<歌詞の一部を引用>
明らかに性行為を連想させる楽曲を14歳の少女が歌う姿を想像すると驚愕しますが、実際に教育上の影響を訴える声もあったようです。
また、山口自身も同世代のアイドルがミニスカート姿で軽快なポップソングを歌っているのに、自分はこんな詩を歌うのかと罪悪感にも似た意識があったようです。しかし、メロディに乗せて歌ってみるとためらいはすっかり消え、同曲をとても好きになったと本人が述懐しています。
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『雨上がりの夜空に』 エロ度数:★★★★☆
1980年発売されたRCサクセション9枚目のシングル『雨上がりの夜空に』。忌野清志郎が盟友・仲井戸麗市(CHABO)と共に作り上げた同曲は、ロックのスタンダード・ナンバーとして今も愛されています。
『雨上がりの夜空に』
当時、忌野と仲井戸はよくギターを弾きながら遊び半分で曲作りをしていたそう。そんなある日「ライブの最後に歌って盛り上がる曲を作ろうぜ」ということから本格的に楽曲制作が始まりました。
同曲は女性を車に例えた歌詞が特徴的。これはブルースの典型的なパターンともされ、忌野が乗っていたボロボロのサニーがモデルとなっています。
サニーのイメージ
<歌詞の一部を引用>
説明するまでもなく「ビンビンだぜ」は勃起、「すぐにいい音させて」は喘ぎ声、「発車できないなんて」は射精を言い表しています。卑猥なフレーズが並ぶ同曲はヒットには繋がらなかったものの、狙い通りライブでは大盛り上がりとなる定番曲に成長しています。
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仲井戸がギターのリフを弾き、忌野が歌詞を乗せながら形になっていった同曲。仲井戸は後年、「『発射』『ビンビン』とか、ちょっとセクシーなタッチがいいとかね。あいつのソングライティング力だね」と亡き盟友の作詞の実力を認めています。
ヒマワリ
『Body & Soul』 エロ度数:★★★☆☆
SPEEDのデビューシングル『Body & Soul』。1996年当時、小中学生であったメンバーの若さ溢れるダンスナンバーでしたが、歌詞には非常に意味深な部分があるのです。
『Body & Soul』