東洋水産は、スープ別添の「マルちゃん ハイラーメン」を発売する前の1961年4月に『マルト印ラーメン(味付)』を発売している。水産物の仕入れ加工販売していた東洋水産は、当初丸の中に社名の「と」と書いた「マルト」マークを使用していた。新しいブランド「マルト」から「マルトちゃん」。そして、初代「マルちゃん」が誕生した。
1963(昭和38)年7月、サンヨー食品「ピヨピヨラーメン」発売
群馬県前橋で即席麺の製造をしていたサンヨー食品が、初めて味付即席ラーメン「ピヨピヨラーメン」(20円)を発売、テレビCMを開始した。「ピヨピヨラーメン、食べてーみな」と言うCMがヒット。子どもたちの間でも話題になった。
1963(昭和38)年「ワンタンメン」エースコック
8月27日、エースコックは、スープ別添の『即席ワンタンメン』を発売した。特長は、ラーメンとワンタンの美味しさとワンタンに合う松茸風味のスープだ。日本初の即席『ワンタンメン』が誕生した。
「ブタブタ子ブタ、こいつに決めた、ブ〜!」でおなじみの『即席ワンタンメン』。ちなみにワンタンの中に肉はつつまれていない。しかし、大阪発祥の会社エースコックならではの優しい味付けのファンは多く、半世紀以上に渡り販売されているロングセラー商品となった。
【ラジオCM史】エースコック 即席ラーメン 1962年 - YouTube
1964(昭和39)年8月「長崎タンメン」
「長崎タンメン」は、東京オリンピックがはじまるひと月前の8月発売に発売された。醤油味しか無かった即席ラーメンとしては初の塩味ラーメンだ。
CNMソングは、♪タンメン、タンメン、長崎タンメン。♪塩味、いい味、いかす味。味はご指名。なーがさーきタンメン♪
「長崎タンメン」販売終了後に復刻版「長崎タンメンカップ」などがが発売されている。
※【1964年】東京オリンピック開催。
1966年(昭和41)「サッポロ一番」(しょうゆ味)発売
1月に発売された「サッポロ一番」は、ガーリックの効いたしょうゆの味付けに乾燥ネギ入り。小麦粉の品質向上と乾燥技術で麺の品質も向上した。当時の「サッポロ一番」はしょうゆ味しかなかったので、しょうゆ味とは書かれていない。2年後の、昭和43(1968)年に「みそラーメン」が発売された。即席麺初の味噌味のインスタントラーメンが誕生した。
1966年(昭和41)「明星チャルメラ」明星食品
9月7日、明星食品か、初めて粉末スープを小袋に入れた「スープ別添」インスタントラーメン「明星チャルメラ」が発売された。帆立貝の味をベースにしたスープに木の実スパイス添付、屋台のラーメンをコンセプトにつくられた「チャルメラ」は爆発的に売れた。原材料の乾燥ネギと貝エキスが不足する自体になったという。明星のヒット商品となり現在も発売されている。
商品名の”チャルメラ”とは、夜鳴きそばや(ラーメン)が鳴らす、チャルメララッパのことだ。