昭和の歌姫は誰?歌い継がれる名曲と共に心に残る歌姫たち!

昭和の歌姫は誰?歌い継がれる名曲と共に心に残る歌姫たち!

近年 昭和の歌謡曲がSNSやメディアで取り上げられ若い世代からも注目を集めていますね。昭和歌謡の特徴「親しみや温かさを感じる」曲が多いので耳に馴染みやすく「世代を超えて共有できる音楽」として、リアルタイムでその時代を生きていない若者たちからも支持されています。カラオケでも人気になっていますね。そんな昭和歌謡を歌った女性歌手の中から、特に人気の高い「歌姫」を名曲と共に懐かしんでみました。


美空ひばり~1947年 - 1989年~

本名:加藤 和枝(かとう かずえ)

生年月日:1937年5月29日

出身地:神奈川県横浜市磯子区滝頭

1989年6月24日 52歳で死去

先ずはやはり、この方をご紹介しなければいけませんね。

心に残る数々の名曲を世に送り出し、「歌姫」どころではない「歌謡界の女王」と呼ばれた昭和のトップスター”美空ひばり”さんです。

なんと!9歳でデビューしその素晴らしい歌唱力で「天才少女歌手」と謳われて以後、歌手としての活躍にとどまらず、映画・舞台などで女優としても活躍されました。

晩年は病魔との闘いが続き入退院を繰り返す中、歌への強い思いは消えず
1988年4月11日 東京ドームのこけら落しとなるコンサート「不死鳥/美空ひばり in TOKYO DOME 翔ぶ!! 新しき空に向かって」を開催。

フィナーレの曲「人生一路」を歌い終えたひばりさんは、立っているだけでも全身に激痛が走る中、痛みに耐えながらステージから客席後方への100メートルもの花道をゆっくりと観客に手を振りながら、最後まで歩いて行かれたそうです。その姿に会場を埋め尽くしたファンは誰もが「美空ひばり 復活」を確信したといいます。

が、舞台裏では簡易ベッドや酸素ボンベが置かれ、医師が控えていたそうです。

ドーム公演後は入退院を繰り返しながらの音楽活動となり、親友の”中村メイコ”さんには電話で、
「今、布団の中で『リンゴ追分』を歌おうとしたら、苦しくてワンコーラスも歌えないんだよ。この天下の美空ひばりがだよ……。だから、メイコ、もう一度入院する」
と、不安を打ち明けられていました。

今も歌い継がれる名曲「川の流れのように」を残して、
1989年6月24日 52歳で死去。

没後の1989年7月 女性として初めてとなる国民栄誉賞を受賞。

昭和歌謡が見直されている今、「昭和歌謡の原点」ともいえる”美空ひばり”さんは若い世代にも
「まったく世代じゃないのに、美空さんの歌声を聴くと震えが止まらない 表現力のレベルが違い過ぎる」と絶賛され魅了しています。

美空ひばり公式ウェブサイト

山口百恵~1973年 - 1980年~

本名:三浦 百惠(みうら ももえ)(旧姓:山口)

生年月日:1959年1月17日

出身地: 神奈川県横須賀市

そしてもうお一人伝説となった歌姫”山口百恵”さん。

わずか7年という短い活動期間でしたが、当時のアイドルの中でずば抜けて存在感がありました。
「大胆な歌詞を歌う大人びた中学生」
かといって、セクシー系でもなくビジュアルは本当に素朴で純粋な少女だったので、ギャップがまた良かったんですよね。
あまり陽のイメージはないのですが、チョッとはにかんだように笑う笑顔が素敵でした。

「としごろ」でデビューし1974年リリースの「ひと夏の経験」が大ヒット。「青い性路線」で絶大な人気を獲得します。
1976年リリースの「横須賀ストーリー」から阿木燿子・宇崎竜童夫妻とタッグを組み、数々のヒット作で新生”山口百恵”が誕生。

1979年10月20日「大阪厚生年金会館」のリサイタルで「私が好きな人は、三浦友和さんです」と、三浦さんとの恋人宣言を突如発表。

歌手として人気を確立すると共に女優としても数多くの映画やドラマに出演されていた百恵さんは、映画「伊豆の踊子」で共演し以降「ゴールデンコンビ」と呼ばれた”三浦友和”さんと交際されていたのです。

しかも人気絶頂期にもかかわらず「「我儘な…生き方を私は選びました。(中略)お仕事は全面的に引退させて頂きます」と芸能界引退を公表。
周囲は慌てふためいた事でしょう。

1980年10月5日 日本武道館でファイナルコンサートを開催。

純白のドレスに身を包み涙ながらに歌い、最後にマイクを置いてステージを後にした曲「さよならの向う側」は、百恵さん引退前最後のシングルとして宇崎&阿木夫妻に依頼された曲です。

当時の心境を宇崎さんが語っておられます。

スターの座より好きな人との幸せな生活を選んだ百恵さん、「正解」と言える日々を過ごされているようですね。
時々 メディアで近況が報道されていますが、きっと百恵さんは大切な時を手放されることはないでしょうし、その生き方に多くの共感が集まっています。

