Iceman(アイスマン)
Icemanは1996年キーボーディスト浅倉大介とギター伊藤・ボーカル黒田、で結成されたユニット。浅倉の「音楽的な実験の場」として位置付けされていたため、攻めた楽曲が多いのが特徴であり魅力。浅倉大介が生み出す音の実験結果に反応(ハマった)方も多い事と思います。
「音の実験の場」という位置付けは、浅倉大介自身が”表現者”として今までになかった音を追求し続けている事を表したもので当初は個人活動が実験の場で、初めて結成したユニット「access」は”ユニットとしての化学反応を楽しむ場所”と位置付けています。
つまりIcemanは浅倉大介の音や表現の実験を広げる場所として自身だけではなく、複数人で音を生み出した場合の実験もしたくなったのだと感じます。
ヤマハ | エンジニアから音楽プロデューサーへ - 音楽プロデューサー・作曲家 浅倉大介さん
Iceman ユニット名の由来・意味
コードネームや、シークレットプロジェクトの名前をイメージ。 コンピュータ関連の要素も含めたかった事からハッカーの別称「Icebreaker(アイス ブレイカー)」もイメージし、浅倉大介によりユニット名の枠組みがされる。
当初は「Icemen(men=複数形)」の予定だったが、所属事務所のプロデューサー2より「3人でひとつ」という意味を込めて「Iceman」として決定。
Icemanディスコグラフィ
Icemanはシングル(ビデオシングル含)7枚と、アルバム(ReMIX含)6枚をリリース。1996年~1999年は Epic Records、1999年~2000年はレーベルを移籍しAntinos Recordsからのリリースとなっています。
シングル
① DARK HALF〜TOUCH YOUR DARKNESS 1996年7月29日発売
② BREATHLESS NIGHT SLIDER 1996年11月18日
③ Edge of the season 1997年3月1日発売
④ FINAL PRAYER 1997年8月21日発売
⑤ 8番目の罪 1997年11月21日発売
⑥ LOST COMPLEX 1998年3月21日発売
<ビデオシングル>
・CRAZY JET 1999年4月29日発売
アルバム
① POWER SCALE 1997年3月26日発売
② Digiryzm Mutation 1998年5月21日発売
③ GATE II 1999年6月6日発売
④ GATE I 1999年7月7日発売
⑤ GATE//white 1999年12月31日発売
<リミックスアルバム>
・gate out 1999年11月11日発売
Icemanが復活?再結成は?
accessが2002年から本格再始動してから、やはり関連するユニットの再開を望む声も少なくない。Icemanもその復活を望むファンの声が上がります。
Iceman自体解散ではなくあくまでも活動休止であり、完全に終わらせた訳ではない。ただ、タイミングなどから長期に渡っての復活という事は難しいかもしれないが、浅倉大介が主催するイベントではメンバーが揃う可能性も少なくありません。
Iceman密かに復活していた!
Icemanが復活し活動というまでではないが、奇跡の復活は遂げていました。コタニキンヤ主催の2016年9月2日に豊洲PITで行われた「Electronic Digital Kingdom DA’s Party 2016(以下E.D.K)」にて活動休止後実に約16年ぶりにIcemanが揃ってステージに!
この日のE.D.Kは3回目「奇跡はきっと豊洲(ここ)にある」と題したイベントでもあり、スペシャルゲストで更にシークレットであった為、この時まで誰もが知りえなかったので、一気に会場が湧いたのは言うまでもありません。
ちなみにこのイベントはDVD化されていますが一般売りはなく、E.D.K会場限定販売となっています。
現在のIcemanのメンバーの活動は?
Icemanのメンバー個々の現在の活動は、浅倉大介以外の2名が特に「今、何してる?」といった声が上がります。活動休止後はそれぞれが音楽活動を行っているのはもちろんですが、加入していたバンドも個々ある様ですが、活動を知る術として簡単な今の活動とともにご紹介します。
浅倉大介(Key&PD)
浅倉大介は、個人での音楽活動とaccessとしての活動の他、ラジオや雑誌・稀にバラエティ番組に登場するなど幅広い活動をされています。Twitterと公式HPで現在の活動やリリースなど知ることができます。
浅倉大介Twitterアカウント:@daisukeasakura
Daisuke Asakura Official Website
伊藤賢一(Gt.)の現在
伊藤賢一は、2004年にそれまで所属していたダーウィンから独立。浅倉大介とのユニットMad Soldiersがプロデュースした「コタニキンヤ(現ダーウィン所属)」の主催するE.D.Mに2016年・2018年・2019年と出演。現在は個人でライブに出演している模様です。
個人ブログは存在していますが最も旬な情報を知るのであればTwitterでチェックすることをお勧めします。(同姓同名でアコ〜スティックギターリストがおりますが別人ですので注意)
伊藤賢一Twitterアカウント:@officialKeito
伊藤賢一オフィシャルブログ
黒田倫弘(Vo.)の活動
黒田倫弘は個人でCDリリースする他、楽曲提供やプロデュース等で活躍中。自身がボーカルを務めるサウンドクリエーターのCH@PPYと結成したABARAについては2016年2月10日新宿BLAZEのE.D.Mに出演するもその後の活動や状況については不明。
最新の情報は黒田個人のHPもしくはTwitterからチェックすることができます。
黒田倫弘Twitterアカウント:@michihirokuroda
Iceman終わりに
Icemanの事実上の活動再開は見込めませんが、イベントでの復活は望めそうな感じもあります。ただ言えるのは3人が今でも繋がっているということ。きっかけとタイミングが合えばまたその奇跡を目撃することができると思います。その日がまたくることを心から願っています!