畠山 麦(はたけやま ばく)プロフィール
本名 畠山 昭夫(はたけやま あきお)
生年月日 1944年6月18日
没年月日 1978年7月13日(34歳没)
出生地 長野県南佐久郡南牧村
身長 161 cm
職業 俳優
活動期間 1968年 - 1978年
活動内容 1968年:デビュー
代表作:『秘密戦隊ゴレンジャー』
経歴

1944年6月18日に長野県南佐久郡南牧村で生まれた畠山さん。
地元の高校卒業後、早稲田大学に入学されましたが、途中中退して陸上自衛隊に入隊されています。
デビュー

五人の野武士
陸上自衛隊に入隊中に俳優を志して自衛隊を辞めて俳優の道に進むようになります。
1968年放送のドラマ「五人の野武士」で役者デビューを果しています。
その後もテレビドラマ『青空にとび出せ!』や『時間ですよ』『柔道一直線』や『アテンションプリーズ』・『ガッツジュン』にキャッチャー・野島役でレギュラー出演をされていました。

1975年には畠山さんの代表作ともなる特撮ヒーロー物の『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャー / 大岩大太役に大抜擢されレギュラー出演されています。
畠山さんは、キレンジャーで人気を博し、東映プロデューサーの吉川進氏は、畠山さんの三枚目としての演技を評価しており、キレンジャーのコミカルなキャラクターが『ゴレンジャー』をヒットさせた要因の1つであると述べています。
カレーブーム?

『秘密戦隊ゴレンジャー』の中でも畠山さんは、カレー大好き大岩大太役を演じられていて、
また畠山さんが、美味しそうにカレーを食べるので、当時の小学生の間では土曜の夜や日曜日のお昼等は、カレーなんてよくありました。(秘密戦隊ゴレンジャーの放送が毎週土曜だった為)
秘密戦隊ゴレンジャー終了後
畠山さん「秘密戦隊ゴレンジャー」終了後も、「赤帽かあちゃん」や「がんばれ!レッドビッキーズ」など多数の人気ドラマに出演されていました。
ただゴレンジャー以降は、主役級は無く脇役などの出演でした。
死因は自殺

1978年7月13日に『特捜最前線』(テレビ朝日)の撮影期間中に、出番を残したまま自宅で首吊り自殺。34歳没。
畠山さんは34歳という若さでこの世を去っています。
何でも、撮影当日、一向に現場に現れない畠山さんを心配しマネージャーが自宅を訪ねると亡くなっていたといいます・・・。
原因や理由は何だったのでしょうか?
自殺の原因①キレンジャー色強すぎ?

キレンジャー
畠山さんは、『秘密戦隊ゴレンジャー』では高い評価を受けた役者さんですが、逆にキレンジャーのインパクトが強すぎて、その他の演技ができないと酷評され、役者として悩んでいたと言われています。
それが全ての原因だとは思えませんが、原因の1つだったのかもしれません。
自殺の原因②演技でNGが多かった?

カット~~~!
畠山さんは、デビューからお亡くなりになるまで、10年間のキャリアがあり、多数の映画やドラマに出演されています。
ただキャリアや出演作も多いものの、現場ではNGが多かったと言われています。
NGが多いことに悩んでいたそうです。
『特捜最前線』で共演された誠直也さんのコメントですが、亡くなる前日にも『特捜最前線』の撮影でNGを連発し畠山さんは、悩んでいたそうです。
畠山さんを気遣い「明日のロケが終わったら飲みに行きましょう」と声をかけ、畠山さんも楽しみにしていたそうです。
しかし翌日も畠山さんの撮影はなかなかOKが出ず、先に撮影を終えた誠さんは翌日の再会を約束し、やむを得ず先に帰ったたそうです。
そして翌日の朝からのロケに現れずお亡くなりに・・・。
憶測ですが、NGの連発が追い打ちをかけたのかもしれませんね。
自殺の原因③金銭的な事?
畠山さんは『ゴレンジャー』終了後も何作も映画やドラマに出演されていましたが、レギュラー出演が無く脇役ばかりだったそうです。
レギュラーが無い分、収入もかなり少なかったとも言われています。
畠山さんキャリアは長いものの、同期は売れて、主役クラスで本人は、脇役ばかり、当然付き合い等もあると思います。
また後輩俳優も沢山いらっしゃいます。
そんな中からの、負い目的なものを感じてしまったのでしょうか・・・。
本当の理由は本人しか分かりません。
最後に・・・。
畠山さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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