『コスモス・ピンクショック』とは?
『コスモス・ピンクショック』の本編動画・ストーリー
行方不明になったロケットは宇宙に広がる各惑星に姿を現すようになります。次第に領界侵犯を繰り返す常習犯として、その機体の色から”ピンクショックと呼ばれて有名な存在になっていきました。
戦艦部隊が真正面から向かっていっても、そのピンクショックの暴走は止められず、宇宙空間に特設された野球場では、タイガースの210年ぶりの優勝がかかった試合が行なわれていましたが、せっかくのホームランを台無しにしてしまいます。
「私は止まるわけにはいなかいの!」
何者にも止められないピンクショックの暴走ぶりは、この言葉とともに今日も宇宙に響き渡るのでした…
『コスモス・ピンクショック』の魅力とは?
名作アニメのパロディ描写
お笑いを意識したギャグテイストの構成なので、元ネタを知っていたら、思わず吹き出してしまう場面は多いはず。ギャグアニメなのかと思えば、少しハートフルな展開もあって、そのバランスもいい感じだと思います。
無敵のヒロイン・ミッチー
当時は幼いながらも、ヒロシを思い続けてきたミツコ。おばさんになってしまう前に再会を果たしたいと、僅かな時間すらも惜しんで宇宙を飛び回っています。ピンクショックが暴走する理由に、こんな乙女チックな背景があったが面白いですよね。
”ミッチー”という愛称を自称していて、明らかにスベッているのですが、全く気にせず、そのまま押し通すところも好感がもてますよね。
イケメン将校のギャツビー
イケメンなのに、そのメリットが全くないところに彼の面白さがあります。ミツコに対しても、領界侵犯を繰り返す自分勝手な女性という見方しかしていませんでしたね。しかし、彼女を取り調べるうちに…
その内面が変化していくところが楽しいです。
ギャツビーが最後に放った言葉は、なかなかの名言だと思います。
『コスモス・ピンクショック』の口コミ・評価
実際にアニメ本編をご覧になったユーザーの口コミ・評価をネット上からピックアップさせていただきました。視聴前・視聴後の参考になると思いますので、それぞれの意見もぜひチェックしてみてくださいね。
『コスモス・ピンクショック』のまとめ
名作アニメのパロディ・オマージュ要素、ミツコ・ギャツビーなど面白いキャラクターたちが魅力的な『コスモス・ピンクショック』。短編アニメながら、ミドルエッジ世代は笑える内容に仕上げられていると思います。
『パーマン』『オバケのQ太郎』などの藤子不二雄コンテンツや、当時、流行っていたキン肉マンといった作品のオマージュもありましたね。アニメ愛に溢れる内容で、旧作を好むユーザーには特におすすめです。記事内には本編動画も掲載していますので、この機会に、ぜひご覧になってくださいね。このような秀作が埋もれていたのかと、その楽しさに満足していただけると思いますよ。