俳優でありヤクザであった異色の男・安藤昇の生涯を描いた『あるヤクザの生涯 安藤昇伝』が好評発売中!!
幻冬舎より、ヤクザの組長という経歴を持ちながら映画俳優として活躍した伝説の男・安藤昇の生涯を描いた『あるヤクザの生涯 安藤昇伝』が現在好評発売中です。価格は1540円(税込)。
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特攻隊員、愚連隊、安藤組組長、映画俳優と、その破天荒な経歴から伝説の男として現在も語り継がれている安藤昇。『あるヤクザの生涯 安藤昇伝』では、元東京都知事で作家の石原慎太郎が、そんな安藤の破天荒な生き様をモノローグ(独白)の形で見事に描き切っています。昭和という激動の時代を“修羅”として生きた男の、圧巻のノンフィクションノベルがここに完成しました!
安藤昇が出演した作品の数々!!
1964年に安藤組を解散し、俳優へと転向した安藤昇。端整な顔立ちに曰くありげな左頬の傷跡で、ヤクザ映画を中心に一躍人気俳優の仲間入りを果たしました。ここでは、安藤の出演作品をいくつか写真で振り返っておきましょう。
血と掟(1965年)

日本暴力団 組長(1969年)

博徒外人部隊(1971年)

やくざと抗争 実録安藤組(1973年)

安藤組外伝 人斬り舎弟(1974年)

1965年のデビュー作である松竹映画「血と掟」でいきなり主演を務めた安藤。その後1967年に東映に移籍し、「日本暴力団 組長」「組織暴力 兄弟盃」「博徒外人部隊」など多数のヤクザ映画に出演しました。また、実録映画として「やくざと抗争 実録安藤組」「実録安藤組 襲撃篇」「安藤組外伝 人斬り舎弟」など本人役として出演することもあり、本物のヤクザが演じるド迫力の演技は観客を大いに沸かせていました。
そんな安藤ですが、80年代以降は俳優としての活動はほぼ休止状態となり、Vシネマのプロデュース業などをこなしていました。そして、2015年に89歳で亡くなっています。芸能界と暴力団の関わりに対して世間の目が厳しくなかった、昭和という時代ならではの伝説の男・安藤昇。現在好評発売中の『あるヤクザの生涯 安藤昇伝』で、ぜひその魅力を再確認しておきましょう!
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書籍概要
タイトル:あるヤクザの生涯 安藤昇伝
著者:石原慎太郎
出版社:幻冬舎
発売日:2021/5/12
仕様:単行本
頁数:180ページ
価格:1540円(税込)
著者プロフィール
石原慎太郎(いしはら しんたろう)
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第1回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『生還』(平林たい子文学賞受賞)、ミリオンセラーとなった『弟』や2016年の年間ベストセラーランキングで総合第1位に輝いた『天才』、『法華経を生きる』『老いてこそ人生』『子供あっての親―息子たちと私―』『男の粋な生き方』『凶獣』『救急病院』『老いてこそ生き甲斐』『新解釈現代語訳 法華経』など著書多数。
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