モスバーガー50年の歴史!1号店はどこ?モス(MOS)の意味って?

モスバーガー50年の歴史!1号店はどこ?モス(MOS)の意味って?

アメリカ生まれのハンバーガー店「マクドナルド」が世界中で人気を集め、日本でも広まったハンバーガーチェーン。中でもヘルシー志向の「モスバーガー」は人気が高いですね。 先にオープンしたのは「日本マクドナルド」の1号店(銀座店)。ヤング世代から絶大な人気を獲得していましたが、モスはマクドとは違う「高価格・高品質」をモットーに高級路線でオープンしました。 今年「モスバーガー」は創業50周年・・・「おめでとうー!」という事で、「モスバーガー」の歴史をご紹介します。


モスバーガー50年の歴史 1972年3月12日 創業

モスバーガー生みの親は、元証券マンの

櫻田 慧(さくらだ さとし)氏



大学卒業後  証券会社に勤めた後、

「どうせ仕事をするなら感謝される仕事がしたい。」

「仲間とともに同じ目標に向かって成長できる組織を作りたい。」


という想いで仲間と共にハンバーガーショップを設立。



その際  参考にされたのが櫻田氏が証券マン時代に駐在していたロサンゼルスのハンバーガーショップTommy’s

仲間と共にビジネスについての夢や理想を語り合いハンバーガーショップ設立に情熱を燃やす櫻田氏でしたが、現実は厳しく資金面での壁が立ちはだかります。
銀行に融資を申し込むも相手にされず、友人、知人から借金する事に。
この時、先輩からかけられた「君なら石にかじりついてでも頑張るに違いない。」という言葉に勇気づけられたという事です。

資金の目処が立つと、「Tommy’s」で修行させてもらう為に仲間と共に渡米。
「Tommy’s」ではハンバーガーを作るノウハウを惜しむことなく教えてもらえたそうです。

そうして資金の大半を商品開発に使い、まずは実験的に東武東上線成増駅の成増名店街地下ジューススタンド跡地で「モスバーガー」を発売。

1972年3月12日 東京都板橋区の東武東上線成増駅南口に1号店(成増店)をオープン

当初はたった2.8坪の小さな店舗でしたが、「高いコストをかけてでも商品の味の向上を徹底させる」という経営理念と、資金不足で宣伝力がないため口コミに大きく期待をかけていたこともあり高級化路線にうって出ました。

「満腹の状態で食べても美味しいと感じられる商品こそが本当に美味しい食べ物である」

という櫻田社長のポリシーの元 新開発メニューの試作品を試食する際は必ず満腹の状態で試食されていたそうです。

「本当においしいと思えるハンバーガーを日本でつくりたい。」信念の証ですね。

1973年5月 「テリヤキバーガー」発売

モス誕生から2年後の1973年 日本のハンバーガーチェーンで初めテリヤキバーガーを発売。

今では和風ハンバーガーの代表格でモスの定番になっていますが、発売当初は売れなかったようです。

当時の「テリヤキ」という言葉は一般的に魚料理の「照り焼き」がイメージされた為 敬遠されたのです。

そんな苦しい状況の中、女子高生達 若者が「美味しい」と評価し「テリヤキバーガー」の存在が口コミで広がっていきました。
この時、女子高生の提案により高校の文化祭で「テリヤキバーガー」を無料で配るという企業努力もされています。

ちなみに、テリヤキソースの隠し味は「味噌」だそうです。

同年、愛知県にフランチャイズ1号店「新瑞店」をオープン。

1976年10月 50店舗目「コザ店」(沖縄県)オープン

1979年1月 100店舗目「小豆島店」(香川県、現存せず)オープン

1986年6月 全国47都道府県への出店達成 外食産業において初の快挙! 

現在、日本国内のハンバーガーフランチャイズ店でのシェアは、日本マクドナルドに次いで第2位。

店舗数はモスグループ総計で「1,728店舗」となっています。(2022年7月31日現在 モス公式)

1987年12月 モスライスバーガー発売

「日本人の主食であるお米を使って、何か商品ができないだろうか?」

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