世界で戦えるジュニア、若手プレーヤーの育成も命題としており、熱い指導をしています。そこに子供時代の錦織圭がいました。まだ小学生だった錦織の才能に気づいた松岡は厳しい指導をします。短い期間の指導とはいえ、松岡と錦織は日本のテニス界の新しい形だと思います。
プロツアー経験者である松岡がジュニアを指導するということは、世界を意識したプロとしての考えも指導されるということです。
「あの修造チャレンジのおかげで世界を目指すことができて、グランドスラムも小さい頃から意識してやっていたので、本当に修造さんのおかげです」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/09/09/kiji/K20140909008903280.html錦織 “師匠”修造氏に感謝「修造チャレンジのおかげで世界目指せた」 — スポニチ Sponichi Annex テニス
松岡修造が日本テニス界にもたらしたもの
高校時代から強烈な自己を持った松岡は周囲の反対も納得させ、プロ入りを果たします。単身アメリカに渡って英語を習得し、プロツアーを回る。裕福な実家の援助は受けられずお金の無い時代を過ごす。これを苦労と捉えるのが日本的な考え方かもしれません。
松岡は自分が決めたプロでの生活をしっかり切り開き、ウィンブルドンベスト8、ツアータイトル獲得など日本人で初めて海外ツアーを主戦場にするプロ選手としてのベースを作り上げました。
錦織がアメリカに渡り、現在の活躍に至る道筋も松岡の作り上げた道と言えると思います。
日本人でも海外で勝負するプレーヤーになれるという新しい価値観を植えつけたということが、松岡が日本テニス界にもたらした最大の功績だと思います。