雪見だいふく(ロッテ・1981年10月に販売開始)
なぜか寒い冬に食べたくなる「雪見だいふく」

雪見だいふく(ロッテ・1981年10月に販売開始)
ミポリンのCMも懐かしいですね。
「雪見だいふく」商品開発のきっかけは1980年9月に発売された「わたぼうし」
憶えている方いますか?「わたぼうし」

わたぼうし(ロッテ・1980年9月に発売)
「雪見だいふく」大福&アイスクリームのミスマッチの妙
なんと年商70億円にまで育った「雪見だいふく」
大福とアイスクリームの、いわゆるミスマッチの妙は広告でも巧みに訴求され、こたつのある和風の家の屋内を「大福」のイメージに、窓や庭先から眺める雪景色を「アイスクリーム」のイメージに重ねて、「大福」と「雪見」を自然な光景の中の馴染みある取り合わせとして演出してみせていた。
パッケージデザインの赤と白も同様のコンセプトをもとにしている。
発売以来10年あまりの間、アイスクリームはバニラ味のみであったが、1992年(平成4年)以降、バリエーションとして限定発売ながらイチゴ味やチョコレート味なども登場するようになり、そういった新商品の中には定番化したものも。
しかし、基本的には変わることなくオリジナルのバニラ味を中心に販売されている。バニラ味は年商70億円を毎年売り上げている。
1984年からは学校給食にも登場した「雪見だいふく」
その名も「学校給食雪見だいふく」でした
憶えていますか?学校給食にも登場した「雪見だいふく」。
1984年(昭和59年)、カルシウム・鉄分など成長期の児童に必要な栄養成分を強化した、学校給食向けの商品(品名:学校給食雪見だいふく)が開発されました。
ベルマークがついているのが嬉しかったですね。

学校給食雪見だいふく
「雪見だいふく」はアイスクリームですが冬季に販売
理由はアイスを包む餅にありました

「雪見だいふく」は冬のデザート?
本来、餅は低温にするとカチカチに固まってしまう。そのため、雪見だいふくは糖類やデンプンなどを加えて柔らかく口当たりがよいように加工されている。
反面、気温が高い場合、餅はすぐに食べないとドロドロに溶けてしまいがちである。この食材から来る制約のため、販売は冬季が中心となっている。
「雪見だいふく」パッケージの特徴
トレードマークは赤地に降る雪を背景に、アイスクリームを描くデザイン
ちなみにAmazonではこんな業務用パッケージも売っています
おそらくお得なのでは、と思います。