「花の子ルンルンとは」
「花の子ルンルン」あらすじ
ルンルンは南フランスの小さな田舎町で花屋を営む祖父母と暮らしていました。
そんなある日、人間の言葉を話す白い猫のキャトーと、犬のヌーボが町に現れます。
二匹は「花の子」を探しており、魔法の綿毛が飛んでいった家にいたルンルンが、
花の精の血を引く者だと確信し、七色の花を見つけてくれるよう頼みます。
かつて地球では、花の精と人間は共生していましたが、人間が次第に自然を破壊し
だしたため、花の精はフラワーヌ星に移り住むようになり、地球に残った花の精が人間
と結ばれ、その子孫が花の子と呼ばれるようになりました。
二匹はそのフラワーヌ星からきた使者だったのです。
七色の花はフラワーヌ星の王の象徴とされ、国王の戴冠式にどうしても必要な花であり、
花の子にしか見つけられないと言われ、ルンルンは悩みます。
年老いた祖父母が心配だったからです。
しかし二人に「七色の花を見つけた者は幸せになれる」という言い伝えから、
旅に出ることはルンルンにとってよいことだと言われ、旅に出ることを決意します。
こうしてキャトーとヌーボと共にヨーロッパを中心に様々な人々と出会いながら、
七色の花を探す旅をするのでした。
主な登場人物