ブライト・ノアは機動戦士ガンダム・機動戦士Ζガンダム・機動戦士ガンダムΖΖ・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア・機動戦士ガンダムUCの5作全部に出演した唯一の英雄。

ブライト・ノアは機動戦士ガンダム・機動戦士Ζガンダム・機動戦士ガンダムΖΖ・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア・機動戦士ガンダムUCの5作全部に出演した唯一の英雄。

ブライト・ノアは地球連邦軍 第13独立戦隊(機動戦士ガンダム)、テンプテーション船長(Z)、アーガマ艦長(Z・ZZ)、ラー・カイラム艦長(CCA・UC・ハサウェイほか)として幾多の戦争を乗り越えた歴戦の勇者中の勇者であり、伝説的な名艦長です。また歴代ガンダムのニュータイプ・パイロットであるアムロ・レイ、カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタ、バナージ・リンクスといったニュータイプを統轄し続けた唯一の艦長でもあります。


グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)で活躍するブライト・ノア中佐→大佐(27歳)、アーガマ艦長

宇宙世紀0087年3月、一年戦争での功績にもかかわらず、ニュータイプの存在を恐れた連邦上層部の意向で左遷され、連絡船テンプテーションの船長を務めていた。民間人であるカミーユ・ビダンやファ・ユイリィからサインをせがまれる程の有名人で、アーガマ艦長就任以前から『ブライト・キャプテン』と尊称される。

またエマ・シーンからはティターンズ在籍時より敬意を示されるが、バスク・オムに近い一部のティターンズ隊員からは嫉妬の入り混じった反感を買い、グリプスにおいて上下階級の区別なしの集団暴行を被っている。エゥーゴによるガンダムMk-II強奪の際、グリーン・ノアの難民を保護しテンプテーションで漂流しているところをアーガマに救助される。

その後、エゥーゴに参加し(階級は中佐から大佐へ)、ヘンケン・ベッケナーの禅譲によりアーガマ二代目艦長に就任する。
7年のブランクを感じさせず、就任直後にジャブロー降下作戦の艦隊指揮を任される。ニュータイプのカミーユ・ビダンやクワトロ・バジーナの活躍もあって、エゥーゴ艦隊の象徴として、多くの作戦に参加。途中、アナハイムの幹部であるウォン・リーの強硬的な言動に手を焼くが、艦長として毅然とした態度をとり続けた。

最終的にティターンズ・アクシズと三つ巴の戦いを展開。コロニーレーザーであるグリプスを捨て身の覚悟で守り切り、ティターンズを壊滅させる。その代償は大きく、健在の正規パイロットはファ・ユイリィただ一人という状況に追い込まれている。

連邦軍に籍を置く彼は、地球に残してきた家族を心残りにしており、家族からの手紙で涙を見せるなど家庭人としての一面も見せる。またクワトロに対して「自分はカミーユの父親代わりにはなれそうもない」と語ったこともある。

劇場版ではアーガマに乗船したシンタとクムに対する態度が軟化している(テレビ版では軍艦に幼児を乗せていることに不満をあらわにしていた)。また、グリプス戦役の最後までカミーユやファ・ユイリィを子供として見ていた。

漫画『機動戦士Ζガンダム Define』ではティターンズへの抜擢を断り、さらに彼等の方針に異を唱えて二階級降格され少佐となっているゆえに、二階級上の待遇を与えられたジェリド・メサらより制裁を受け、反感に油を注がれてエゥーゴ寄りになったとされる。これに比して、憎んでも飽き足らないクワトロの正体を明らかにされても、最初こそ怒気を隠さぬ対応をとりながらも、彼の言葉をすんなりと認める鷹揚さを見せる。
(出典:Wikipedia「ブライト・ノア:グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」)

シャア・アズナブルとブライト・ノアは一年戦争では何度も対峙し、グリプス戦役では戦友同士である。『逆襲のシャア』では再度敵味方に分かれ、お互いに実力を認めている好敵手となる。

ブライト・ノア中佐は、一年戦争後、ミライ・ヤシマと結婚し二児の父親となる。

ハマーン・カーン「お前はものの頼み方を知らないようだ」と言われ、シャア・アズナブルがサングラスをはずして、ハマーン・カーンに頭を下げているシーンを見ているブライト・ノア

第一次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダムΖΖ』)で活躍するブライト・ノア大佐(27歳)、アーガマ艦長

アーガマの艦長としてハマーン・カーン率いるネオ・ジオン(アクシズ)との戦いに参加。艦の修理のためサイド1のシャングリラに立ち寄り、そこで乗りこんできたジュドー・アーシタらに翻弄されながらも、ネオ・ジオンと戦う。深刻な人手不足により半ば自棄的になって態度を軟化させ、シャングリラ育ちの子供たちに対してはアムロやカミーユに対してほど厳しい顔は見せず、おだてたりエサで利用することもあった。

