『風と木の詩』とは?
『風と木の詩』
OVA版『風と木の詩SANCTUS-聖なるかな-』
今回の記事では、こちらのOVA版『風と木の詩SANCTUS-聖なるかな-』の内容を中心にご紹介させていただきます。
OVA版『風と木の詩SANCTUS-聖なるかな-』の本編動画・ストーリー
ジルベールは上級生を誘惑しては、肌を重ね、快楽に身を委ねる破滅的な日々を過ごしており、その事実は学院性たちにとっても周知のことでした。同室での生活でジルベールの暮らしぶりを知ったセルジュは正義心から激高し、ジルベールを更生させようとしました。
セルジュの厚意を素直に受け入れられないジルベール。しかし、同じ部屋で生活をともにするうち、セルジュは艶やかな魅力を放つジルベールに惹きこまれながらも、自分自身の同性愛を否定し、その葛藤のなかで苦しむようになります。
少しずつセルジュとジルベールの距離は近くなっていきますが、ジルベールにとって保護者であり、愛人のような関係でもあるオーギュストの登場は二人を次のステージに誘いました。
学園に多額の寄付を寄せるオーギュストは、生徒総監や理事からも一目を置かれる存在。そんなオーギュストはセルジュに将来の有望さを見出すようになり、セルジュの方も自然とオーギュストに陶酔するように…
OVA版『風と木の詩SANCTUS-聖なるかな-』の魅力とは?
ボーイズラブ系の作品として有名な『風と木の詩』。OVA版で主人公セルジュの声を演じているのは小原乃梨子さんです。この名前だけを出してもピンとこないミドルエッジ世代は多いかもしれませんが、
こちらのキャラクターを挙げれば、その声を脳内再生できるユーザーはいるはずです。
ちなみに小原乃梨子さんが『ドラえもん』の野比のび太を演じていた時期は、1979年から2005年のこと。現在は別の声優が演じていますので、お間違えのないようお願いします。
そのため、OVA版『風と木の詩SANCTUS-聖なるかな-』のセルジュの印象は、『ドラえもん』の野比のび太のイメージそのままなので、われわれミドルエッジ世代からすると少し笑えてくるところ。同じ声質でも、セルジュと野比のび太ではキャラクター性が違うため、そこで覚える違和感もOVA版『風と木の詩SANCTUS-聖なるかな-』を楽しめるポイントだと思います。
露骨な濡れ場描写がないところも魅力といえるでしょう。いわゆる腐女子と呼ばれるような女性ユーザーには物足りないかもしれませんが、一般的な男性ユーザーにとっては見るに堪えないものですよね。
そういった意味で性的描写が優しく、一般的な男性ユーザーも楽しんでもらえるはずです。
原作者である竹宮恵子さんも、
上記のように話しており、ジルベールが女性らしく描かれているところも素直に受け入れられる理由といえそうですね。Wikipediaの記載事項から、もう一つ気になる箇所を抜粋しておくと、
こちらに関しては、まさにその通りといえるものですね。