グラフィックがすごい!「グラディウスⅡ」とは、どんなゲームなの? 

グラフィックがすごい!「グラディウスⅡ」とは、どんなゲームなの? 

ファミコンのシューティングゲームとして登場した「グラディウス」は、当時瞬く間に大人気となった ゲームでした。そして、その後アーケーゲームの移植版として作られた「グラディウスⅡ」は、前作を遥かに超える面白さがあったゲームでした。今回は、その大人気シューティングゲーム「グラディウス」の第2弾・「グラディウスⅡ」について、ゲームの内容や各ステージの詳細などについてご紹介します!


「グラディウスⅡ」ってどんなゲームなの?

1980年代に大人気となった任天堂のゲームといえばファミリーコンピューター、略して「ファミコン」ですが、そのファミコンのゲームソフトのシューティングゲームで有名なゲームと言えば、「グラディウス」ですよね。ファミコン世代の人ならば一度はプレイしたことがあるのではないでしょうか?

そして、大人気となった「グラディウス」には、続編があります。それが「グラディウスⅡ」です。

「グラディウスⅡ」は、元々アーケードゲームでしたが、そのアーケードゲームがファミコンに移植され、1988年にファミコンのソフトとして発売されました。

しかし、「グラディウスⅡ」は、アーケードゲームを完全に移植した形になっていますが、ゲームのBGMはその半分がオリジナル曲に変えられているものの、前作の「グラディウス」よりも面白く、パワーアップしているのです。

そこで今回は、前作よりもパワーアップした「グラディウスⅡ」について、ゲームの内容やオプション、ステージについてご紹介します!

「グラディウスⅡ」のゲーム内容とは?

前作の「グラディウス」よりもパワーアップした「グラディウスⅡ」。そのゲームの内容とはどのような内容なのでしょうか?

「グラディウス」は、横スクロール型のシューティングゲームで、画面右側から出てくる戦闘機などの敵をレーザーや爆弾などで破壊して、最終的にはそのステージのボスを倒すという内容になっています。

しかし、出てくる敵も攻撃をしてくるので、敵から放たれるレーザーや爆弾を回避しながら進んでいかなければいけません。

ステージにはいくつかあり、各ステージを進んでいく事で、さらに強い敵のいるステージへ進めるようになります。そして、各ステージにはボスがいますので、そのボスを倒して、そのステージはクリアになり、次のステージへ進むことができます。

そして、最終ステージにはラスボスがいて、そのラスボスを倒すことで全クリアとなり、エンディングを見ることができるのです。

このように、ゲームの内容は前作とさほど変わりがありません。では、「グラディウスⅡ」のどこがパワーアップしているのかというと、各ステージの敵がパワーアップしていることと、グラディウスの機体に備え付けられている武器がパワーアップしているのです。

「グラディウスⅡ」のオプションとは?

グラディウスには、自身が操作をする戦闘機の機体に武器が備え付けられていて、その武器で敵を倒します。

しかし、各ステージを進んでいくごとに敵が強くなるので、標準装備の武器だけでは勝てなくなってしまいます。

そこで、武器には「オプション」いうものがあり、敵を倒した時に出てくるカプセルというアイテムを入手することで武器がパワーアップしていきます。

最初はノーマルショットという弾が飛ぶだけですが、そのオプションには4段回あり、アイテムを取ることでその武器がレーザーになったり爆弾を出すようになったりと、武器が強くなっていきます。

そして、オプションが4段回目になると、武器がかなり強くなります。そのため、いわゆる雑魚と呼ばれる敵は簡単に破壊することができ、ボスとの戦闘でもかなりのダメージを与えることができます。

しかし、自機が敵に破壊されたりすると、せっかくパワーアップしたオプションがまた最初の段階に戻ってしまうので、敵に破壊されないように注意しなければならないのです。

このように、グラディウスⅡでは前作と同じように武器がパワーアップしていきますが、その威力は前作を超えます。そして、グラディウスでは、その武器が強くなっていくところが魅力でもあるのです。

「グラディウスⅡ」のステージにはどんなステージがあるの?

