【訃報】昭和の名コメディアン・小松政夫さん死去
バラエティ「シャボン玉ホリデー」などに出演し、多くのギャグを持つタレント・小松政夫(本名、松崎雅臣)さんが7日午前6時51分、肝細胞がんのため死去していたことが分かりました。78歳。
通夜、葬儀・告別式は既に家族らで執り行われています。
1942年生まれ、福岡市出身。”小松の親分”などの愛称でも知られた小松さん。
61年に俳優を目指し、横浜へと移り住みます。いくつかの職を経て、64年に故・植木等さんの運転手兼付き人になります。それをきっかけに「シャボン玉ホリデー」などで、前座や端役を務めます。その後、植木さんから「小松政夫」の芸名をもらい、本格的にコメディアンとして活躍。
「知らない! 知らない! 知らない! もー」「表彰状、あんたはエライ! 以下同文…」など、多くのギャグでお茶の間の人気者に。また、77年にはバラエティ「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」から生まれた楽曲「しらけ鳥音頭」が30万枚を超えるヒット曲になります。
他にも映画やドラマ、舞台などにも出演し、精力的な活動を行っていた小松さん。2017年には、80年発表の「タコフン音頭」以来、36年ぶりとなるシングル「親父の名字で生きてます」を発売していました。
昨年、肝細胞が見つかり、入退院を繰り返しながらも、仕事を続けていた小松さん。最期は家族に看取られながら息を引き取りました。
ご冥福をお祈りします。
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