【1996年】口ずさみたくなる曲ばかり♪カラオケチャートを振り返ってみよう!

【1996年】口ずさみたくなる曲ばかり♪カラオケチャートを振り返ってみよう!

毎年のカラオケチャートは、オリコン売上チャートとはまた少し違います。みんながたくさん歌った曲はどの曲なのでしょう?今回は1996年のカラオケチャートを振り返って見ましょう。


まずは10位から6位まで!

まずは10位から6位までを一気に振り返っていきましょう!

10位 「そばかす」:JUDY AND MARY
9位 「バンザイ~好きでよかった~」:ウルフルズ
8位 「LA・LA・LA LOVE SONG」:久保田利伸 with ナオミ・キャンベル
7位 「名もなき詩」:Mr.Children
6位 「Don't wanna cry」安室奈美恵

でした!

年間売り上げチャートでは「名もなき詩」が1位、「LA・LA・LA LOVE SONG」が3位でした。やはり売り上げチャートとはまた別のランキングになっていますね。「名もなき詩」はドラマ「ピュア」の主題歌。「LA・LA・LA LOVE SONG」は「ロングバケーション」の主題歌でしたね。

ドラマの主題歌がヒットチャート上位に来る時代でしたね。逆にタイアップのない曲がチャートにランクインすることはほとんどなかったですよね。

5位 「あなたに逢いたくて~Missing You~」:松田聖子

5位は1996年4月にリリースされた松田聖子さんの38枚目のシングルです。この時松田さんは34歳でした。デビューは1980年ですのですでにベテランの域に入っていた印象でしたが今思えばまだまだ若かったですね。

「ビートたけしのTVタックル」のエンディングテーマとCanon「PIXEL」のイメージCM曲というWタイアップが付いていました。シングルでは松田さん最大のヒット曲で、唯一のミリオンヒット曲でもあります。ミリオンヒット曲が1曲だけというのは意外ですが、この時代が一番CDが売れた時代というのも大きいでしょう。ご自身で作詞作曲された楽曲です。

紅白歌合戦でも歌われた楽曲で、2007年には高校の音楽の教科書にも掲載されました。曲はラブバラードですが、ラブソングも教科書に載る時代というのにびっくりです。

カラオケでは好きな人に思いをはせて熱唱する女子が多かったでしょうね。男性からのリクエストも多そうです。

4位 「チェリー」:スピッツ

4位はスピッツの「チェリー」です。こちらも1996年4月に発売されたシングル。こちらはノンタイアップの楽曲ですが、年間売り上げチャートでも4位にランクインしています。初週は1位を逃したものの、4週目に1位を獲得しています。こうやって徐々に売れているのも時代を感じますね。最終的な売り上げは161万枚で「ロビンソン」とほぼ同じです。

「チェリー」は前年のツアー中に制作された楽曲。地に足をつけてテクテク歩いているというイメージだそうです。新たな旅立ちの歌ですね。ツアーであちこちの土地を回ったことがこの曲に影響されているそうですよ。

チェリー、桜は春に咲く花なので何かから抜け出すイメージでタイトルにつけられたそうです。

スピッツの楽曲はキーが高いので女子にも歌いやすいです。男性女性両方が歌っているので上位にランクインしているのではないでしょうか。2012年から2014年までもカラオケベスト30にランクインしていて幅広い世代にうたわれています。

3位 「DEPARTURES」globe

1996年1月1日に発売されたglobeの4枚目のシングル「DEPARTURES」が3位です。年間売り上げチャートでは2位でした。

竹野内豊さんと江角マキコさんが出演するJR SKISKIのCMソングです。JR東日本から「『若いカップルが新幹線に乗ってスキーに出かける』『カップルがホームから列車に乗り込むシーンから始まって、雪が降る駅を新幹線が静かに出て行く所で終わる』という依頼の元制作されたそうです。ずいぶん細かい設定ですが、ぴったりの楽曲に仕上がっていますよね。いまだに雪が降るとこの曲が頭に流れます。

小室さんは竹野内豊さんと江角マキコさんの経歴や人となりまでリサーチして楽曲を作ったそうです。さすがですね。

キーが高い楽曲ですが、カラオケで歌うと気持ちがいいです。

CD売り上げは28.8万枚で、日本のCMソングとして最も売れた楽曲なんですよ。これだけこだわって作っていたら納得ですね。

2位 「アジアの純真」:PUFFY

1996年5月にリリースされたPUFFYのデビューシングル「アジアの純真」が第2位でした。この年の楽曲は難しい曲が多かったですが、これは歌いやすいのでカラオケでみんなで歌って盛り上がりましたね。独特の振り付けもはやりました。

キリンビバレッジ・「天然育ち」のCMソングで本人たちも出演していました。

作詞は井上陽水さん、作曲は奥田民生さんです。井上陽水奥田民生のユニットでセルフカバーもされています。陽水さんが歌うとよりアジアチックになっていますよ。ほかにも多数のアーティストにカバーされているので、歌いたくなる楽曲なんでしょうね。

1位 「I'm proud」:華原朋美

1位は華原朋美さんの「I'm proud」でした。華原朋美さんの3枚目のシングルで前作に続くミリオンヒット。この楽曲が最大のヒット曲になっています。歌番組に出演された華原さんのキャラクターも相まって人気になりましたよね。

TBCの「the レディ・エステティック」のCMソングで、ご本人と小室哲哉さんが出演されていたことでも話題になりました。

こんなにキーの高い楽曲が一位というのはびっくりですね。当時のカラオケは原曲キーではなく、歌いやすいキーが標準になっていたのですが、「I'm proud」はキーを3つ上げないと原曲キーになりません。でもいかに原曲キーで歌えるかというのにチャレンジしていたのを思い出します。

この年のカラオケランキングは女性のラブバラードが多いですね。盛り上がるというより少人数で熱唱することが多かったのでしょうか。そして失恋の曲ではなくどれも内容は明るい(「DEPARTURES」はどっちにも取れますが)曲です。

カラオケランキングを改めてみてみるとなかなか面白いですよね。ほかの年代もぜひチェックしてみてください。

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