それいけ!アンパンマン
放送局 日本テレビほか
放送期間 1988年10月3日 - 現在
原作 やなせたかし
監督 永丘昭典
脚本 米村正二ほか
初期のアンパンマン バイキンマンへの攻撃がえげつない
初期のアンパンマンはバイキンマンへの攻撃がエゲツなかった…
ジャムおじさん、バタコさん、テンドンマンの3人がかりで洗濯機にバイキンマンを放り込みジャブジャブ洗濯するのは有名ですね。
バイ菌にとっては拷問以外のなんでもないでしょう…
バイキンマンはバイ菌なので清潔にすること、殺菌作用のある食べ物に弱いため他にも石鹸で洗われてしまい体が小さくなったり、体が白くなったりしています。
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助けた子供の反応が…
お腹を空かせた子供にパン(顔)を差し出すおなじみのシーン。
現在の「それいけ!アンパンマン」ではアンパンマンからパンを貰った子供は「おいしい!元気が出てきた!」などの反応をします。
しかし、初期のアンパンマンは違いました。
「え、アンパン…!?まずいしダサい!」と言われることもありました…
助けてあげたのに…酷い…
ジャイアントアンパンマン
ジャムおじさんが「強いアンパンマンをつくる!」と、通常の何倍も大きな顔のアンパンマン、その名も「ジャイアントアンパンマン」を作ったこともありました。
ジャムおじさんといえばパン作りだけでなく、これまでアンパンマン号、船や飛行船、宇宙船まで作っています。
アンパンマン号は12話から現在まで頻繁に登場している乗り物ですが、車輪をキャタピラ、スキー板に変えることも可能で火炎放射器まで搭載しています。
これだけの能力を持ったジャムおじさんですので、ジャイアントアンパンマン作成の回についてネットでは
「ジャムおじさん色々作れるはずなのに…なぜ大きくしただけのアンパンマン…?」と突っ込む人も見られました。
確かにアンパンマン強くしたいのなら大きくしなくても武器を作るとか他に方法はありますよね…
ちなみに、ジャイアントアンパンマンを見たバイキンマンは
「でかけりゃ良いってもんじゃないぞ!」と最もなツッコミをしています。
泣けるストーリー
現在のアンパンマンはハッピーエンドが基本です。
しかし初期の放送では死んでしまうキャラクターがいたり、ハッピーエンドとは言えないような結末、泣けるストーリーもありました。
そのため、「初期のアンパンマンの方が面白かった」という声もありますが、逆に子供には「今のアンパンマンの方が安心して子供に見せられる」という声もあります。
TVシリーズでは「アンパンマンとゴミラ」が「泣ける」と有名なストーリーです。
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怖いストーリー
初期のアンパンマンで「怖い」と言われているのが「アンパンマンとくらやみまん」
くらやみまんのマントに包まれると異世界に飛ばされ、荒廃した世界で過ごすうちに少しずつ気力を失っていきます。
この世界から脱出できなければ永遠に異世界で孤独を感じながら過ごさなければならない…
という恐ろしい能力を持ったキャラがいます。
カレーパンマンの攻撃方法が衝撃的
カレーパンマンは「カレーパンチ」「カレーキック」の攻撃だけでなく口からカレーを出すという攻撃をします。
主にバイキンマンの顔面にカレーを噴射し目を潰していましたが、他のキャラクターにはない凶暴性がありますよね…
しかもカレーを噴射しすぎるとベコベコに顔が凹み、ジャムおじさんがカレーパンマンの口にカレーを流し入れ復活させるというシーンもありました。
また、カレーパンマンが口からカレーを出してお皿に入れ配る姿に「え、その口から出したやつをみんな食べるの…!?」と衝撃を受けた人は多いようです。
今も昔も子供から大人気!
現在「複数人で(アンパンマンやその他のキャラ)でバイキンマンを総攻撃するのはいじめ」
「アンパンチは暴力的だ」などという意見もあるため、初期のアンパンマンと現在放送されていアンパンマンは少し変わった部分もあるかもしれませんが、アンパンマンは昔と変わらずガッチリと今の子供達の心も掴んでいますね。