超時空要塞マクロス1982年10月より放送開始
「スタジオぬえ」が企画した作品であり当初からアニメ雑誌などで、その精巧なデザイン・設定が注目を集めていた。
地球統合軍の兵器
S.D.F-1マクロス
SLV-111 ダイダロス
CVS-101 プロメテウス
マクロスにおける主要メカのひとつである「バルキリー」は、F14トムキャットに酷似した戦闘機がロボットへ一瞬にして変形するアイデアが革新的であり、後のロボットアニメに強い影響を与えた。
二年後に製作された「機動戦士Ζガンダム」でも、Ζガンダムが戦闘機形態に変形可能な他、同じような可変メカが多数登場する。そういったことから「ガンダム」と並ぶ「リアルロボットアニメの2大金字塔」として、「バルキリー」はリアルロボット群に変形ブームを巻き起こした革命機と言える
VF-1 バルキリー
タイプはVF-1A(量産機)、VF-1J(小隊長機)、VF-1S(指揮官機)、VF-1D(複座練習機)。オプション仕様としてアーマードバルキリー、スーパーバルキリーも登場する。
劇場版ではテレビ版デザインをマイナーチェンジし、新たにVT-1(複座練習機)、VE-1(早期警戒機)、オプション仕様のストライクバルキリーが追加される。
ファイター形態
ガウォーク形態
バトロイド形態
VF-1 マックス機(ブルー)ミリア機(レッド)
VF1Jアーマード・バルキリー
MBR-04-MkVI トマホーク
ADR-04-MkX ディフェンダー
MBR-07-MkII スパルタン
SDR-04-MkXII ファランクス
HWR-00-MkII モンスター
【スパルタンとモンスターのサイズ比較】
ゼントラーディ軍の兵器
戦艦サイズ比較
ノプティ・バガニス5631 (ブリタイ艦)
ノプティ・バガニス
ケアドウル・マグドミラ
キルトラ・ケルエール
スヴァール・サラン
Rineunadou Lojmeuean
トゥール・レディール
ケルカリア
劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」に登場
ゴル・ボドルザー級機動要塞
ヌージャデル・ガー
クァドラン・ロー
プラモデルの販売
マクロスの放映と同時に今井科学株式会社(イマイ)と株式会社有井製作所(アリイ)が共同でシリーズを展開し、1982年の年末商戦では一部商品が品薄になるほどのヒットを記録した。
量産機体を区別するためのカラーリング・細部変更によるバリエーション展開が作品中にあったため、主人公を始め登場パイロット達の各々のカラーリング変更・一部パーツ替えによる商品展開が、プラモのみならず玩具でも多種行われた。
延長話
アイドルと歌
マクロスのストーリーにはリン・ミンメイがアイドル歌手になっていくシンデレラストーリーもひとつの重要なテーマになっている。
※これは後のマクロスFでも再度扱われる。
ミンメイ役の飯島真理は当時、大学生でオーディションで声優デビューと劇中歌を担当することになり、シンガーソングライターとして注目を浴びた。
飯島真理 Rose(ロゼ)
飯島真理のファーストアルバム
当時、YMOの坂元龍一がプロデュースしているということで、話題になった。新人離れした歌唱力に存在感を感じた一作品。
劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の主題歌「愛・おぼえていますか」はオリコン最高7位を記録するシングルヒットとなり、当時「ザ・ベストテン」などの歌番組に出演。
マクロス以降は、声優を離れアーティスト活動に専念する。
2012年に22枚目のアルバム「TAKE A PICTURE AGAINST THE LIGHT」をリリースしている。
「マクロス」のオマージュ的作品「マクロスF」
マクロス作品は1作目の超時空要塞マクロス以降
劇場版 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年)
OVA 超時空要塞マクロス Flash Back 2012(1987年)
超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-(全6話、1992年)
マクロスプラス(全4巻、1994年-1995年)
マクロスプラス MOVIE EDITION(1995年)
マクロス7(全49話+テレビ未放映3話 1994年-1995年)
マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!(1995年)
マクロス ダイナマイト7(全4話、1997年)
マクロス ゼロ(全5巻、2002年-2004年)
マクロスF(全25話、2008年)
劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜(2009年)
劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜 (2011年)
マクロスFB7 オレノウタヲキケ!(2012年)
TV、OVA、劇場版と様々な作品が出されてきた。
なかでもシリーズ25周年を記念して2008年に放映された「マクロスF」はシリーズの伝統である歌姫について、1980年代の清純派アイドル風のランカ・リーと、現代の洋楽ディーヴァ風のシェリル・ノームがダブルヒロインを配置。
楽曲の多彩さに加え、作中の随所で歌唱シーンを演じている影響から、主題歌・挿入歌のシングルやサウンドトラックがオリコンチャート5位以内に飛び込むセールスを記録、武道館ライブの先行予約には23万件の応募が寄せられ、当選倍率は20倍を上回った。
3DCGに対する作画への評価も非常に高く、ブルーレイディスク第1巻は2008年の年間売上げランキング1位を記録している。
板野サーカス
マクロスを語る上でので忘れてはならないのが通称「板野サーカス」と呼ばれるスピーディーでアクロバティックな戦闘シーンの動画作画テクニックである。
板野一郎が演出する立体的超高速戦闘アクション、または、その特徴を踏襲したアクションシーンを指す。
不規則なミサイルの動き
板野一郎 - Wikipedia