石立 鉄男(いしだて てつお) 1970年代・80年代を代表するコミカルで人情味のある、憎めない三枚目・幅広い演技力をもつ実力派俳優
石立 鉄男(いしだて てつお)
石立鉄男さんは、俳優座養成所第13期生、文学座座員として舞台で活躍していた。演劇界のホープとして注目される。
当時、22歳、「明るい演劇派」の石立鉄男さんは、演劇界のホープとして注目されていた。
当時、23歳の石立鉄男さんは舞台俳優として活躍
石立鉄男さんは、青春映画スターのように爽やかなイケメン舞台俳優だった。同時にテレビドラマにも出演し、注目をどんどん受け始める。
1965年 テレビドラマ「光る海」(TBS) 野坂孝雄 役(演:石立鉄男) 当時23歳
テレビドラマ「光る海」(TBS) 野坂孝雄 役(演:石立鉄男)
左から、鰐淵晴子(鰐渕晴子)、石立鉄男(23歳)、山本陽子(23歳)
1969年 テレビドラマ「えり子とともに」 ヒロイン「えり子」(演:内藤洋子)の恋人役を石立 鉄男さんが熱演
清純派アイドル内藤洋子さんと石立 鉄男さんのツーショットの表紙。雑誌「TVガイド昭和44年7月18日号」
1969年 テレビドラマ「見合い恋愛」(NTV) 菅野美津江の長男・健太郎 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「見合い恋愛」(NTV) 菅野美津江の長男・健太郎 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「見合い恋愛」では、石立鉄男さんは、トップ美人女優の「山本陽子」「由美かおる」「梶芽衣子」と共演した
山本陽子さんの超絶な美しさ!健太郎(演:石立鉄男)は宗像千春(山本陽子)と結婚をする。
1970年 テレビドラマ「おくさまは18歳」(TBS)高木哲也(演:石立鉄男)の主演に抜擢され大ブレイクを果たす。
テレビドラマ「おくさまは18歳」(TBS)高木哲也(演:石立鉄男)
高木(志村)飛鳥(岡崎友紀)と高木哲也(石立鉄男)は結婚している事を隠して学園生活を送っているが、次々に事件に巻き込まれ、秘密がばれそうになる
岡崎友紀さんは本作によって国民的アイドルの座を確立した。石立鉄男さんも大ブレイクする。
岡崎 友紀(おかざき ゆき) 1970年代を代表する清純派女優・元祖アイドル
1971年 テレビドラマ「気になる嫁さん」(日本テレビ) 清水文彦 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「気になる嫁さん」(日本テレビ) 清水文彦 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「気になる嫁さん」の主演は、この作品でアイドル的な人気を博した榊原るみ
特撮テレビ番組「帰ってきたウルトラマン」郷秀樹の恋人 坂田アキ:榊原るみとしても大人気でした
清水文彦(清水家の次男):石立鉄男と坪内めぐみ(演:榊原るみ)
両親のいないめぐみ(演:榊原るみ)は清水家に置いてもらうように懇願し、一家もめぐみを受け入れ、そこから様々なドラマが展開する
1972年10月~1973年9月 テレビドラマ「パパと呼ばないで」(日本テレビ) 安武右京 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「パパと呼ばないで」(日本テレビ) 安武右京 役(演:石立鉄男)
杉田かおるの「パパ(安武右京)」役の石立鉄男さんの「おい、チー坊」という台詞が、のち1980年代になって竹中直人や柳沢慎吾らがその物真似をし、彼らを有名にした。
橋本千春:杉田かおる
推定1972年〜73年頃のCM「ポテトチップス」(湖池屋)に出演
イケイケGOGO!コイケヤポテトチップス♪ 石立鉄男さんはCM「ポテトチップス」(湖池屋)に出演
