2014年に公開された映画「太秦ライムライト」。京都・太秦(うずまさ)を舞台とした俳優たちの物語であり、福本さんはベテランの「斬られ役」俳優・香美山清一を熱演。この作品で自身初となる主演を務めました。同年開催されたカナダのファンタジア国際映画祭では、日本人初となる最優秀主演男優賞を受賞しています。
このように、映画・ドラマに欠かせない「脇役」としての役者人生を歩み続けてきた福本さん。一貫して主要キャストに花を添える「その他大勢」という立ち位置にこだわり、自身の著書でも「代表作なし」と記載するなど、その地味な仕事に確たるプライドを持っていたことを伺わせます。大部屋俳優、無名俳優の中には福本さんに憧れる役者も多く、後進から慕われていたと言います。そんな彼の功績は、これからも語り継がれていくに違いありません。ご冥福をお祈り申し上げます。
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