【訃報】俳優・天野鎮雄さん死去。
“アマチン”の愛称で親しまれた俳優・天野鎮雄(あまの しずお)さんが5日、多臓器不全のため名古屋市の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。87歳でした。
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天野さんは1936年、愛知県名古屋市港区出身。愛知学芸大学在学中にNHK名古屋放送劇団に入団し、卒業後に大島渚主宰「創造社」などを経て、1985年に妻・山田昌と「劇座」を結成。付属の俳優養成所として「名古屋劇塾」も設立しました。また、俳優としてNHK「中学生日記」、大河ドラマ「太閤記」などに出演したほか、東海ラジオの深夜番組「ミッドナイト東海」では初代パーソナリティーとして活躍。森本レオらと共に人気を博し、“アマチン”の愛称で長年親しまれていました。
天野鎮雄さん プロフィール
1936年2月13日、愛知県名古屋市港区出身。1968年より、東海ラジオの深夜番組「ミッドナイト東海」にて初代パーソナリティを担当。森本レオ、岡本典子とともに“アマチン・リコタン・レオ”のトリオで番組を盛り上げました。同番組降板後も、“アマチン”の愛称で晩年までラジオパーソナリティとして活躍を続けました。
俳優としては前述の「太閤記(1965年)」、「中学生群像(中学生日記・1969年)」のほか、銀河テレビ小説「坂の上の家(1973年)」「本日開店(1982年)」などに出演。地元である名古屋を中心に、テレビ、舞台などで活躍しました。その功績が認められ、愛知県芸術文化選奨賞(1991年)、東海テレビ芸能選奨(1991年)など受賞歴多数。
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