ファミコンの大人気シューティングゲームのグラディウスⅡですが、その魅力の一つに、自機の武器がパワーアップしていくという「オプション」というものがあります。

グラディウスⅡでは、そのオプションがどんどん強くなり、敵をガンガン倒せることが面白さでもありますが、グラディウスⅡの面白さはオプションだけではなく、前作よりもパワーアップしたステージにも面白さがあります。

グラディウスⅡでは、そのステージが7ステージあります。で各ステージはどのようなステージなのでしょうか?

グラディウスⅡのステージにはどんなステージがあるの?

グラディウスⅡのステージは、全部で7ステージあります。
そして、そのステージはクリアしていくことに敵が強くなっていくので、だんだんとクリアが難しくなっていきます。

また、各ステージにはそれぞれテーマがあります。
ちなみに、当時は「ステージ」という表現ではなく、「1面・2面・・・」という風に言っていました。
「1面・2面・・・」という表現の仕方は、当時グラディウスⅡをプレイしていた人からすると、とても懐かしい言い方ではないかと思います。

では、各ステージがどのようなステージだったのかをご紹介します。

まず、ステージ1(1面)は、「人工太陽」ステージです。
このステージには大きな太陽がいくつも出てきて、その太陽の表面には炎をまとっています。そして、その太陽から、炎の竜が出てきて攻撃してきます。その他にも火の鳥のような敵が出てきます。

それらを倒したり避けたりしながら進んでいくとそのステージのボスが出てきます。
ステージ1のボスは大きなフェニックスが相手です。

ステージ2(2面)は、「エイリアン」ステージです。
このステージでは、かぎ爪を持った虫の様なエイリアンや、ガイコツのようなエイリアンの壁があったりして、無気味な雰囲気をかもし出しています。
そして、ステージ2のボスは大きなガイコツのようなエイリアンの頭が襲ってきます。

ステージ3(3面)は、「逆火山・結晶」ステージです。
前半は地面からそびえ立つ火山と天井から逆さまにそびえ立つ火山があり、それぞれの火山が噴火し、岩などが襲ってきます。この火山は、前作でもあったステージですが、攻撃の仕方は変わっています。

そして、その火山を通り過ぎると、今度は結晶が待っています。ステージの地面と天井には結晶が貼り付いていて、攻撃してくる敵も結晶の塊です。
ステージのボスは、宇宙船の様な大きな結晶の塊です。

ステージ4(4面)は、「モアイ」ステージです。
このモアイステージは前作でもあり、グラディウスでは欠かせないステージです。

前作に続いて、様々な角度からモアイがリングの様なものを吐きながら攻撃してきます。しかし、モアイの数や攻撃も、前作よりパワーアップしています。
そして、このステージのボスもモアイですが、プレーヤーが操作している戦闘機の進行方向の正面の壁と地面と天井に大きなモアイの顔があり、3方向から襲ってきます。

ステージ5(5面)は、「ボス・オンパレード」ステージです。
このボスステージでは、前作のステージの中ボスとボスが出てきます。ボスたち自体は、その姿や攻撃の仕方も前作と全く同じなので、前作をプレイしたことのある人は、とても懐かしいのではないでしょうか?

ステージ6(6面)は、「要塞」ステージです。
この要塞ステージは、前作でもありましたが、グラフィックが違っています。また、前作での「要塞」ステージは最終ステージでしたが、このグラディウスⅡでは、最終ステージではなくその1つ前のステージとなっています。そして、ボスは要塞に6本の足が付いた機械の様な姿をしています。

ステージ7(7面)は、「細胞」ステージです。
このステージは最終ステージですが、細胞の一つ一つが合体して壁や敵になっていて、見た目はとてもグロテスクです。前作でも「細胞」ステージはありましたが、どちらかというとDNAの様な線の集合体だったので、それほどグロテスクには見えませんでした。しかし、グラディウスⅡの「細胞」ステージは、まるで人間の体内にいる様なデザインをしています。そして、最終ボスも細胞にちなんだボスです。

前作のボスはブレーン(脳)でした。そして、グラディウスⅡのボスもブレーンには違いないのですが、今作のボスはただのブレーンではなく顔があり、脳が見える形でデザインされています。

前作の最終ボスは攻撃をせず、ボスを支えるように張りめぐさられた線を切ればボスを倒すことができましたが、今作のボスはしっかり攻撃してくるので、とても手強いのです。

このように、各ステージにはテーマがあり、全く新しいステージがあれば、前作を受け継いだ懐かしいステージがあるので、最後までとても楽しむことができるのです。

「グラディウスⅡ」のエンディングとは?

