もののけ姫の原作は絵本!?映画とは別物なの!?

もののけ姫の原作は絵本!?映画とは別物なの!?

1997年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画「もののけ姫」は、当時「E.T.」が持っていた日本歴代興行収入記録を塗り替えた作品です。人間の傲慢さや差別心など現代にも通じるテーマを、中世日本に置き換えました。そんなもののけ姫にはなんと原作がありましたが、その内容は映画とは全く別物のようなのです。今回はそんなもののけ姫の原作や、映画もののけ姫についてもご紹介します。


もののけ姫の原作

もののけ姫の原作は1980年(昭和55年)に、アニメ企画案のイメージボード(宮崎駿イメージボード集)として製作されました。
そして1933年(平成5年)にイメージボードを基にして絵本「もののけ姫」が出版されています。

タイトルは映画と同名ですが、絵本の表紙には映画「トトロ」に登場するネコバスのような猫とお姫様のような女性が描かれていました。

現在は絶版となっていて、読むことが出来ない絵本「もののけ姫」の内容についてもご紹介します。

ネコバス可愛いですよね。
余談になりますがうちの近所の幼稚園のバスも、ネコバスに改造されていて、その幼稚園バスに乗りたいために遠方から入園する園児もいるそうです。

そんな「もののけ姫」の絵本のあらすじですが、戦に負けた武士が洞穴で見つけた食べ物を食べてしまったことから始まっています。

実はその食べ物は洞穴に住むもののけ(大山猫)の物で、武士は命を助けてもらう代わりに自身の三女を差し出すことを約束してしまいました。

その後敵が武士に迫りますが、他の娘は逃げても妻と三女は傍を離れずにいます。
絶体絶命の武士は、悪霊の力を借りて強くなったものの、悪霊に完全に憑りつかれてしまいました。

約束通りに三女を連れ去ったもののけでしたが、父親を助けたいと願う三女と共に見事武士から悪霊を追い払うことに成功します。

そしてもののけと三女の心が結ばれるというハッピーエンドとなっていました。

映画の「もののけ姫」では大猪や山犬など動物が、もののけとなるなど絵本との共通点もありますが、アシタカやサンも登場せず設定はかなり違います。

ただ三女からサンという名前を取ったのでは、という説もあるようですね。

映画「もののけ姫」の主役はサン?

ポスターやDVDの表紙などは、サンとモロが描かれているので主役はサンなのかと思われますが、もともと宮崎駿監督は、映画のタイトルを「アシタカせっ記」にしたかったらしいのです。

確かに祟り神の祟りを受けたアシタカの視点で物語は進んで行きますし、映画のサウンドトラックにも「アシタカせっ記」は収録されています。

アシタカという若者がいかに雄々しく勇敢だったことが、人の耳から耳へと語り継がれたということで、主役はアシタカで間違いなさそうですね。

実際に宮崎駿監督もそのつもりで製作してきたそうですが、映画プロデューサーの鈴木敏夫さんが、もののけ姫の方がインパクトがあると考えて、反対する宮崎駿監督を押し切り発表してしまったということです。

もののけの姫ですから、タイトルが「もののけ姫」になると一気にサンが主役に躍り出ることになりますね。

そのため絵本「もののけ姫」とは全く別物の物語となった理由は鈴木敏夫プロデューサーの独断にあったと言えそうです。

もののけの姫であるサンが主役だとばかり思っていましたので、かなりビックリしました。

まとめ

今回は「もののけ姫の原作は絵本!?映画とは別物なの!?」についてご紹介しました。
「もののけ姫」という絵本が1993年に発売されていましたが、「もののけ姫」というタイトルは鈴木敏夫プロデューサーの独断で付けられた物だったため、原作ではなく全く別物ということのようですね。
どちらにしても「もののけ姫」はアニメ史に残る名作です!

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