マトリックスとは

キアヌ・リーブス

「マトリックス」シリーズの主人公ネオ(トーマス・A・アンダーソン)を演じるキアヌ・リーブス(Keanu Reeves)は、言わずと知れたハリウッドを代表するトップスターです。すでに映画『スピード』(1994年)で世界的な知名度を得ていましたが、「マトリックス」3部作の歴史的大ヒットによりその人気を不動のものとしました。近年は伝説の殺し屋に扮した「ジョン・ウィック」シリーズが人気を博し続編の製作が続いています。
親日家として知られ、千葉真一(サニー・チバ)さんの熱狂的なファンでもあります。また来日した際には必ずラーメン屋に立ち寄りはしごすることもあるほどのラーメンマニア。
おとなの恋は、まわり道

映画『おとなの恋は、まわり道』(2018年)は、キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーによる大人のロマンティック・コメディです。たまたま同じ結婚式に居合わせた独身の男女が思いがけず、ディナーの席も飛行機もホテルの部屋まで全てが隣り同士という不思議な縁に導かれながら、口を開けば言い合いばかり。しかしひょんなことからときめきが舞い降りる瞬間が……果たしてふたりの恋の行方は?
長い俳優人生の中でもラブストーリーへの出演は意外と少ないキアヌですからこれは貴重な1作となりそうです。そして映画『ドラキュラ』(1992年)で初共演して以来、これが4度目の共演となるキアヌとウィノナ。そんな2人ならではの息の合ったコンビネーションにもぜひご注目ください。
ローレンス・フィッシュバーン

「マトリックス」シリーズでモーフィアスを演じるローレンス・フィッシュバーン(Laurence Fishburne)は、歌手ティナ・ターナーの自伝を映画化した『TINA ティナ』(1993年)でアカデミー主演男優賞候補となり、世界的な大ヒットを記録した「マトリックス」シリーズで俳優としての確固たる地位を築きました。また日本のアニメファンでもあり『北斗の拳』や『妖獣都市』『AKIRA』などがお気に入り。近年は映画はもちろんテレビドラマに出演することも多く、人気シリーズ『CSI:科学捜査班』にはレイモンド・ラングストン博士役でレギュラー出演しました。
ハンニバル

2013年から2015年までローレンス・フィッシュバーンはこの作品でFBI行動科学課のヘッド、ジャック・クロフォードを演じました。
キャリー=アン・モス

「マトリックス」シリーズでヒロイン・トリニティーを演じるキャリー=アン・モス(Carrie-Anne Moss)は、映画の大ヒットと共に一躍世界的な知名度を獲得しました。近年も映画・テレビドラマの両方で活躍し、2012年から2013年までは『VEGAS/ベガス』にレギュラー出演したほか、ネットフリックスで配信されたマーベル・コミックのテレビドラマシリーズ『ジェシカ・ジョーンズ』にはジェリ・ホガース役で参加しています。
メメント

メメント (映画) - Wikipedia
キャリーはこの作品でガイ・ピアース演じる主人公レナード・シェルビーを助ける謎の女性ナタリーを演じ、インディペンデント・スピリット賞助演女優賞を受賞しました。
ヒューゴ・ウィーヴィング
「マトリックス」シリーズでエージェント・スミスを演じるヒューゴ・ウィーヴィング(Hugo Weaving)は、オーストラリア国立演劇学院で演劇を学び、卒業後は数々の舞台に出演しキャリアを積み重ねてきました。「マトリックス」シリーズやエルロンドを演じた「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの歴史的な大ヒットにより一躍世界的な知名度を獲得!近年も映画を中心に活躍していますが、メジャー作品と共に低予算映画も好み、また俳優人生の原点である舞台にも立ち続けています。
Vフォー・ヴェンデッタ

映画『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005年)は、監督に「マトリックス」シリーズ三部作で助監督を務めたジェームズ・マクティーグ、製作・脚本に「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟を迎えて製作された同名漫画の実写版です。近未来のイギリスは独裁国家となっていた。ある日、国営放送に勤務するイヴィー・ハモンド(ナタリー・ポートマン)は、夜間の外出禁止令を破り外にいたところを秘密警察に見つかり乱暴されそうになります。そんな彼女を救ったのは仮面を被る謎の男“V"。この作品でヒューゴは主人公Vを全編仮面を付けたまま演じました。
ジェイダ・ピンケット=スミス
『マトリックス リローデッド』(2003年)から登場のナイオビを演じるジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)は、同役で世界的な知名度を獲得したほかハリウッドスター、ウィル・スミスの妻としても広く知られています。現在も映画やテレビドラマを中心に活躍し、また近年は『ベスト・キッド』(2010年)、『ANNIE/アニー』(2014年)といった映画製作にも力を入れている模様です。
しあわせの処方箋

『しあわせの処方箋』(2009年-2011年)は、医療ものとしては珍しく看護師の視点から描かれたヒューマンドラマです。時には医師と、時には患者とぶつかり合いながらも、患者のために懸命に尽くす!ジェイダは同作でリッチモンド・トリニティで働く主人公、看護師長のクリスティーナ・ホーソンを演じました。
ランベール・ウィルソン
『マトリックス・リローデッド』から登場のメロヴィンジアンを演じるランベール・ウィルソン(Lambert Wilson)は、ロンドンで演技を学び1977年に映画デビューを果たした国際派俳優です。現在も映画を中心に活躍中!また歌手でもあり、これまでに6枚アルバムを発売しています。
キャットウーマン(映画)

『キャットウーマン』(2004年)は、『バットマン』のキャラクターのひとり・キャットウーマンを主人公にハル・ベリー主演で実写映画化した作品です。シャイなグラフィックデザイナー、ペイシェンス・フィリップスは彼女が勤める大手化粧品会社「ヘデア・ビューティー社」の企業秘密を知ってしまったことから抹殺されてしまいます。しかし不思議な力によってキャットウーマンとして生まれ変わり…。ランベールはこの同作でヘデア社の社長、ジョージ・ヘデアを演じました。
ファン待望の新作!マトリックス レザレクションズ!
あとがき
独断と偏見で「マトリックス」シリーズ出演者の他の作品を1作ずつ選んでみました。キアヌ・リーブスをはじめ「マトリックス」の時とはまたひと味違う彼らの一面を見ることが出来て素敵ですよね。おうち時間のお供にぜひ新たな物語と出会ってみてはいかがでしょうか。