セックス・アンド・ザ・シティとは

サラ・ジェシカ・パーカー
『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公。新聞「ニューヨークスター」紙(架空)にて『SEX and the CITY』というコラムを連載しているコラムニスト、キャリー・ブラッドショーを演じたサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)は、シリーズ終了後もテレビドラマや映画・舞台・プロデュース業など幅広い分野で活躍。またキャリー役以降、アメリカではファッション・アイコンとしての地位を確立しており、自身の香水やファッションブランドを立ち上げ、実業家としても大成功を収めています!
フットルース

世界中で社会現象を巻き起こした青春映画の名作『フットルース』(1984年)。主題歌も大ヒットしましたね。シカゴ生まれのレン・マコーミックが引っ越してきたアメリカ中西部の小さな田舎町ボーモント(架空の町)は、ある事故をきっかけにダンスもロックも禁止されていました。この町の保守的な大人たちへの息苦しさに立ち向かい、克服して行く若者たちを描いた青春群像劇です。主人公を演じたケヴィン・ベーコンの出世作であり、ラスティ役を演じたサラもまたこの作品で注目を集めました。
ホーカス ポーカス

『ホーカス ポーカス』(1993年)は、魔女のウィニー、メアリー、サラのサンダーソン3姉妹と子供たちの戦いをSFXを駆使してコミカルに描いたコメディ映画です。アメリカでは毎年必ず再放送されるほど人気の高い作品となっており、彼女はこの作品で、歌手で女優のベット・ミドラー、「天使にラブソングを」シリーズのキャシー・ナジミーと共に、三姉妹の一人サラ役を演じました。また約30年ぶりにオリジナルキャストが集結し、続編『ホーカス・ポーカス2(原題)』の製作も決定!2022年に「Disney+」で配信される予定です。
クリスティン・デイヴィス
『セックス・アンド・ザ・シティ』で結婚願望が強くお嬢さまなアート・ギャラリーのディーラー、シャーロット・ヨークを演じたクリスティン・デイヴィス(Kristin Davis)は、同作で世界的に知られるようになり同役で「ゴールデン・グローブ賞」と「エミー賞」にノミネートされました。シリーズ終了後もテレビドラマや映画などでコンスタントに活躍しています。
シャークボーイ&マグマガール 3-D

映画『シャークボーイ&マグマガール 3-D』(2005年)は、同作の監督を務めたロバート・ロドリゲスの息子レーサー・マックス・ロドリゲス(当時7歳)が、原案を担当したファンタジー・アドベンチャーです。夢ばかり見ている10歳の男の子マックス。そんな彼が空想上のヒーローとして描いたキャラクターたちがひょんなことから現実の世界に現れ、共に冒険の旅に出発する物語。クリスティンはこの作品でマックスのママを演じています。
ライトアップ! イルミネーション大戦争

映画『ライトアップ! イルミネーション大戦争』は、ダニー・デヴィートとマシュー・ブロデリック共演による、ご近所同士のいがみ合いを描いたファミリー・コメディ。クリスティンはこの作品でケリー・フィンチ役を演じており、ちなみにマシュー・ブロデリックは『セックス・アンド・ザ・シティ』の共演者サラ・ジェシカ・パーカーの夫です。
シンシア・ニクソン
『セックス・アンド・ザ・シティ』でハーバード大学出身のかなり毒舌な弁護士ミランダ・ホッブスを演じたシンシア・ニクソン(Cynthia Nixon)は、同作で世界的に知られるようになり、2004年には同役でエミー賞を受賞した実力派です!シリーズ終了後もテレビドラマ・映画・舞台など幅広い分野で活躍。また2018年にはニューヨーク州知事選挙への出馬を目指すと表明し大きな話題となりました。しかしアンドリュー・クオモ氏に予備選で大差で敗れる結果に…。
さよなら、僕のマンハッタン

映画『さよなら、僕のマンハッタン』(2017年)は、サイモン&ガーファンクルやボブ・ディランらの名曲にのせてニューヨークでひとり暮らしを始めた作家志望の悩める青年・トーマスの大人への成長過程を描いた青春ストーリーです。シンシアはこの作品で精神の不調に苦しむ主人公の母親・ジュディスを演じています。
ラチェッド
『ラチェッド』(原題: Ratched)は2020年にNetflixのオリジナル作品として全世界へ配信されたテレビドラマシリーズ。名作『カッコーの巣の上で』の前日譚ドラマとして製作され、映画に登場した看護師長ミルドレッド・ラチェッドが主人公です。またハリウッドスター、シャロン・ストーンの出演でも大きな話題を呼び、製作総指揮には名優マイケル・ダグラスも名を連ねています。シンシアはこの作品でグウェンドリン・ブリッグスを演じ、第2シーズンの製作も決定している。
キム・キャトラル
『セックス・アンド・ザ・シティ』の4人の中で最もセックスに積極的なPR会社の社長サマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラル(Kim Cattrall)は、80年代から映画『ポリス・アカデミー』や『ゴーストハンターズ』などで知られ、「SATC」のサマンサ役で世界的な知名度を獲得しました。シリーズ終了後も、テレビドラマをはじめ映画や舞台など幅広い分野で活躍しています。
ノット・ア・ガール

『ノット・ア・ガール』(原題: Crossroads)(2002年)は、当時人気絶頂だったポップ・アイドル、ブリトニー・スピアーズが映画初主演を果たしたガールズ・ロード・ムービーです。ルーシー、キット、ミミの幼なじみ3人は高校卒業式の日の夜、昔埋めたタイムカプセルを掘り起こし、それぞれの夢を叶えるべくロサンゼルス行きを決意!ここから彼女たちの自分探しの旅が始まるのです。キムはこの作品で、ブリトニー演じるルーシーの母親キャロラインを演じています。「SATC」のサマンサ役とのギャップにもぜひ注目してみてください。
ゴーストライター

映画『ゴーストライター』(2010年)は名匠ロマン・ポランスキー監督によるサスペンス・スリラーです。ロバート・ハリスの同名小説を原作に、映画化に際しハリスとポランスキーが脚色を加えました。ピアース・ブロスナン演じる元英国首相のアダム・ラングに自叙伝の執筆を依頼され、ゴーストライターとして雇われたユアン・マクレガー演じる主人公がやがて国家を揺るがす恐るべき巨大な陰謀に巻き込まれていく…キムはこの作品でアメリア・ブライを演じています。
最新作は『And Just Like That...』
あとがき
最新作にサマンサが登場しないのはとても寂しいですが、またいつか4人揃った姿が見たいですね。それまで『And Just Like That...』を思いっきり楽しみましょう!