昭和の名曲として今なおカラオケでも歌われる「「いい日 旅立ち」も忘れていませんよ。

山口百恵 | ソニーミュージックオフィシャルサイト

”ポスト百恵”の座を狙ったアイドル達の現在!誰が百恵ちゃんに近かったのか?あなたはどう思いますか? - Middle Edge(ミドルエッジ)

松田聖子~1979年 -

別名義:SEIKO(海外進出時など)

生年月日:1962年3月10日

出身地:福岡県久留米市荒木町

”山口百恵”さんが引退すると入れ替わるようにデビューし、ヒット曲を連発。デビュー半年後には「ポスト山口百恵」の筆頭とされていました。

でも、その路線、生き方、全てが百恵さんとは真逆だったように思います。

「脱アイドル」を目指しヒット曲を飛ばす中、実像の幸せを選んだ”山口百恵”
「アイドルの原点」に戻り、髪型までもが世の中に与えた影響は大きく、幾つになっても「ぶりっこ」を貫き通す”松田聖子”

「ぶりっこ」といっても聖子さんの場合 ただ可愛いだけではなく歌唱力もずば抜けていたので、向かう所に敵なしといった感じでしたね。

1980年4月1日リリースの「裸足の季節」で歌手デビュー。
でも実は聖子さん、歌手より女優としてのデビューが先なんですよね。

「一刻も早く歌手になりたい」という聖子さんの強い思いがご両親に届き、九州の高校から堀越高校に転校し夏休みに上京。その年の11月に始まるドラマ「おだいじに」のオーディションに合格し女優デビューが決まりました。
そのドラマの出演中に洗顔料「エクボ」のCMモデルのオーディションを受けたのですが、エクボができないため採用されず。声が認められてCM曲として「裸足の季節」を歌う事に。
少しでもタイミングが遅れていたら、今の聖子さんはなかったかもしれませんね。

2曲目の「青い珊瑚礁」が大ヒットし、世の中は「聖子ちゃんブーム」に沸きました。
伸びのある透き通った歌声で快進撃は続きます。

昭和から平成、令和へと時代は変わっても永遠のアイドルとして走り続ける聖子さんの根源は、このブレない生き方ですね。

時には非難にさらされながらも言い訳することなく、ただ歌い続ける強さ。
百恵さんとは対照的な生き方ですが、多くの女性が勇気をもらいました。

カラオケでこの2曲は外せませんね。

松田聖子オフィシャルサイト

中森明菜~1982年 - 1989年 1990年 - 2010年 2014年 - 2017年~

別名名義:AKINA、Miran:Miran

生年月日:1965年7月13日

出身地:東京都清瀬市

聖子ちゃんブームの中 1982年5月1日リリースの「スローモーション」でデビュー。
当時のキャッチフレーズは「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」

キラキラしたアイドル達が多い中、明菜さんは少し違っていましたよね。
「花の82年組」と呼ばれたアイドル黄金期に明菜さんは異彩を放っていました。
明菜さんデビューのきっかけ、オーディション番組「スター誕生!」で初めて明菜さんを見た音楽プロデューサーによると、

デビュー曲「スローモーション」は、「全日本有線放送大賞」など多くの賞を獲得し「聖子一強時代」に新風を巻き起こしました。

アイドルの王道を一心に進む「聖子」さんと、アイドルでありながらアーティストよりな「明菜」さん。
この頃 メディアはこぞって2人の不仲説を取り上げていましたが、ご本人達には「不仲」という意識はなかったようですし、明菜さんにとって聖子さんは大好きなアイドルだったようでTV番組で物真似を披露されたこともありました。

陰があるアイドルとして”山口百恵”さんと比較される事もありましたが、明菜さん曰く
「百恵さんは横浜生まれの横須賀育ち。もうそれだけで私と違うでしょう。私、大森生まれの清瀬育ちだもんね。雰囲気が違いすぎるでしょう」

明菜さんは誰とも比べず、ある意味他者には無関心に自分だけの世界観を作り上げようとされていたのかなと感じます。

世間を騒がせた自殺未遂に始まり、様々なスキャンダルと心身の病によって活動休止と復活を繰り返されている明菜さんですが、2022年8月 個人事務所「HZ VILLAGE」を設立と同時に公式Twitterを開始し、再始動を報告。

以降のツイートは投稿されていないので、どこまで準備が進んでいるのかは不明ですが、「中森明菜 復活」への期待は高まっています。

中森明菜の元プロデューサーが語る「カムバックの可能性」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース

中島みゆき~1975年 -

本名:中島 美雪(なかじま みゆき)

生年月日:1952年2月23日

出身地:北海道札幌市

大学時代に「「コンテスト荒らし」の異名をとり、
1975年5月 「第9回ポピュラーソング・コンテスト」で入賞。同年9月に「アザミ嬢のララバイ」でデビューされた”中島みゆき”さん、今も第一線で活躍され数々の名曲を生み出されています。

”中島みゆき”さんは「失恋ソングの女王」「女の情念を歌わせたら日本一」と形容され、方や「恋愛ソングの女王」ユーミン(松任谷由実さん)とライバル関係のように語られることも多いですが、実際はどうなのでしょうか。

2020年11月27日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」でユーミンが初めて中島さんについて語られていました。

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