チョッちゃんはどんなドラマ?
1987年に放送されたNHK連続テレビ小説「チョッちゃん」は、司会者として活躍されている黒柳徹子さんのお母さんの黒柳朝さんの自伝が原作(チョッちゃんが行くわよ」でした。
ドラマのあらすじですが、北海道の大自然の中で育った主人公、北川蝶子は父の反対を押し切って音楽学校に進みます。
そこで天才ピアニストと運命的な出会いを果たして結婚。
2人の子供に母となりますが、戦時色が濃くなっていく世相の中、様々な困難を明るく乗り切り成長していく姿を描いています。
古村比呂さんは、主人公の北川蝶子役を好演しました。
1965年11月24日生まれの古村比呂さんは、出演当時21歳で初々しくてとても可愛かったですよね。
古村比呂さん自身も北海道の出身だったので、等身大で演じられた部分があったのかもしれません。
昭和の時代小学校の図書館に置いてありましたよね。
「窓際のトットちゃん」
黒柳徹子さんが自分自身の幼少期を描いた自伝ですが、トットちゃんのお母様がチョッちゃんです。
読み比べて見るのも楽しいかもしれません。
古村比呂の結婚と離婚

1987年の朝ドラ「チョッちゃん」でブレイクした古村比呂さんは、その後もサスペンスドラマや時代劇で活躍しています。
1988年には映画「ふ・た・り・ぼ・っ・ち」で主演も務めました。
私生活ではドラマの共演をきっかけに、1992年に俳優の布施博さんと結婚しています。

布施博さんは、「ずっとあなたが好きだった」で演じたラガーマンのイメージが強く、爽やかな印象でしたが、「若頭暗殺」で極道の役などもこなされていたのですね。
ちょっと…いや…大分イメージが変わりました。
1992年に結婚し、お子さんも3人もうけた古村比呂さんですが、2009年に離婚が成立しています。
布施博さんの酒癖の悪さなどが離婚原因と言われていますが、真偽は不明です。
20代の時に火曜サスペンスで共演した年下の主演俳優さんに「どうもありがとうございました」と挨拶したところ、「君とはもう仕事しないから」と返されたという怒りのエピソードを語っています。
そして時は流れ…50歳ちょっとになった年下の俳優さんから握手を求められ、その俳優さんは当時のことを忘れているようだとも語り、怒りが収まっていない様子でした。
【2017年放送の土曜あるある晩餐会(テレビ朝日)】
でも古村比呂さんとの離婚原因が酒癖の悪さと言われていることから、布施博さんに共感する声は少なかったとのことです。
ただ夫婦はどちらか一方が全て悪いということもないと思うので、仕事のすれ違いや性格の不一致などもあるのかもしれません。

冬彦さんが大ブレイクしたドラマ「ずっとあなたが好きだった」では主人公の高校時代の恋人役で、爽やかなラガーマンを演じた布施博さん。
懐かしいですね。
子宮頸がんとの闘い

女優として妻として母として走り続け、そして離婚を乗り越えた古村比呂さんですが、2012年に子宮頸がんを患っていることがわかりました。
そして広汎子宮全摘術を受けます。
しかし再発…。
なぜ子宮を全摘したのに、再発してしまったのでしょうか?
古村比呂 子宮を全摘したのになぜ子宮頸がんに?…ブログ読者の質問に答える/芸能/デイリースポーツ online
検査ではわからない程の小さなガン細胞が残ってしまうことがあるのですね…。
初回の治療で全てのガン細胞が取り除かれれば、もちろん再発することはありません。
でもガンが発見された時には既に、多くの見える転移、そして目に見えない転移(微小転移)があると言われているので、再発は決して珍しいことではないそうです。
がん細胞…恐ろしいです。
その後再再発をして、一時は全身にガンが回っている厳しい状態の中闘病をしていた古村比呂さんですが、2021年12月18日のブログで「採決とCT」の検査結果を公表していました。
「明らかな再発・転移を認めません」「奇跡的にOKですね」と医師から報告を受けたそうです。
困難で辛い闘病の中、いつも前向きな古村比呂さん。
そのポジティブさもガンの治療には良い効果があるのかもしれません。
まとめ
今回は「NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」のヒロインを演じた古村比呂のその後は?」についてご紹介しました。
チョッちゃん出演後、結婚や離婚を経験し育児を頑張ってきた古村比呂さんですが、2012年に発覚した子宮頸ガンの闘病を現在も続けています。
なんと、現在は奇跡的に回復状態にありました。
1日も早い全快をお祈りしたいです!