ヌージャデル・ガー
クァドラン・ロー
プラモデルの販売
マクロスの放映と同時に今井科学株式会社(イマイ)と株式会社有井製作所(アリイ)が共同でシリーズを展開し、1982年の年末商戦では一部商品が品薄になるほどのヒットを記録した。
量産機体を区別するためのカラーリング・細部変更によるバリエーション展開が作品中にあったため、主人公を始め登場パイロット達の各々のカラーリング変更・一部パーツ替えによる商品展開が、プラモのみならず玩具でも多種行われた。
延長話
アイドルと歌
マクロスのストーリーにはリン・ミンメイがアイドル歌手になっていくシンデレラストーリーもひとつの重要なテーマになっている。
※これは後のマクロスFでも再度扱われる。
ミンメイ役の飯島真理は当時、大学生でオーディションで声優デビューと劇中歌を担当することになり、シンガーソングライターとして注目を浴びた。
飯島真理 Rose(ロゼ)
飯島真理のファーストアルバム
当時、YMOの坂元龍一がプロデュースしているということで、話題になった。新人離れした歌唱力に存在感を感じた一作品。
劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の主題歌「愛・おぼえていますか」はオリコン最高7位を記録するシングルヒットとなり、当時「ザ・ベストテン」などの歌番組に出演。
マクロス以降は、声優を離れアーティスト活動に専念する。
2012年に22枚目のアルバム「TAKE A PICTURE AGAINST THE LIGHT」をリリースしている。
「マクロス」のオマージュ的作品「マクロスF」
マクロス作品は1作目の超時空要塞マクロス以降
劇場版 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年)
OVA 超時空要塞マクロス Flash Back 2012(1987年)
超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-(全6話、1992年)
マクロスプラス(全4巻、1994年-1995年)
マクロスプラス MOVIE EDITION(1995年)
マクロス7(全49話+テレビ未放映3話 1994年-1995年)
マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!(1995年)
マクロス ダイナマイト7(全4話、1997年)
マクロス ゼロ(全5巻、2002年-2004年)
マクロスF(全25話、2008年)
劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜(2009年)
劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜 (2011年)
マクロスFB7 オレノウタヲキケ!(2012年)
TV、OVA、劇場版と様々な作品が出されてきた。
なかでもシリーズ25周年を記念して2008年に放映された「マクロスF」はシリーズの伝統である歌姫について、1980年代の清純派アイドル風のランカ・リーと、現代の洋楽ディーヴァ風のシェリル・ノームがダブルヒロインを配置。
楽曲の多彩さに加え、作中の随所で歌唱シーンを演じている影響から、主題歌・挿入歌のシングルやサウンドトラックがオリコンチャート5位以内に飛び込むセールスを記録、武道館ライブの先行予約には23万件の応募が寄せられ、当選倍率は20倍を上回った。
3DCGに対する作画への評価も非常に高く、ブルーレイディスク第1巻は2008年の年間売上げランキング1位を記録している。
板野サーカス
マクロスを語る上でので忘れてはならないのが通称「板野サーカス」と呼ばれるスピーディーでアクロバティックな戦闘シーンの動画作画テクニックである。
板野一郎が演出する立体的超高速戦闘アクション、または、その特徴を踏襲したアクションシーンを指す。
不規則なミサイルの動き