【青が散る】石黒賢のデビュー作!当時話題となった5人の二世俳優たちとその後

【青が散る】石黒賢のデビュー作!当時話題となった5人の二世俳優たちとその後

1983年のTBSドラマ『青が散る』。宮本輝の青春小説をドラマ化した作品で、二世俳優の出演が話題になりました。視聴率が伸びず、2クール予定が1クールで打ち切りとなる憂き目にあいましたが、40年近く経った今もファンの多いドラマです。今回は、出演していた5人の二世俳優とその後の活躍についてご紹介します。


二世俳優の出演が話題に

『青が散る』の舞台は、新設された武蔵野学院大学。その一期生となった主人公、椎名燎平が、憧れのヒロインとテニス部の活動に夢中になる中、周囲で起こる衝撃的な出来事に翻弄され、心が揺れ動いていく。。。そんな青春の初々しさと悲喜こもごもの物語のあるドラマです。

二世俳優のキャスティングは、放送開始前から話題になりました。今回紹介する二世俳優の石黒賢、二谷友里恵、佐藤浩市、利重剛、清水善三は、皆、武蔵野学院大学の一期生(同級生)を演じています。

石黒賢 ... 椎名燎平
二谷友里恵 ... 佐野夏子
佐藤浩市 ... 金子慎一
利重剛 ... 和泉達雄
清水善三 ... 安斉克巳

石黒賢

石黒賢にとっては、本ドラマが俳優としてのデビュー作です。

『青が散る』では、主人公の「椎名燎平」を演じました。金子慎一と一緒に作ったテニス部で、大学4年間をテニスに捧げます。同級生の佐野夏子に一目惚れしますが、なかなか本心をはっきりと言えない燎平。そんな中、別の男に夏子を奪われる苦い経験をします。最終回では、ずっと燎平のことが好きだったのに見合い結婚をした星野祐子(演:川上麻衣子)と再会。二人は一時だけ結ばれます。そして、燎平は最後に「周りは皆何かを失ったのに、自分だけは何も失わなかった」という思いに至ります。

父はプロテニスプレイヤー

石黒賢の父は、プロテニスプレイヤーの石黒修。戦後初のプロ選手で、自ら日本プロテニス協会を設立し、初代理事長に就任した張本人です。現役時代には、ウィンブルドンに6年連続で出場した実績があります。息子のデビュー前には、ロッテのクイッククエンチのテレビCMに出ていたので、「あの人の息子か!」と思った人もいるでしょう。

ドラマ出演のきっかけは、あるプロダクションの社長から父親宛にあった相談。「テニスのできる青年を探している。新人俳優として抜擢したい。誰かいい人はいないか?」と相談され、息子に声をかけたのが最初です。テニスができることが条件だったため、親子でテニスのラリーを見せたところ、即、俳優としての採用が決まりました。

現在も人気俳優として活躍

現在は、俳優として第一線で活躍する傍ら、イシグロ・ケンの名で児童文学の翻訳家としても活躍しています。

石黒賢 - プロデューサーKⅣ

石黒賢オフィシャルサイト

二谷友里恵

二谷友里恵にとっても、本作が女優としてのデビュー作です。

『青が散る』では、横浜の洋菓子店を経営する家の娘「佐野夏子」を演じました。マイペースな性格で、周りを翻弄し、特に燎平を振り回し続けます。燎平とは、恋愛関係の一歩手前で、付かず離れずの微妙な関係が続きます。しかし、御曹司の吉岡に騙されて駆け落ちし、いろんな意味で大事なものを失うことに。結局、燎平との関係もギクシャクしてしまいます。

両親は有名俳優

二谷友里恵の両親は、言わずと知れた二谷英明・白川由美夫妻。ドラマデビューの前年には、資生堂エクボシリーズのCMで父親の二谷英明と共演していました。また、母親の白川由美とは、TBSドラマ『家族ゲームII』、NHKの連続テレビ小説『はね駒』で共演を果たしています。

現在はトライグループの社長

1987年、郷ひろみとの結婚を機に女優業を引退。自らファッションブランドを立ち上げ、実業家としての活動を始めます。2000年に家庭教師のトライ創業者の平田修と再婚し、2005年より、運営会社「トライグループ」の代表取締役社長を務めています。

二谷友里恵 - 百年プリント

《公式》家庭教師のトライ|苦手科目克服から大学・高校・中学受験の対策まで対応|家庭教師のトライ

佐藤浩市

佐藤浩市は、1980年、NHKドラマ『続・続 事件 月の景色』で主演デビュー。翌年には、映画『青春の門』でブルーリボン賞新人賞受賞するなど、デビュー直後から活躍を見せていました。

『青が散る』では、大学生活をテニス一筋にかける「金子慎一」を演じました。テニス部の創設メンバーで、学長に部活動のカンパをお願いしたり、燎平と二人でテニスコートを作ったり、テニス漬けの日々を送ります。星野祐子に心を寄せますが、祐子の好きなのは燎平、燎平が好きなのは夏子、という複雑な関係に翻弄されます。

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