第9回公式ナノブロック作品コンテスト『nanoblock AWARD 2019』の受賞作品が決定!
ダイヤブロック・ナノブロックのメーカーである株式会社カワダは、同社が主催するnanoblock(ナノブロック)シリーズの公式コンテスト『nanoblock(R) AWARD 2019』受賞作品を、2月14日に発表しました。

今回で9回目を迎える『nanoblock AWARD 2019』は、2019年9月20日~11月30日の期間、「Under 200pcs部門」、「No limit部門」、「nanoblock+(R)部門」、「Photo部門」の計4部門で作品を募集。各方面で活躍しているクリエイターを中心とした審査員の厳正な審査により、世界中のナノブロックファンが応募した総作品数600点以上の中から計35作品の受賞が決定しました。その中に、何とも懐かしい作品が含まれていると大きな話題となっています。
こちらが受賞作品です!
「Under 200pcs部門(200ピース以下で作られた作品)」の<達人>では、u_jirojir_nさんの制作した「出前の達人」がグランプリを受賞。35人前のそばを担いでおり、まるで昭和の漫画のような表現に昔懐かしさを感じる人が続出しています。
※「nanoblock達人“TATSUJIN”=Master of nanoblock(達人)」とは、ナノブロックの高い組み立て技術と抜群のアイディア・センスを持ち、作品コンテストでの輝かしい受賞履歴のあるナノブロックビルダーに与えられる株式会社カワダ公認の称号です。

また、「No limit部門(ピース制限やテーマの無い自由作品)」の<一般(一般応募)>では、ナガヒロさんの制作した「懐かしの駄菓子屋」がグランプリを受賞。ミドルエッジ世代であれば誰もが足を運んだであろう木造の昔ながらの駄菓子屋に、ノスタルジーを感じる方が続出している模様です。

他の受賞作品をチェックしたくなった方はこちら!
受賞作品発表 | nanoblock AWARD 2019
ナノブロックで注目を浴びる駄菓子屋!近年の状況は?
このたび開催された『nanoblock(R) AWARD 2019』で再び注目を集めている、昔ながらの駄菓子屋。我々ミドルエッジ世代が子供だった頃から早数十年が経過しましたが、現在はどうなっているのでしょうか?近年の動向をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
昭和の子供たちが通った当時のままの駄菓子屋が発見される!!
2019年7月には、我々が通っていた頃そのままの「ウソみたいな駄菓子屋さん」が発見され、ツイッターで大きな話題に。若かりし頃の少年隊や草刈正雄、郷ひろみ、そして「I feel Coke」のポスターなど、時代が昭和のまま止まったかのような店内に「昭和遺産に認定」といった声も上がっていました。
静岡県民のソウルフード「チーズあられ」の販売が終了。
2019年5月には、静岡県西部で人気だった駄菓子「チーズあられ」の販売が終了。製造元のエルミオーレ製菓の廃業に伴い決定されたとのことで、ツイッター上で「ショックすぎる」といった悲しみのコメントが続出しました。しかしながら、販売終了となるのはエルミオーレ製菓が製造していた「チーズあられ」で、中村製菓や玉木製菓などが製造する同名商品は販売が継続されているため、チーズあられが全滅した訳ではないのでその点はご安心ください!
ジオラマで昭和の駄菓子屋を再現した書籍が刊行!
また、2019年4月には昭和の駄菓子屋をジオラマでリアルに再現した書籍『駄菓子屋の[超リアル]ジオラマ』が刊行。天才ジオラマニスト「情景師アラーキー」が、和風建築の基礎知識を調べ、図面を引き、駄菓子屋を訪ね歩き、ゼロから1人で1年がかりで作り上げた、1/24スケールの駄菓子屋ジオラマ作品が掲載されています。その出来栄えは以下の写真をご覧になれば一目瞭然!その圧倒的昭和感に引き込まれていくこと間違いなしです!
このように、今でも定期的に話題となっている「昔ながらの駄菓子屋」。かつて通った駄菓子屋のあった場所を、久々に訪問してみるのも良いかもしれませんね。

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