「チンスポ」とは、チン・スポイラーの略です。
チン(chin)とは英語でアゴのことで、アゴのスポイラー。つまり、フロントバンパーの下端につけられるエアロパーツの事。
現在ではフロントスポイラーと呼ばれ、「チンスポ」は比較的古い呼び名です💦
何のために付けるかというと、車高を低く見せる(シャコタン)効果と、高速走行中に車体下への空気の流入を抑え揚力を低減する効果があるからです。
バケットやローバーまで
バケットやローバー=バケットシート・ロールバーの略。
グラチャンのベース車に、「スカイラインGT-R」や「フェアレディZ」「RX-7」といった当時のスポーツ車が多く登場していました。
グラチャン族には、レースに出ていたグラチャンカーに似せたくて、街乗りでは、あまり必要の無いバケットシートやロールバーなど装備しレーシングマシン風に改造する人までいました。
社会問題となり幕を閉じた
70年~80年代はグラチャン開催時には、族車が富士スピードウェイに集まるのが恒例で、グラチャン会場までの道中や会場内での集会や暴走行為で、迷惑行為として社会問題にまで発展したました。
近隣住民の騒音トラブルや一般観客が集まるグラチャン会場での喧嘩など多くの迷惑行為がありました。
また全日本F3000選手権、全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権、全日本ツーリングカー選手権等)の人気が高まったことで観客数の減少傾向が顕著になり、1989年のシーズンをもって長い歴史に幕を閉じたのです。
2002年から2006年まで「GC-21」の名称でシリーズが復活しましたが、
「富士グランドチャンピオンレース」という表記をされることがあるが、誤りだそうです。
今、海外では
日本ではあまり見かける機会は少なくなった族車ですが、アメリカや東南アジアなどでは、ちょっとした族車ブームになっていると言います。
何でも「ハコスカ」や「ケンメリ」「フェアレディ240Z」など古い日本車が人気で、それら日本製旧車が好きな人たちの中には、愛車をグラチャン風(つまり族車風)に改造し、SNSなどに投稿している人も多いそうです。
海外反応! I LOVE JAPAN : なぜ!?日本の族車、海外で人気になり始めるw 海外の反応。
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最後に・・・。
いかがだったでしょうか?
また面白そうなネタがあったらまとめてみたいと思います。
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