1泊、125ルピー(250円)だったが、有吉は、その後もひどい下痢と吐き気が続き、1日中寝た切り。
それが3日続いた後、4日目、ようやく出発したが
ホテル代 375ルピー
食費 260ルピー
合計635ルピーの支払い、残金は30ルピーとなった。
「森脇に悪いなと思った」
(有吉)
「相方には悪いが久々のホテルがちょっとうれしかった」
(森脇)
通りに出た2人は、たくましくヒッチハイク再開。
「せっかくネパールまで来たんだから・・・」
「世界一の山をみておきたい」
と目的地をエベレストに設定。
森脇は
「WE WANT LOOK EVEREST」
と書いた紙を両手で持って掲げ、有吉は親指を立てた手をあげて乗せてくださいアピール。
1時間後、1台のジープが停まってくれた。
「ノー・マネー、ノー・プロブレム?」
運転手は
『どうぞ』
とジェスチャー。
そして走り出すと
『エベレストをみるなら、そのふもとまで行かずに、ずっと手前のナガルコットという街からみるのがベスト』
と教えてくれた。
1時間後、そのナガルコットに到着。
ヒマラヤ山脈を一望できるという展望台に上がったが、この日は雲によって標高8848m、エベレストの姿をみることはできなかった。
それでも2人は目前にある世界最高峰に、しばらく見とれた。
「しょうがねえな」
(有吉)
「本当に良い心の洗濯ができた」」
(森脇)
名残惜しいが展望台を下り、親切な運転手さんに1番近い街まで運んでもらった。
そしてロンドンを目指し、インドへ再入国するために
「To INDIA」
と書いた紙を掲げた。
2時間後、小型トラックが停まってくれた。
「3パーソン。
ノーマネー、OK?」
『OK』
トラックの荷台にいくとゴミだらけで一瞬、戸惑ったが、乗ってみるとこれが案外いいクッションとなってノリ心地は思いのほかグッド。
イイ感じで6時間揺られ、ナダルコットから230㎞し、国境に到着。
「国境ですか?」
『そう、バイラワです』
運転手にいわれて降車。
お礼をいって別れると近くでバス停を発見し、そのまま一泊。
翌朝、起きると知らないうちに知らない男が寝ていて、ベンチに3人並んで寝ていた。
ネパール出入国管理事務所で出国手続き、インド出入国管理事務所で入国手続きを済ませ、無事、インド入国。
その後、1台のトラックをGETし、約3時間揺られて、ゴラクプールへ到着。
すんなりインド再入国を果たした。