さまざまなステージを苦労して全クリアした時に、必ず見ることができるものが「エンディング」ですよね。

「エンディング」は、どんなゲームにでもありますが、ファミコンの初期のゲームには、今では普通にあるセーブ機能がないことが多く、ゲームオーバーになればまた最初からになるので、ゲームを全クリアしエンディングを見ることができた時の喜びはとても大きなものでした。

もちろんこのグラディウスⅡにもエンディングはあります。しかし、7つのステージのグラフィックやゲーム性のインパクトがありすぎて、グラディウスⅡのエンディングがどんな内容だったのかを覚えていない人がいるのではないでしょうか?

では、グラディウスⅡのエンディングとは、どんな内容だったのでしょうか?

グラディウスⅡのエンディングはとてもシンプルです。
ファミコンのゲームのエンディングでは、エンドロールとゲームラスボスを倒した後のキャラクターの様子が音楽付きで流れることが多いですが、グラディウスⅡのエンディングも同じような内容のエンディングでした。

最終ステージのラスボスを倒した後、エンドロールと共にプレーヤーが操作していた戦闘機が敵の基地から脱出し宇宙空間を飛んでいきます。そして、戦闘機が離れていく途中で、戦闘機のバックにあった敵の基地が自爆します。

自爆した敵の基地を背に、それから戦闘機は宇宙空間を飛び続け、やがて地球が見えてきて、戦闘機は地球に向かって飛んでいくのです。

戦闘機が宇宙空間を飛び続けている間、エンドロールが流れますが、グラディウスⅡを制作した「KONAMI」の社名が出た次点で、戦闘機が地球に到着します。ただそれだけのエンディングなのですが、エンドロールが流れ、「KONAMI」の社名が出てくるのを見た時、なぜか全クリアしたという達成感がこみ上げてくるのです。

このように、エンディングは至ってシンプルなものにもかかわらず、見ることができた時の感動はとても大きなものなのです。

「グラディウスⅡ」をプレイしてみよう!

関連する投稿


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

角川アスキー総合研究所より、国内外ゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書2025』が発売されます。発売予定日は8月7日。


伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む!『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売決定!初回限定版も要チェック!

伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む!『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売決定!初回限定版も要チェック!

伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む、超人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」(CS放送フジテレビONE スポーツ・バラエティで放送中)のDVDシリーズ第22弾、『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売されます。


X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

株式会社エディアより、1989年から1990年にかけて発売されたX68000用ゲーム「ソル・フィース」「夢幻戦士ヴァリスⅡ」を収録したX68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が現在好評発売中となっています。


広島県福山市で昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』が開催決定!高橋名人など著名なゲストが続々登場!!

広島県福山市で昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』が開催決定!高橋名人など著名なゲストが続々登場!!

広島県福山市「iti SETOUCHI(イチ セトウチ)」にて、昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』の開催が決定しました。会期は8月30日(土)・31日(日)。


最新の投稿


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。


伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体『UWF(ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)』が、設立40周年を記念し、特別イベント「無限大記念日」を書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します(2025年12月24日~2026年1月12日)。第1次UWFの貴重な試合映像や控室、オフショットなど、4,000枚以上のアーカイブから厳選された写真が展示されます。復刻グッズや開催記念商品も販売され、当時の熱狂が蘇ります。


グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

株式会社グラニフは、TVアニメ『幽☆遊☆白書』との初コラボレーションアイテム全21種類を、2025年12月2日(火)より国内店舗および公式オンラインストアで販売開始します。主人公の浦飯幽助をはじめ、桑原、蔵馬、飛影のメインキャラクターに加え、戸愚呂、コエンマなど欠かせないキャラクターをデザイン。11月26日より先行予約も開始され、ファン必見のラインナップです。


全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、隔週刊『1/18 エクストラスケール 国産名車コレクション』を2026年1月7日に創刊します。全長約20cm、1/18スケールのダイキャスト製で、日本の自動車史を彩る名車を精巧に再現。ボディラインやエンジンルーム、インパネなどの細部ディテールにこだわった「エクストラ」なコレクション体験を提供し、マガジンでは名車の開発秘話や技術を深掘りします。