また、艦の補修のために立ち寄った補修ドックのラビアンローズで、艦長代理のエマリー・オンスに興味を持たれ、急接近されて困惑する。それほど悪い気はしていなかったようだが、さすがに一線を越えた関係にはならなかった。

その後、地球へ降下しネオ・ジオンの作戦の阻止へ動くが失敗し、宇宙に戻るとアーガマの後継艦ネェル・アーガマの艦長になるが、間もなく月へ異動することになりビーチャ・オーレグに代理を任せ、艦を降りる。そして、月からネェル・アーガマに補給物資を送り続けるために奔走する。
(出典:Wikipedia「ブライト・ノア:第一次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダムΖΖ』)」)

ブライト・ノア「まっ待ちたまえ、エマリー君!私はっ艦長だ、いつも艦長として…」 テレビアニメ「機動戦士ガンダムΖΖ」第15話に引き続いて第16話では自身の艦長室においてラビアンローズの艦長代理のエマリー・オンスに強く迫られる事になり、相当焦った状態となってしまう。

エゥーゴの補給ドック艦ラビアンローズの艦長代理。巡洋艦アーガマの改装、及びアナハイムが総力を挙げて開発した新鋭機ΖΖガンダム引渡しのため、月面のアナハイム・グラナダ工場より出向してきた。任務のため、ラビアンローズがアーガマに接近した際に空間を漂流するイーノ・アッバーブを救助、彼にΖΖガンダムのパーツの一部であるコア・トップを託す。

アーガマの艦長ブライト・ノアに熱烈な想いを抱いており、妻子ある彼に迫るなど、思い込むと一途な女性でもある。軍属ということもあり、ジュドーらシャングリラの少年たちに対し、しばし硬い物言いをする場面もあった。

しかし、どこか抜けた性格でもあり、仕事中に占い(ブライトと結ばれるか否かなど)をするなど、ドック艦の責任者としてはやや頼りない面があった。

一方でアナハイムの優秀なスタッフでもあり、アーガマ支援の任務に対し、職務以上の熱意を持ってあたった。メカニックとしての知識も豊富である。同じくアナハイムより出向したミリィやクルー達にも慕われており、彼女の果たした役割は大きい。

第一次ネオ・ジオン抗争終盤、巡洋艦ネェル・アーガマがクィン・マンサによる襲撃を受けた際、エマリーの指揮するラビアンローズはこれを守り盾となる。彼女はクルー全員を艦から退避させ、ガントリー・アームをクィン・マンサに向けて射出するが、直撃させたことが仇となり、ファンネルによる一斉砲火を浴びてラビアンローズは轟沈。炎に包まれる中、エマリーはブライトの名を叫びながら絶命する。
(出典:Wikipedia「機動戦士ガンダムΖΖの登場人物:エマリー・オンス」)

エマリー・オンスは、アーガマの艦長ブライト・ノアに熱烈な想いを抱いていた

その後ブライトを含むエゥーゴの主力艦隊がネェル・アーガマに合流した時にはすでに、ジュドーとハマーンの決戦に決着がつき、アクシズの勢力は瓦解していた。

影武者と発覚したミネバ・ザビの前で戦後処理を話し合うエゥーゴ上層部のありさまに、ジュドーは激しい怒りを感じ、ジュドーは、戦いで死んでいった者達も省みずに、何もしなかった者が戦後の功績だけに預かろうとするのかと、高官たちを締め上げる。

そんなジュドーの心境と怒りを理解していたブライトは、彼のやり場のない怒りを受け止めるため、「情けない大人」の代表として、その鉄拳をあえて受ける。
(出典:Wikipedia「ブライト・ノア:第一次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダムΖΖ』)」)

「分かっている。気に入らないなら、俺を殴って気を済ませろ!」、「情けない大人」の代表として、ジュドーの鉄拳をあえて受ける男の中の男、ブライト・ノア艦長

ブライト・ノアと美しいセイラ・マスの再会

テレビアニメ「機動戦士ガンダムΖΖ」第46話で、セイラはリィナと共にブライトの前に登場。投資家として暮らしていることがブライトによって語られ、また兄・シャアの死を望む発言をしており、兄との再会を望むリィナとは対照的に描かれている。最終話(第47話)では、ブライトを介してリィナとジュドーを再会させた。
(出典:Wikipedia「セイラ・マス」)

ブライト・ノアと美しいセイラ・マスの再会

ブライト・ノアとセイラ・マスは、月のグラナダにて再会し、セイラからブライトはシャアの不穏な動きを知らされる。

セイラ・マス「そんな兄は見たくありません、いっそ死んでくれれば」

ジュドーとルー・ルカは、ジュピトリスIIに搭乗し木星圏へと向かうが、ブライト・ノア艦長は、その旅立ちをリィナ・アーシタとセイラ・マスを含めたエゥーゴのクルーたちとともに月面フォン・ブラウン市の宇宙港で見送る。

