密着型の回転寿司チェーンを、当時の特徴やSNSの証言とともに記録として振り返る。


【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

【歌謡曲】ありえないシチュエーション!歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲5選!

昭和の歌謡曲には、現代ではお蔵入りしてもおかしくないほど、ありえないシチュエーションを描いた詞が数多くあります。その中には、残酷な人物像や露骨な情景描写もあり、思わず笑ってしまうような歌詞もありました。今回は、筆者の独断と偏見で、歌詞がおもしろくて笑ってしまう歌謡曲を5曲ご紹介します。