1973年 テレビドラマ「雑居時代」(日本テレビ) 大場十一 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「雑居時代」(日本テレビ) 大場十一 役(演:石立鉄男)
大場十一 役:石立鉄男と栗山夏代役(大原麗子)
夏代(演:大原麗子)と十一(演:石立鉄男)は、顔を合わせるたびにいがみ合ってケンカばかりだが、そんな中でいつしかお互いを意識するようになり…
1974年 テレビドラマ「水もれ甲介」(日本テレビ)三ッ森甲介 役(演:石立鉄男)
三ッ森甲介役:石立鉄男が熱血漢で不器用な若者を演じたドタバタ人情コメディ
熱血漢でドジばかりの長男「三ッ森甲介」(演:石立鉄男)は弟の「三ッ森輝夫」(演:原田大二郎)と妹「三ッ森朝美」(演:村地弘美)からは迷惑がられ、母(赤木春恵)には心配されてばかり。
三ッ森滝代(甲介の継母):赤木春恵と三ッ森朝美(甲介の妹):村地弘美
水道管工事の腕は未熟で、噴き出す水をシャワー代わりにしてパンツ一丁になる石立鉄男(甲介)さん
1976年 テレビドラマ「気まぐれ天使」(日本テレビ) 加茂忍 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「気まぐれ天使」 加茂忍:石立鉄男
新任宣伝部部長の南條友江役の酒井和歌子さんの美貌を満喫できます。猛烈な幹部女性。加茂忍(演:石立鉄男)と榎本一光(森田健作)との三角関係に。
日本を代表する美人女優の酒井和歌子さんが新任宣伝部部長の南條友江役として第16話から登場
1970年代のトップ女優の酒井和歌子さん。1960年代後半から70年代にかけて内藤洋子さんと人気を争っていた。
今は千葉県知事の森田健作さんと南條友江(酒井和歌子)は相思相愛に
加茂忍(演:石立鉄男)と伊集院渚(演:坪田直子)の関係も相思相愛に。渚がきまぐれ天使。
伊集院渚(演:坪田直子)との待ち合わせに遅れまくった加茂忍(演:石立鉄男)。
「おっちゃん!(忍の呼び方)」伊集院渚(演:坪田直子)は、コケティッシュな不思議な魅力。最後に「きまぐれ魔女」であった彼女は忍にとって「きまぐれ天使」になる。
1984年 CM「わかめラーメン」エースコック に出演「お前はどこのワカメじゃ」ほか
「お前はどこのワカメじゃ」石立鉄男さんは人気のCM「わかめラーメン」エースコック に出演
1984年 テレビドラマ「シンデレラの財布」(TBS) 小日向大介 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「シンデレラの財布」(TBS) 小日向大介 役(演:石立鉄男)
左から、みちる(高見知佳)、奈々子(石田えり)、愛子(岡本かおり)。小日向大介(石立鉄男)と三人娘の雑居生活が始まった。
1985年 テレビドラマ「少女に何が起ったか」(TBS) 川村良之刑事 役(演:石立鉄男)
テレビドラマ「少女に何が起ったか」(TBS) 川村良之刑事 役(演:石立鉄男)
川村良之刑事(演:石立鉄男)は、野川雪(演:小泉今日子)をいじめる、憎まれ役の悪党に思えたが・・・
毎晩深夜0時になると雪の前に出没し、「やい!、この薄汚ねぇシンデレラ。魔法の解ける12時だ!」とお約束の「出生の秘密」をネタに、川村良之刑事(演:石立鉄男)からイビられる野川雪(演:小泉今日子)。
川村良之刑事(演:石立鉄男)「やい!、この薄汚ねぇシンデレラ。魔法の解ける12時だ!」
川村良之刑事(演:石立鉄男)は、実は、悪を倒す、とても良い人だった。
謎の男(鈴木検事)(演:宇津井健)と川村良之刑事(演:石立鉄男)の真意は東久之(演:長門裕之)に接近し、密かに収賄の証拠を収集することにあった。
最終回の川村良之刑事(演:石立鉄男)「もう夜中の12時には会えない。ちょっと寂しいが元気でな!…“薄汚ねぇシンデレラ”…いや、“とっても可愛いシンデレラ”」
石立鉄男 - Wikipedia