ミリオンセラーも多数!芸人が90年代にリリースしたCD!

ミリオンセラーも多数!芸人が90年代にリリースしたCD!

90年代には芸人が数々のCDをリリースしていました。子供人気も高いので一世を風靡した曲も多いですよね。印象に残る芸人ソングをまとめました。


「ガラガラヘビがやってくる」/とんねるず

まずはとんねるずから。とんねるずはまだ無名だった時代にテレビアニメ『新・ど根性ガエル』の主題歌に抜擢され、「ピョン吉・ロックンロール」で1981年にCDデビューしています。

その後、1984年にビクターに移籍し「一気!」をリリース。コンビの人気が上昇していたこともあり、歌手としても知名度がアップしていきます。「雨の西麻布」、「嵐のマッチョマン」「情けねぇ」などのヒット曲をリリースしたのち、1992年に「ガラガラヘビがやってくる」をリリース。こちらはミリオンヒットとなり、1992年の年間オリコンチャートでも6位に入る大ヒットを記録しました。

元々は「とんねるずのみなさんのおかげです」のオープニングテーマでCDリリースの予定はなかったのですが小中学生に人気を博し、CDリリースしました。作詞は秋元康さん、作曲は後藤次利さんです。

その後も「一番偉い人へ」、「がじゃいも」などのヒット曲をリリースしますがとんねるずとしては1996年以降CDリリースをしていません。

とんねるず名義以外でそれぞれが企画もののCDを出したり「野猿」「矢島美容室」のユニットでも活躍されています。

「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」/H Jungle with t

H Jungle with tの「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」は1995年にリリースされました。

ダウンタウンが司会をしていた「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」のゲストに篠原涼子 with t.komuroが出演した際、浜田さんが小室さんにお願いしたのをきっかけに作られたユニットです。篠原さんとは共演もしていたので俺も!という気持ちになったのでしょうか。

「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」は200万枚を超える大ヒットになりました。松本さんも収録に参加していて「B・U・S・A・I・K・U H・A・M・A・D・A」と歌っているのも有名ですよね。

その後、H Jungle with tは「GOING GOING HOME」、「FRIENDSHIP」という2枚のシングルとアルバムをリリースしています。

濱田さんはその後、ソロシングル3枚と「浜田雅功と槇原敬之」「浜田ばみゅばみゅ」名義でもCDリリースされています。

「SO・YA・NA」/WEST END×YUKI from O.P.D.

1995年にはWEST END×YUKI from O.P.D.の「SO・YA・NA」がリリースされました。こちらは1994年にリリースされたEAST END×YURIの「DA.YO.NE」のご当地バージョン。

第一弾が大阪バージョンの「SO・YA・NA」でWEST ENDとして今田耕司さん、東野幸治さんが歌っています。ちなみに、福岡バージョンの「SO.TA.I」はSOUTH END x YUKA from FUKUOKAが歌っていますがSOUTH END は博多華丸さん(当時は鶴屋華丸)とプー&ムーのおたこぷーさんです。

また、今田耕司さんは同じ1995年にKOJI1200名義で、テイ・トウワさんプロデュースの「ナウ ロマンティック」もリリース。こちらもヒットしましたね。KOJI1200は1998年まで活動していました。

「白い雲のように」/猿岩石

翌年の1996年には猿岩石が「白い雲のように」でデビューします。猿岩石は1996年4月に『進め!電波少年』の企画でユーラシア大陸横断ヒッチハイクでブレイク。10月に帰国して猿岩石フィーバーを巻き起こし、12月にCDデビューも果たしたのです。

作詞は藤井フミヤさん、作曲は藤井尚之さん、プロデュースは秋元康さんと豪華でした。ミリオンヒットとなり1997年の年間オリコンチャートでは11位にランクインしています。

猿岩石は1999年までに10枚のシングル、5枚のアルバムをリリース。佐野元春さん、Bro.KORN さん、高見沢俊彦さん、TAKUYAさんなど有名アーティストも楽曲提供していましたね。

「YELLOW YELLOW HAPPY」/ポケットビスケッツ

ポケットビスケッツは「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」から生まれたユニット。メンバーは内村光良さん、千秋さん、ウド鈴木さんです。

「スーパースター誕生! 〜K・Nanami アジアへの野望〜」という企画が発端で、元々は「McKee」他のユニットを番組内で推していたのですが、McKeeとポケットビスケッツのCDを同時リリースし、「オリコン週間チャートでより上位を獲得した曲を番組のエンディングテーマとする」という対決を行いました。ポケットビスケッツのデビュー曲「Rapturous Blue」は25位となり、McKeeの27位を上回ったため、以後、ポケットビスケッツのための企画になっていきました。

そして2ndシングル「YELLOW YELLOW HAPPY 」がミリオンヒットとなりました。ポケットビスケッツは1999年までに6枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしました。それ以降は活動休止状態となっています。

ポケットビスケッツの楽曲は基本的に作詞、CHIAKI & ポケットビスケッツ、作曲パッパラー河合さんです。

「タイミング」/ブラックビスケッツ

その後、1997年にポケットビスケッツを倒す敵役としてブラックビスケッツが結成されます。メンバーは南原清隆さん、ビビアン・スーさん、天野ひろゆきさん。

1997年に「STAMINA」でデビュー。元々は悪役として登場しましたが、悪さが視聴者に不評だったこともありだんだんとよきライバルになっていきます。

1998年2月にリリースした『Timing』は200万枚を超える大ヒットに。それまではポケットビスケッツに負けていましたが、いきなり番組史上最大のヒット曲を生み出したのです。1999年までにシングル4枚、アルバム1枚をリリースしました。

昔の芸人さんのCDは番組の企画が多く、番組自体の視聴率がよかったのでCDも大ヒットしましたね。今ではそれほど影響力のあるバラエティー番組がなくなってしまったのも少し寂しいです。

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