ツタンカーメンの「スーパークローン」の展示会を開催するためのクラウドファンティングが始動!
文化事業と環境ビジネスを推進する株式会社CMEモルゲンランドと、株式会社グローバルアース価値創造研究所が、ツタンカーメンの「スーパークローン芸術®」作品を用いた展示会を実現するためのクラウドファンディングを開始しました。
CAMPFIREにてクラウドファンディングを開始!
CMEモルゲンランドが所有するツタンカーメン王の「スーパークローン芸術®」作品による展覧会は、新型コロナ禍により延期となっていましたが、製作者であるエジプトのミニア大学純粋芸術学部のムスタファ教授の「日本やアジアの子どもたちの教育芸術文化に役立ててほしい」という願いに応えるため、また、イギリスの考古学者ハワード・カーター博士がツタンカーメン王の墓を発見して100周年となる2022年こそ展覧会を実現するため、このたび「JAPAN ツタンカーメン プロジェクト」としてクラウドファンディングを実施し、資金の一部に支援を募ることとなりました。なお目標金額は500万円とし、上回った場合にはより完全な形での展示会が実施できるよう、1,000万円を最終目標にするとのことです。
まちづくりを応援するため、展示品の貸し出しも実施!
このたびのクラウドファンディングでは、CMEモルゲンランドが「スーパークローン芸術®」作品を実際に所有している強みを活かし、ツタンカーメン王の黄金のマスクを始めとする貴重な芸術作品を、まちづくりなど、お客さんが少なくなっていて困っている商店や宿泊施設に貸し出すリターンを用意しています。
リターン例①黄金のマスクと玄室の門番2体の貸し出し(200万円)
リターン例②宝飾品の貸し出し(30万円)
使用目的や展示保管態勢などの審査は行うものの、古代エジプトの文化を伝える秘宝を実際に間近でみてもらいながら、集客の目玉として活用して欲しいとのことです。
個人の支援者向けに、倉庫への見学会も実施!
また、展示品の借り受けは難しい個人でも、一足早く「スーパークローン芸術®」作品を閲覧できるよう、保管されている倉庫への見学会がリターンとして設定されています。
リターン例③倉庫への見学会(30,000円)
この見学会は、「JAPAN ツタンカーメン プロジェクト」メンバーによる解説を交えながらの見学会となります。華やかな展示会とはまた違う趣の舞台裏を見学できる、めったにない機会となります。ツタンカーメン王と古代エジプトの魅力を理解されている方々にとっても、貴重な体験となりそうです。
クラウドファンディング概要
■支援期間は7月26日まで
クラウドファンディングは、2021年07月26日23時59分までです。皆様のご支援をお願い申し上げます。
■「スーパークローン芸術®」作品とは
エジプトのミニア大学純粋芸術学部のムスタファ教授が率いるエジプトの彫刻家、彫金師などの専門家たちがツタンカーメン王の陵墓から発見された「黄金のマスク」や「戦車」、「玉座」など3,300年前の至宝を本物と同じサイズで精巧に再現しました。CMEモルゲンランドは「日本やアジアの子どもたちの教育芸術文化に役立ててほしい」というムスタファ教授の願いに応え、126点の作品を所有しています。
■「JAPAN ツタンカーメン プロジェクト」とは
「JAPAN ツタンカーメンプロジェクト」は、今後、アジア全地域(中近東およびオセアニア・大洋州を含む)でのリアルとバーチャルの展覧会開催を計画しています。さらに、映像、ゲーム、マンガ、音楽から教材出版、グッズ製作まで多岐に渡るオリジナルコンテンツ開発します。「JAPAN ツタンカーメン プロジェクト」は、「Re Art & Craft®」「スーパークローン芸術®」の名のもとに全世界に向けて情報発信することを計画しています。
写真 : 村尾昌美 + 竹脇献 / © ANKH
ツタンカーメン王墓埋葬品スーパークローン芸術作品の展示会を開催したい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
300万人近くを動員!かつての「ツタンカーメン展」を振り返る!
このたび始動となった、ツタンカーメンの「スーパークローン」の展示会に関するクラウドファンディング。一方、かつて本物のツタンカーメンが来日し、「ツタンカーメン展」として展示会が開催されたことがあります。そのときの展示会について、軽く振り返っておきましょう。
1965年
まずは、1965年に東京・京都・福岡で開催されたツタンカーメン展。高度経済成長の中で「20世紀最大の発見」として大きな話題となったツタンカーメンの秘宝には多くの人々が押し寄せ、3か所合計で295万人もの入場者数を記録しました。この数字は、日本美術展史上における最多動員記録となっています。
2012年
2012年に東京と大阪で開催された「ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実~」。実に47年ぶりの来日であり、2か所での総入場者数は173万人を突破。長年にわたり第2位の動員数であった1964年の「ミロのビーナス特別公開」を抜き、堂々の第2位に輝いています。
このように、展示されるたびに数多くの人を魅了するツタンカーメン。果たして今回のクラウドファンディングではどのくらいの人と資金を集めるのでしょうか?今から目が離せません!
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