フジファブリックのヒット曲「若者のすべて」が高校の音楽教科書に掲載されることが明らかに!!
2009年に死去したミュージシャン・志村正彦がリーダーを務めていたロックバンド「フジファブリック」の代表曲として知られる「若者のすべて」が、このたび来年度の高校の音楽教科書に採用されることが明らかとなりました。
第一報はこちらです!
2000年に結成され、2002年にミニアルバム「アラカルト」でインディーズ・デビューを飾ったフジファブリック。「若者のすべて」は、2007年に彼らが発表した10枚目のシングルであり、“夏の終わりの最後の花火大会が終わった後の切なさや虚しさなど、感傷的になり考えてしまう所を歌った曲”として、Bank Band、藤井フミヤ、槇原敬之など様々なアーティストにカバーされている楽曲です。このたび教科書に採用した教育芸術社も「景色の描写もしっかりしていて、時間がたっても色あせずに高校生の心に残る曲」と同曲を評価。既に音楽教科書に採用実績のある岡本真夜「TOMORROW」、森山直太朗「さくら(独唱)」、槇原敬之「世界に一つだけの花」などとともに、J-POPを代表する楽曲として歌い継がれていくことが決定しました。
YouTubeで公開されている「若者のすべて」のPV
「フジファブリック」志村正彦が影響を受けたアーティストとは?
2000年代を代表する楽曲として、このたび教科書への掲載が決まったフジファブリック。その元リーダーである志村正彦は、我々ミドル世代にとって懐かしい様々なアーティストから影響を受けていたことでも知られています。ここでは、その中から何組かご紹介したいと思います。
奥田民生
まずご紹介するのは奥田民生。言わずと知れた「ユニコーン」のボーカリストであり、ソロとしても「愛のために」「イージュー★ライダー」「さすらい」などを90年代にヒットさせています。女性ボーカルデュオ「PUFFY」のプロデュースでも有名。

シェリル・クロウ
アメリカのシンガーソングライター、シェリル・クロウ。フォーク・ロック、カントリーミュージックをルーツに持つシンガーであり、日本国内ではアルバム「シェリル・クロウ(1996年)」「グローブ・セッションズ(1998年)」などのヒットで有名です。

レッド・ツェッペリン
イギリスを代表するロックバンドのひとつである「レッド・ツェッペリン」。リーダーのジミー・ペイジをはじめとした世界的ミュージシャンがメンバーに名を連ね、70年代における彼らの音楽的な影響力は、60年代のビートルズに匹敵すると言われています。

AC/DC
オーストラリアを代表するロックバンド「AC/DC」。1973年にアンガスとマルコムのヤング兄弟を中心に結成され、1980年発表の6枚目のアルバム「バック・イン・ブラック」は全世界での売上5000万枚以上と、マイケル・ジャクソン「スリラー」などに肉薄する記録を残しています。

ブラック・サバス
イギリス出身のロックバンド「ブラック・サバス」。1968年に結成されたヘヴィメタルの始祖的バンドであり、1970年発表のデビューアルバム「黒い安息日」は、ヘヴィメタル黎明期の名盤として現在も語り継がれています。

このように、我々に馴染み深いアーティストたちに色濃く影響を受けている、志村正彦およびフジファブリック。ミドル世代としても、この機会に是非聴いておきたいバンドと言えるでしょう。
「フジファブリック」を詳しく知りたくなった方はこちらで!
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