ジャズシンガーとして活躍中の綾戸智恵さん
綾戸智恵さんのプロフィール
綾戸智恵さんの経歴
1957年、大阪府大阪市阿倍野区に生まれ、幼少期は地元で育った生粋の関西人・綾戸智恵さん。ジャズ音楽が好きだったご両親の影響を受け、地元の私立高校の卒業後はアメリカに渡り、歌手として活動するようになります。
2000年には芸術選奨文部科学大臣新人賞を獲得し、2003年にはNHK紅白歌合戦に出場してアメリカのカントリー楽曲『テネシーワルツ』を歌いました。
2007年からは、それまで使っていた芸名『綾戸智絵』から、本名の『綾戸智恵』に改めて活動。現在は脳の疾患や認知症を患う母親の介護をしながら、芸能活動を続けている状況です。
綾戸智恵さんにまつわるエピソード
息子・イサくんについて
若い頃、渡米先のアメリカで結婚なさった綾戸智恵さん。お相手は、アフリカ系のアメリカ人でジャズミュージシャンとして活躍していた男性でした。しかし、結婚して1年経つと、それまでは陽気で誰からも好かれていた旦那さんが豹変し、DVを受けるようになったのだとか。
イサくんを連れ、逃げるように帰国した綾戸智恵さん。その後、イサくんは日本で育ちましたが、小学生の時にイジメにあったことで不登校になり、綾戸智恵さん自身がイサくんに勉強を教えたそうです。
2014年、24歳になったイサさんは難病を患い、その影響で嗅覚を失なってしまいます。
イサさんの未来を心配した綾戸智恵さんは、世界中にメールで問い合わせ、匂いを感じないイサくんができる仕事を探しました。その結果、たどり着いたのがコーヒーを焙煎する仕事だったといいます。
現在のイサさんは『まいど屋アフロ珈琲』を立ち上げ、その商売も順調のようです。
ホーム - まいど屋アフロ珈琲へようこそ!
母親の壮絶な介護生活
2004年に脳梗塞で倒れた綾戸智恵さんの母親。そのことで右半身に麻痺が残ったものの、大事には至らなかったそうです。
そのため、綾戸智恵さんは仕事と介護を両立させる日々が始まり、1日3時間ほどしか寝られない日が続いたといいます。精神的に追い詰められ、当時は母親と心中することも脳裏を過りました。しかし、息子さんの存在がその気持ちを思いとどまらせ、ひとりで全てを抱え込んでしまっていたことを自覚したそうです。
その後は他人に助けを求めることで、精神的には楽になったみたい。
そんな母親から本当の父親の存在を明かされたのも、綾戸智恵さんにとっては衝撃的な話だったでしょう。これまで綾戸智恵さんが父親だと思っていたのは養父で、実父は母親の28歳も年上の旅回りの芸人で、綾戸智恵さんが2歳のときに55歳の若さで亡くなっていたといいます。
綾戸智恵さんの主な代表作品
楽曲
『Life』
内容&キャッチ
『Best』
キャッチ&内容
『MY LIFE』
収録曲
『LIVE!the Best』
内容&キャッチ
『Picture in a Frame』
キャッチ&内容
テレビ出演
内容&あらすじ
『土曜LIVEワッツ!?ニッポン』
内容&あらすじ
映画
『60歳のラブレター』
内容&あらすじ
最近の綾戸智恵さんの活動ぶり
60歳を過ぎても、まだまだ元気な綾戸智恵さん。メディアで拝見する陽気さからは、プライベートでの育児や介護の大変さは微塵も感じませんよね。あの小さな身体にどれだけのパワーを秘めているのでしょう。
2020年以降も綾戸智恵さんの活動はアクティブさを失なっていません。音楽活動にテレビ・ラジオ番組への出演とお忙しい様子です。公式ホームページでは細かく活躍ぶりが掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
綾戸智恵 - 綾戸智恵オフィシャル・ウェブサイト
公式ホームページだけではなく、Twitterやブログ・インスタグラムをも使いこなす綾戸智恵さん。さらにはYouT ubeチャンネルまで開設されています。
それぞれのリンク先を紹介したツイートも紹介しておきますね。まだ母親の介護は続いているようですが、全速力で突っ走っている綾戸智恵さんのご活躍をこれからも応援し続けたいと思います。今後もまだまだ私たちを楽しませてくれそうですね。