【北の国から】蛍の人生にスポットを当ててみた!

【北の国から】蛍の人生にスポットを当ててみた!

ドラマ「北の国から」というと五郎や純にスポットが当たりがちですが、蛍の人生もなかなか壮絶です。


小さい頃はパパっ子だった

主人公・黒板五郎の第二子であり長女の蛍は1970年生まれ。連ドラ放送時は小学校2年生でした。

「北の国から」は五郎が妻の令子と別居し、純と蛍を連れて富良野にやってきたところからスタートします。東京に住んでいたかった純は文句たらたらだったのに対し、蛍は受け入れようとしていましたね。

蛍は母の不倫現場を目撃してしまったこともあり、パパっ子だったのです。母が発病した時、純は東京に行きますが蛍はついていきませんでした。そして母の不倫相手である吉野に対しても避けていて五郎を気遣っていました。正式に父と母が離婚するようになった時も、母に対して素直になれませんでした。その時は順に「お前は冷血動物だ」と言われてしまいます。

なんというか、妹ですが蛍の方が大人という感じがしますよね。基本的に父に従順でしたが、秘めた思いがたくさんあるような感じでした。

純とは言い合いになることもありましたが、純が失恋した時などは何も言わずやさしくしてくれていましたね。

中学卒業後は看護学校へ・・・そして初恋

「北の国から '89帰郷」では蛍は定時制の看護学校に通います。五郎と同じ自宅から始発で看護学校に通い、日中は病院で働いていました。

蛍は通学の電車の中で出会う男性にひそかに思いを寄せていました。気になっていながらも声を掛けられないでいたのですが、ある日、彼が痔を患い、蛍の勤務する病院の肛門科を訪れます。好きな相手が自分の働く病院、しかも肛門科に訪れるというのはなかなかですよね。気まずくなってもおかしくないと思うのですが、これをきっかけに2人の距離が縮まります。

お互い、気になっていたけれど声を掛けられないでいたのでした。彼、和久井 勇次は大学受験を控えた浪人生でした。

2人は勉強や仕事の合間にデートを楽しんでいたのですが、就職と進学で別れが来ることは分かっていました。

そしてその後勇次は東京に行くことになり、2人は別れ別れになります。きれいな初恋という感じでしたね。

その後、「'92巣立ち」では蛍は旭川の看護学校に通い、卒業を控えていました。旭川に住んでいたのですが休みの日にも富良野には帰らず、帯広の大学に通う勇次の所に通っていました。一度は別れた二人ですがまたよりを戻したんですね。

五郎はそのことを知らず、看護学校を卒業したら富良野に戻ってくると思って色々と手はずを整えていたのでした。ですが蛍は勇次を選び、卒業後は正看護師の資格を取るため、札幌の病院に勤めることになります。

不倫、そして妊娠

「'95秘密」では、純が札幌で勇次に偶然会い、「蛍は勤務先の医師と不倫をして、駆け落ちした」と聞かされます。

ここまで、子供のころからやんちゃをするのは純の方でここで初めて蛍が問題を起こすんですね。純は、五郎にその事実を伝えることができません。

その後、蛍に再会しますが蛍は純にお金を借りてそのままどこかに行ってしまいます。

そして蛍の不倫相手・黒木の妻が五郎の家を訪れ、五郎も不倫の事実を知ってしまいます。五郎は純と一緒に蛍に会いに行くのですが何もかける言葉がありませんでした。

巣立ちと秘密の間に何があったんだ!?というほど蛍がすっかり変わってしまっていましたね。

そして、黒木との関係はそのまま続き、「 '98時代」では黒木の子を妊娠してしまいます。1人で子どもを産んで育てるために、富良野の知人にお金を借りに戻ってくるのでした。

正吉と結婚

蛍は妊娠の事実を誰にも伝えていなかったのですが、理由も聞かずにお金を貸してくれた草太に打ち明けます。

その後、草太は純の同級生で蛍とも幼い頃から交流のある正吉を呼び出します。そして、草太は正吉に蛍と結婚するように言います。正吉は黒板家の家族というほどかかわりの強い人間なので本当の家族になれ、ということですね。

なかなか人にそんなこと言えるものではないですが、正吉は説得され蛍にプロポーズします。蛍は受け入れられないと断ります。

ところが、正吉は純の所に行き、「蛍を妊娠させてしまったので結婚したい」といいます。本当の父親は自分ではないのに、こんなことを言えるなんてすごいですよね。正吉は昔から蛍のことが好きだったのです。

純は正吉に殴りかかりますが、それでも正吉は受け止めます。そしてその後五郎にも挨拶に行きます。

結婚が決まった後、草太が事故で亡くなってしまいます。草太は二人の結婚式の壮大な企画をしていました。そして結婚式では、草太がスピーチの練習をしていたテープが流れ、会場は涙に包まれました。

女手1つで息子を育てる

「2002遺言」では、蛍は看護師として働きながら1人息子の快を育てていました。純と正吉は、草太の意思を引き継いで牧場の経営をしていたのですが失敗し借金を背負ってしまいます。そして蛍と快に迷惑が掛からないよう、富良野から出て行き、居場所も分からなくなっていました。

蛍としてはなかなか追いかけることもできなかったのでしょうね。

五郎は孫の快と遊ぶのが一番の楽しみになっていました。

物語の最後に、正吉から蛍に手紙が届きます。そこには住所が書いてありました。そして、快とともに、正吉の所に行くというところでドラマは終了しています。

これからの幸せが期待できるところでドラマは終わっていますが、脚本家の倉本聰さんのその後の構想では2人は離婚したという話や、東日本大震災で正吉は亡くなるなどの展開になっているようです。

蛍の人生もなかなか壮絶でした。ドラマは幸せなところで終わっていてよかったです。

また、息子の快を主人公にした続編の構想も練っていたそうです。どんな物語なのか見てみたいですね。

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