マルチな活躍ぶりを見せた大空眞弓さん
大空眞弓さんのプロフィール
大空眞弓さんの経歴
1940年、父親は沖縄県出身、母親は広島県出身、二人のご両親のもと、東京に次女として生まれた大空眞弓さん。父親が貿易関係の仕事をしていたため、1歳のときに一家で中国・北京に転居されました。
終戦後は父親は大分県で家具製造の会社を設立したために引っ越し。その後、大空眞弓さんが小学2年生のとき、父親が北京で培った人脈を活かし、東京で再び貿易事業を始めたことで一家で上京しました。
この時期、新東宝が制作した映画『不如帰』『汚れた肉体聖女』『日本ロマンス紀行』などのタイトルに出演されますが、東京映画に移籍。
『愛と死をみつめて』をプロデュースした石井ふく子さんも、大空真弓さんを気に入ったようで、その後も、大空真弓さんは石井ふく子さんが関わる作品に出演されています。
活躍の場は映画・テレビドラマだけではなく、演劇・舞台にも及び、1990年公開『人生は、ガタゴト列車に乗って…』では菊田一夫演劇賞を獲得されました。
現在に至るまで、これまで数々の作品に出演されており、ベテラン女優としての存在感は今も健在です。
大空眞弓さんにまつわるエピソード
『汚れた肉体聖女』がエロい
そもそもタイトルからアダルト作品を思わせるかのような妖艶さがありますね。
穢れを知らない修道尼、同性愛、そして、若き日の大空眞弓さんの吐息といった要素に興奮が止まらないです。観ているだけで禁忌を犯しているかのような背徳感があって、夜のオカズとしてもご覧いただけると思います。
俳優・勝呂誉さんとの結婚
驚きなのは、その後、勝呂誉さんは一般女性と再婚しているのですが、その結婚式に大空眞弓さんも新郎の友人として出席していたそうです。どうやらスピーチもされたようで、大空眞弓さんは「私との結婚は何かの間違いでした。私のことは忘れてどうかお幸せに!」と話し、会場は爆笑の渦に包まれたみたいですよ。
息子・中田元博さんの逮捕歴
勝呂誉さんと大空眞弓さんとの間に生まれた息子・中田元博さん。ご両親の背中を見てきたこともあって、中田元博さんも俳優として活動していたそうです。しかし、俳優として芽は出ず、芸能界を退かれたのだとか。