富士通「FM-8」が発売から40周年!「40周年モデル」など、記念事業がスタート!!
富士通クライアントコンピューティング株式会社は、富士通初のパソコン「FM-8」の誕生40周年を記念した事業「FUJITSU PC 40th Anniversary」を実施することを発表しました。
富士通初の8ビットパソコン「FM-8」

富士通が「FM-8」を発売したのは、1981年5月20日のこと。世界初の64キロビットDRAMを搭載した、ホビーからビジネスまで幅広いニーズに対応した製品で、データの保存にはバブルメモリやフロッピーディスクがオプションで接続可能でした。「FUJITSU PC 40th Anniversary」では、そんな「FM-8」の誕生から受け継がれてきたチャレンジ精神や伝統を改めて見つめ直し、記念事業として「40周年モデル」「40周年サービス」「オンラインイベント」「記念グッズ制作」などを展開する予定となっています。なお詳細については、今後告知していくとのことです。
「FM-8」40周年の今だから要チェック!近年のレトロPC関係のニュース!
かつてマイコンを愛用していた方には懐かしい、「FM-8」に関連した今回の40周年記念事業。レトロPCに関連する話題は今回以外にも時折ニュースとして報道されており、我々をノスタルジックな気持ちへと誘ってくれます。ここでは、そんなレトロPC関連の近年のニュースをいくつかご紹介します。
「PC-8001 Mini」が登場!
2019年には、NECパーソナルコンピュータがマイコンの先駆けとして有名な「PC-8001」の40周年を記念したモデルのモバイルノート「LAVIE Pro Mobile PM750/NAA」を発売、さらにPC-8001のミニチュア「PC-8001 Mini」も発売されました。

「PC-8001 Mini」ですが、キーボードやディスプレイを接続することでゲームなどのBASICプラグラムの実行が可能です。付属する懐かしゲームが収録されたSDカードを使用することで、「平安京エイリアン」「JUPITER LANDER」などを楽しむことが出来ます。

ゆりかもめに「PC-9801」が使われていた!
2020年には、NECの「PC-9800シリーズ」のノートパソコンが、ゆりかもめの設備メンテナンスに使用されていたことが大きな話題となりました。このツイートにはNECも反応し、「私どもの工場に展示させていただきたい」と、廃棄する予定の場合には引き取りを申し出ています。果たして話は進展したのでしょうか、気になるところです!
歴代のWindowsの起動音をまとめた動画が話題に!
2020年には、Windowsの歴代起動音をまとめた動画がYouTubeに投稿され、大きな話題となりました。「Evolution of Windows Startup Sounds」と題されたこの動画には、Windowsが世界的に普及した「Windows95」から最新の「Windows10」までがまとめられており、パソコンの歴史を一気に体感することが出来ます。
このように、時折話題となるレトロPCに関するニュースの数々。ミドルエッジでは今後も積極的に取り上げていきたいと思います!
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