阪神タイガースの藤川投手が今シーズン限りで引退!すると…?
8月31日に阪神タイガースの藤川投手が今シーズン限りで引退という第一報があり、翌9月1日には引退発表会見を行い、様々なメディアで藤川投手の引退が報道されました。
阪神タイガースの守護神として活躍し、名球会入りとなる通算250セーブを目指しているシーズン途中での発表に、タイガースファンも驚いたとともにこれまでの活躍を労う声がネット上に溢れています。
リンドバーグの“ある曲”の再生数が急上昇!
その引退発表があった8月31日から、ある曲の動画が2日間で5万回を超える再生数となっています。その曲は、今年デビュー30周年を迎えたロックバンドLINDBERG(リンドバーグ)が1996年に発売した「every little thing every precious thing」のミュージックビデオで、同曲は藤川投手がマウンドに上がる際に使用している登場曲です。

ミュージックビデオはこちらです!
藤川投手と「every little thing every precious thing」の関係とは?
タイガースの本拠地である甲子園球場では、藤川投手がマウンドに上がる際、場内アナウンスと共に「every little thing every precious thing」が流れ、球場全体で大合唱が起こりメガホンを振るということが恒例になっており、試合を決めるべくマウンドに上がる藤川選手をドラマティックに演出し、まさにファンと選手を繋ぐ一曲になっています。

2007年、実際に甲子園球場に自身の曲が流れ、まさに球場が一つになる瞬間を現地で体感しているボーカルの渡瀬マキは、今回の引退の報道を受け「甲子園球場で私達LINDBERGの曲にのせてマウンドに登場するシーンを見れたこと、一生忘れません。22年という長い間どんな環境におかれても腐らずひたむきに闘う姿は沢山の人達に勇気を与えたと思います。私も藤川投手のように“歌うこと”を諦めることなく発声障害を絶対に乗り越えて人々に勇気を与えられる人間になりたいと思います。藤川投手夢をありがとう!!!」とコメントしました。

こういった、選手の登場曲としてファンにおなじみとなった曲は数多く、どの曲も名シーンと共に今も多くの野球ファンの記憶と共に残っています。このLINDBERGの「every little thing every precious thing」も、“火の玉”と称された藤川球児の直球と共に、記憶に残っていくことでしょう。
減少の一途を辿る、現役で活躍を続ける「松坂世代」
このたびの藤川球児の引退により、生年月日が昭和55年度(1980年4月2日~1981年4月1日)に該当する「松坂世代」でNPBで現役選手として活躍を続けている選手は松坂大輔(西武)、和田毅(ソフトバンク)、久保裕也(楽天)、渡辺直人(楽天)のわずか4名となりました。中でも和田は現在最も結果を残している選手と言え、2019年には4勝、2020年も開幕ローテ入りからの4勝(9月1日時点)をマークしています。元々は100人近い選手がいた「松坂世代」。現役で活動する選手たちには、引退した選手たちの分も頑張って欲しいものです!
松坂大輔(西武)

和田毅(ソフトバンク)

久保裕也(楽天)

渡辺直人(楽天)

「every little thing every precious thing」を聴きたくなった方はこちら!
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