現在も活躍中の時代劇俳優・里見浩太朗さん
里見浩太朗さんのプロフィール
里見浩太朗さんの経歴
生い立ち
父親の恩給だけでは生活が成り立たず、母親は鈴岡県にある実家を頼り、縫い物の内職をして家計を支えていたそうです。
中学生だった頃はテニス部で汗を流し、高校生になると音楽部に所属していた里見浩太朗さん。高校卒業後、『NHKのど自慢』に出場する機会があって合格しています。この経験から、里見浩太朗さんは築地の魚市場を営む叔父の会社で働きながら、本格的に芸能界を目指すようになります。
芸能界デビュー
その後、時代劇には欠かせない存在として活躍するようなります。時代劇以外では、社会的なテーマを扱った作品や任侠映画・歌謡映画にも出演されており、俳優として確固たる地位を確立されました。
日本映画の勢いが衰えていくと、活動の場をテレビドラマに移行。1970年、芸名を『里見浩太郎』から現在の『里見浩太朗』に改名し、時代劇を中心に活躍されます。
1970年代から1980年代においては、東京テレビ系列で放送されていた『大江戸捜査網』、テレビ朝日系列放送の『長七郎天下ご免!』、日本テレビ系列放送の『長七郎大江戸日記』といった作品でも主演しており、時代劇俳優として大いに存在感を発揮されました。
さらには”主婦のアイドル”といったイメージも確立しており、歌手として、コンサートやディナーショーといった催しも精力的にこなしています。
近年の活躍ぶり
時代劇俳優としても新境地にチャレンジされており、2013年に放送されたテレビ朝日系列の『必殺仕事人2013』では、芸歴55年余りにして初めて悪役を務めました。現在の活躍ぶりについては、里見浩太朗さんのオフィシャルHPに詳細が掲載されています。
里見浩太朗ホームページ
里見浩太朗さんは80歳を超えているはずですが、精力的に時代劇ドラマの出演や舞台公演をこなしており、年齢的な衰えといった様子を微塵も感じさせません。このまま生涯現役を貫いて、これからもまだまだ私たちを楽しませてくれそうですよね。
里見浩太朗さんにまつわるエピソード
拳銃所持の容疑で逮捕
1963年、里見浩太朗さんは山城新伍さんと共にハワイ旅行をした時のエピソード。
現地でSW22口径コルトを購入して、そのまま日本に持ち込んでしまったのだそうです。この拳銃は、後に山口組系の暴力団組員に売却されて、当時、警察が進めていた暴力団壊滅作戦によって、里見浩太朗さん・山城新伍さんによって国内に持ち込まれたことが明らかになりました。
二人揃って逮捕され、起訴。懲役10ヵ月・執行猶予3年の判決が下っています。
ご結婚・家族構成について
1966年、里見浩太朗さんは結婚して、翌年には長男の圭亮さんが生まれました。しかし、1974年には夫婦生活のすれ違いが原因で離婚。1976年、パンアメリカン航空で客室乗務員をしていた一般女性と再婚しています。
息子の佐野圭亮さんも、父親の影響を受けて俳優をしているみたいです。1990年に放送された新春時代劇ドラマ『樅の木は残った』では里見浩太朗さんと親子共演を果たし、『水戸黄門』にもゲスト出演しています。
アルコールを受け付けない
里見浩太朗さんはアルコールを受け付けない下戸だそうで、酒豪で有名な大物俳優が多いなか、このエピソードは少し意外な気がしますよね。梅酒を少し飲んだだけでも、気持ち悪くなってしまうほどだといいます。
打ち上げなどの宴会では、接待や歌うことに専念しており、進行役となっているようですよ。
里見浩太朗さんの主な出演作品
映画作品
経歴でも紹介したように、里見浩太朗さんといえば時代劇映画で有名になっていった俳優です。しかし、いずれも古く、現在も視聴可能の映画コンテンツはかなり少ないようなので、近年の出演作品を中心に紹介していきたいと思います。
内容&あらすじ
『北のカナリアたち』
内容&あらすじ
エイプリルフールズ
内容&あらすじ
テレビドラマ
内容&あらすじ
『水戸黄門』
内容&あらすじ
内容&あらすじ
『リーガル・ハイ』
内容&あらすじ
内容&キャッチ
現在も活躍中の時代劇俳優・里見浩太朗さんまとめ
芸能界において、圧倒的な存在感を示す里見浩太朗さん。時代劇の枠を超え、現代ドラマやタレントとして街ブラといった番組にも出演しており、現在も幅広く活躍しています。
俳優という職業の影響もあるのかもしれませんが、事実として、80歳を超えているということが信じられないです。そんな活気に満ちている里見浩太朗さんを見ていると、私たちミドルエッジ世代も負けてられないという気持ちになってきます。
この記事をご覧になったことを機会に、里見浩太朗さんが出演しているコンテンツをご覧になって、その魅力を再確認してみては如何でしょうか。現在も若手・中堅として活躍する俳優は多いですが、里見浩太朗さんのような個性をもった存在感はおらず、その凄さを改めて実感させられると思いますよ。