温泉を舞台にしたコメディ昼ドラ「温泉へ行こう!」

温泉を舞台にしたコメディ昼ドラ「温泉へ行こう!」

TBSの昼ドラ「愛の劇場」で放送されていた「温泉へ行こう!」。人気シリーズで5シリーズに渡って放送されました。出演者やあらすじを振り返ってみましょう。


「温泉へ行こう!」の放送時期

「温泉へ行こう!」はTBSで13時から13時半まで放送されていた昼ドラ枠「愛の劇場」で放送されていました。

最初に放送されたのは1999年の9月から12月まで。その後、2000年に第2シリーズ、2002年に第3シリーズ、2003年に第4シリーズ、2004年に第5シリーズが放送されました。

第4シリーズと第5シリーズの間には21時からのドラマ枠水曜プレミアでスペシャルドラマが放送されています。

これで「温泉へ行こう!」はいったん終了となったのですが、2008年には主人公椎名薫の新シリーズ「温泉へGO!」が放送されます。こちらは主人公以外はキャストも一新されていて舞台も変わっています。前作とは矛盾する点も若干ありました。

「愛の劇場」が2009年3月で終了したこともあり、「温泉へGo!」は続編が作られることはなく、1回で完結となりました。

「温泉へ行こう!」のキャストと舞台

「温泉へ行こう!」の主要キャストは以下の通りです。

椎名薫(主人公):加藤貴子
武藤健司 (主人公の夫):田中実
海堂慎也(主人公の婚約者):神保悟志
蔵原志津江、桜井(蔵原)由季乃(主人公の実の母とその姉):藤村志保(二役)
蔵原敦志(薫の兄):川原和久
蔵原(永野)悠里子(淳志の妻):藤吉久美子

主演の加藤さんだけでなく、田中さん、神保さんも当たり役だといわれていましたね。

ほかには仲居役で、ふせえりさん、山下裕子さんなども出演されていました。

2019年にTBS系列で放送されたサスペンスドラマ「内田康夫サスペンス 新・浅見光彦シリーズ 天城峠殺人事件」で藤吉久美子さん、ふせさん、山下さんの3人が仲居役で出演されて話題になったりもしました。長く続いたシリーズですし、また同じメンバーがそろっているのを見るのはファンにとってうれしいですよね。キャスト同士もうれしかったのではないでしょうか。

「温泉へ行こう!」の舞台

第1シリーズから第4シリーズの最初までは旅館「蔵原」が舞台でした。こちらは静岡県伊東市のSouthern Cross Resort 内の割烹旅館「御宿りゅう石」で撮影されていました。ですがこちらの旅館が廃業することになり、第4シリーズの途中から舞台は「久松」に。久松は群馬県四万温泉の「四万たむら」で撮影されました。

第5シリーズの舞台は「御宿如月」で、長野県・昼神温泉の「石苔亭いしだ」で撮影されました。

「温泉へGo!」は「御宿さくら」という旅館を舞台にしています。

「温泉へ行こう!」のあらすじ

第1シリーズ

大手銀行に勤めていた椎名薫はエリート行員海堂慎也と婚約していたのですが、海堂が上司の娘と結婚することになり、一方的に婚約を破棄されてしまいます。

その後、幼い頃に分かれた生みの母・志津江が営む老舗温泉旅館「蔵原」を訪れることに、志津江は大女将なのですが、薫に蔵原の女将になるようにいいます。

ですがすでに蔵原には若女将の悠里子がいました。悠里子は薫の兄の嫁なのですが兄は失踪中です。悠里子は従業員から信頼されていて、急に来た薫のことは支配人の武藤をはじめみなが受け入れません。

そんな中、志津江が急死し、薫への風当たりはさらに強くなります。ですが薫はいじめにめげず、徐々に仲居たちに信頼されるようになっていきます。武藤とは最初は犬猿の仲でしたが徐々に惹かれあうようになります。

第2シリーズ

蔵原の経営が思わしくなく、銀行から融資の条件として別の女将三沢怜子がやってきます。薫は一気に仲居見習いに。

怜子は薫の元婚約者である海堂に思いを寄せていて、薫に対して複雑な思いを抱いていました。そんな中、海堂は銀行でのトラブルが原因で会社を辞め、廃人のような状態で蔵原にやってきます。薫は海堂と武藤の間で揺れ動きます。

さらに志津江にそっくりの姉・由季乃がやってきて土地を買収しようとします。ですが薫たちのもてなしで由季乃は土地の買収をやめ、援助することに。蔵原は経営を立て直し、薫は武藤と結婚を決意します。

第3シリーズ

薫と武藤の結婚式の当日、武藤は失踪します。ですが薫は女将として働き続きます、やがて武藤が戻ってきますが別人のようになっていて薫にも冷たくなります。武藤は自分は幸せになる権利がないと思い込んでいました。

一方、蔵原は収益に苦戦していて、廃業の話が持ち上がります。

最終的には薫と武藤は復縁し、蔵原は由季乃が買い取ったため、存続できることになります。

第4シリーズ

薫と武藤が新婚旅行として武藤の実の母が女将を務める「久松」に行きます。お互いに親子と名乗ろうとしないのですが薫がおせっかいを焼き、蔵原は悠里子に任せて久松で働くことにします。ロケ地の問題があったのでしょうがかなり強引な展開ですね。

結局2人は和解する前に志摩子が急逝してしまいます。一度は廃業を考えたのですが薫が女将を引き継ぐことに。ですが志摩子とはやり方が違うので反発も出ます。また、武藤のことを好きだった仲居も登場したりするのですが、結局は円満にまとまり、薫は久松で女将を続けることになります。

第5シリーズ

結局久松は買収されることになり、薫と武藤も離婚することになります。

ですが仲居として勤めることになった旅館「御宿如月」には武藤が支配人としていました。ちょっとここも無理やり感がありますね。離婚するのなら、別々の旅館で働けばよいのにと思ってしまいます。

薫、武藤それぞれ気になる人ができるのですが最終的には2人で旅館を切り盛りしていくことになります。

第5シリーズは1~4に比べてシリアスな内容でした。といってもあたらめてあらすじを見ると1~4も結構ヘビーな内容ですよね。昼ドラっぽさもありながら明るくコミカルで見やすい作品だったと思います。またこんなドラマを見たいなと思いました。

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