Plastic Tree
1993年12月に、有村竜太朗と長谷川正を中心にPlastic Treeを結成。
その後、精力的なLIVE活動で着実にファンを獲得していき、1997年6月には「割れた窓」でメジャーデビュー。
バンドの持つ独特な世界観から話題となり、攻撃的なギターロックからポップなものと、その楽曲性は多岐にわたります。
また、その世界観は海を越え海外でも人気を集めており、2006年7月にはワールドツアーを敢行したことで、グローバルに活躍できることを証明しました。
2007年9月には、メジャーデビュー10周年の節目に行われた日本武道館公演を大成功に収め、2009年8月30日には2度目となる
日本武道館公演も大盛況となりました。
それからも現在に至るまで、ますます勢いに乗るPlastic Treeはネオビジュアル系バンド界のパイオニア的ロックバンドといえます!
現メンバー
・有村竜太朗(ありむら りゅうたろう ):ボーカル & ギター
福岡県福岡市生まれ、千葉県千葉市育ちで、血液型AB型。
・長谷川正(はせがわ ただし):ベース&リーダー。
千葉県出身で、血液型O型。
・ナカヤマアキラ:ギター
北海道釧路市出身で、血液型A型。
・佐藤ケンケン(さとう ケンケン):ドラム
2009年7月3日正式加入。長崎県出身で、血液型O型。
旧メンバー
・KOJI(コージ):ドラム
・SHIN(シン):ドラム
・TAKASHI(タカシ ):ドラム。
本名は、大正谷隆(おしょうだに たかし)。
徳島県出身で、血液型B型。2001年脱退。
・ササブチヒロシ:ドラム
本名は、笹渕啓史。北海道室蘭市出身で、血液型A型。
2002年正式加入し、2009年3月19日脱退。
その後、2010年10月に東京酒吐座を結成。
Plastic Treeの世界観の原点となる音楽性と影響は?
ヴィジュアルシーンの中でも異色であったPlastic Tree。
評論家の市川哲史は、「内向的な世界観」と「UKロック的なサウンド」が特徴だと述べていました。
ハードでありながらどこか繊細さを感じさせるサウンドに、中性的で透明感のあるヴォーカルと、詩的で言葉遊びが垣間見える歌詞というのがまさにそれなのではないでしょうか。
多くの歌詞を手掛け歌う有村は、好きなアーティストに山崎ハコ、堀江淳、森田童子、浅川マキ、バウハウス、ザ・キュアー、サザンオールスターズなどを上げていました。
中でもキュアーは、『Kiss Me Kiss Me Kiss Me』から入り、そこから初期に遡って聴いたのだそう。
また、横溝正史の金田一耕助シリーズや、寺山修司、江戸川乱歩も好きとのことで、そういった文学的観点なども歌詞を読みと垣間見えるのではないでしょうか。
それだけではなく、年末公演の時に「土曜プラ劇場」と題した金田一耕助シリーズや江戸川乱歩のオマージュ的なドラマは恒例で、ファンの中でもよく話題になっているのでかなり好きだという事がわかりますよね。
またナカヤマアキラは、同級生にLOUDNESSを聞かされたことがきっかけでギターを始めたとのこと。
オジー・オズボーンも好きで、ギタリストのランディ・ローズのコピーもやりこんでいたのだとか、
更には、ジェイク・E・リーの真似もしたとのことで、それらの影響は今のPlastic Treeの楽曲にも大いに生かされていますよね!
