【アニー・ホール】第50回(1978年度)アカデミー賞を振り返る!【リチャード・ドレイファス 】

【アニー・ホール】第50回(1978年度)アカデミー賞を振り返る!【リチャード・ドレイファス 】

1978年と言えば、新東京国際空港(現・成田国際空港)が開港された年。日中平和友好条約が調印されたり、超高層ビル「サンシャイン60」が開館したりした年でもあった。そんな1978年のアカデミー賞を振り返ってみよう。


助演男優賞:ジェイソン・ロバーズ『ジュリア』

『ジュリア』は、アメリカの作家リリアン・ヘルマンの同名の自伝的短編集の中の、同題の短編を原作とした映画。激動の時代を生きたリリアンとジュリアの友情、および作家のダシール・ハメットとの愛を描く。
ジェイソン・ロバーズは、ダシール・ハメット役で出演。昨年のアカデミー賞助演男優賞(『大統領の陰謀』)に続き、2年連続の受賞。

ジェイソン・ロバーズ(Jason Robards)

助演男優賞のノミネートは以下の通り。

ミハイル・バリシニコフ(愛と喝采の日々)
ピーター・ファース(エクウス)
アレック・ギネス(スター・ウォーズ)
マクシミリアン・シェル(ジュリア)

助演女優賞:ヴァネッサ・レッドグレイヴ『ジュリア』

助演女優賞も、助演男優賞と同じ『ジュリア』からの受賞になった。
ヴァネッサ・レッドグレイヴはリリアンの親友ジュリアを演じている。この作品でゴールデングローブ賞 助演女優賞も獲得。
1966年の『モーガン』、1968年の『裸足のイサドラ』ではカンヌ国際映画祭女優賞を受賞し、アカデミー主演女優賞にノミネートされていた。1971年の『クイン・メリー/愛と悲しみの生涯』でもアカデミー主演女優賞にノミネートされており、今回の4度目でようやく受賞を果たした。

ヴァネッサ・レッドグレイヴ(Vanessa Redgrave)

他に助演女優賞にノミネートされた方は以下の通り。

レスリー・ブラウン(愛と喝采の日々)
クイン・カミングス(グッバイガール)
メリンダ・ディロン(未知との遭遇)
チューズデイ・ウェルド(ミスター・グッドバーを探して)

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