みなが憧れたセイラ・マス(アルテイシア・ソム・ダイクン)。『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』での活躍 - Middle Edge(ミドルエッジ)

第二次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』)で活躍するブライト・ノア大佐(33歳)、ラー・カイラム艦長

宇宙世紀0093年3月、地球連邦軍・独立新興部隊「ロンド・ベル」の旗艦ラー・カイラム艦長兼艦隊司令(大佐)として、アムロと共にシャア率いるネオ・ジオンと戦う。ZZで見せていた柔弱な態度は影を潜め、一軍の指揮官としての厳しさを滲ませる。

1年戦争以来の戦友となるアムロとは心を許す間柄となっており、連邦政府議員とのコネクションも持つなど上級将校らしくなっている。

地球から逃れてきた息子のハサウェイを保護し、決戦前には遺書を書かせ軍人としての生き方を見せる。地球に落下する小惑星アクシズを止めるため、核攻撃を行うが失敗。工作部隊を自ら指揮し内部に潜入、アクシズを爆破しようとする。爆破・分断し工作に成功したと思われたが、爆破の衝撃が強すぎたため、分断したアクシズの片割れ(地球を寒冷化するのには十分な大きさのもの)にブレーキをかけ、地球への落下コースに入らしめてしまう。

艦に戻ったブライトは、アムロがアクシズを止めるために単機で取り付いたのを知り、自分たちもそれを助けようと「ラー・カイラムでアクシズを押せ」とまで言う。しかし、最後には地球から離れるアクシズをラー・カイラムのブリッジから呆然と見つめ、激戦の中、劇中の主要キャラクターで数少ない生き残りとなった。
(出典:Wikipedia「ブライト・ノア:第二次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』)」)

第二次ネオ・ジオン抗争(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』)で活躍するブライト・ノア大佐

連邦軍の外郭独立部隊「ロンド・ベル」の旗艦ラー・カイラムの艦長となりネオ・ジオンと戦う。工作部隊を自ら指揮し、アクシズ内部に潜入して爆破しようとした。

ブライト・ノア大佐「すまんが、みんなの命をくれ」

シャアの作戦が成功し、地球の重力に引かれて落ちていくアクシズを前にして放たれたブライト・ノアの男の中の男な台詞。

これにクルーは「無茶いわんでください!」と必死の制止。確かに無茶もいいところ。あの冷静なブライトですら無理難題を言い出すほどに「故郷」を守ろうとした。そんな人々の思いを受け、νガンダムは光を放ち…サイコ・フィールドが形成され奇跡が起きた(後にアクシズ・ショックと呼ばれる)。

ブライト・ノア大佐「ラー・カイラムでアクシズを押すんだよ!!」

ラプラス戦争(『機動戦士ガンダムUC』)で活躍するブライト・ノア大佐(36歳)、ラー・カイラムの艦長

OVA『機動戦士ガンダムUC』にてブライト・ノア大佐からバナージ・リンクスへ向けた名台詞。ラプラスの箱の「鍵」の所有者として悩むバナージに道を示した。

宇宙世紀0096年。ロンデニオンにてロンド・ベルの指揮官の任に就いている。ビスト財団の息のかかった参謀本部の意向でラプラスの箱を巡る事件から遠ざけられ、指揮下のネェル・アーガマの動向すら彼よりは秘匿されていた。政治的野心とは無縁の実直な軍人と見込まれ、連邦政府議員ローナン・マーセナスの指名を受ける形で一連の事件に巻き込まれる。

ダカール襲撃では迅速な対応で救援部隊を送り、権勢を傘に傍若無人な態度を見せるビスト財団代行マーサ・ビスト・カーバインを相手に一歩も引かなかった。その後はビスト財団の野望を阻止するためにルオ商会に接触し、ベルトーチカ・イルマからガランシェールとジオン残党部隊によるトリントン基地襲撃の情報を得る。非常事態を理由にネェル・アーガマへ特命を下し、実質的にユニコーンとバナージの逃亡を手引きした後、自身の銃殺刑すら覚悟のうえでオットーらネェル・アーガマのクルーを送り出した。一連の事件の情報を旧知の議員であるジョン・バウアーへリークすることで財団を牽制するも、参謀本部からは更迭される。

乗艦ラー・カイラムの艦長室には、長年の戦友であったアムロ・レイの遺影が飾られている。
(出典:Wikipedia「ブライト・ノア:ラプラス戦争(『機動戦士ガンダムUC』)」)

ラプラス戦争(『機動戦士ガンダムUC』):ブライト・ノア大佐「その時、君の目の前にガンダムがあったのは偶然かもしれない。今までガンダムに乗ってきた者も皆そうだった。だが、ガンダムに乗るかどうかは自分で決めたことであって、偶然ではないはずだ。違うか?」

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