■ 「ホンコンシャツ」ってなんだよ!
テトロン素材などの半袖ワイシャツですね。
1960年代にかなり流行ったんですよ。
日本をはじめとする東アジアでは、夏の蒸し暑い気候に合わせて、半袖のワイシャツがよく用いられ、1960年代に、「ホンコンシャツ」という名前で石津謙介が製作し、それがヒットして日本で定着したんです。
販売元は帝人(テイジン)という、日本の大手繊維の会社です。
■ ホンコンシャツはわかったけど、なんで「ホンコン」が付くの?
今では、ホンコンシャツは半袖ワイシャツの代名詞となっていますが、
「ホンコン」はあくまでもイメージから来たものなのです。
■ メンズショップまで出店!?
ホンコンシャツの大ヒットで大功労者となった石津謙介さんは、販売元でもある帝人(テイジン)から「イメージアップをする店を銀座に好きなように出せ!」と
言われ、後に誕生したのが「テイジン・メンズショップ」でした。